アクリリックネイルの特徴とオフやメンテナンスについて

ネイリストはお客様の要望に合わせてさまざまなネイルを提供して、満足してもらうことが仕事です。そのため、プラスチックの付け爪やジェルネイル、ストーンなどのアクセサリーによる装飾だけでなく、アクリリックネイルについても対応できる知識と技術が求められます。

そこで、アクリリックネイルの正しい施術方法や、自由な形や長さが作り出せるアクリリックネイルの特徴、オフの方法と注意点、そして定期的なメンテナンスの必要性などについてご紹介します。

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アクリリックネイルはスカルプチャーのこと

アクリリックネイルとはアクリルでできたネイルという意味で、スカルプチャーのことだと理解すればいいでしょう。スカルプチャーは、アクリルリキッドとアクリルパウダーでアクリルボールを作り、それを土台であるフォームの上で一定のステップに従って伸ばして人工爪を作る手法、またはそれによって仕上げたネイルのことです。

人工爪には、プラスチック製の付け爪もありますが、このタイプの付け爪はもともと出来上がっている人工爪を自爪に両面テープや専用の接着剤で付けることで長さを出しますが、スカルプチャーの場合は自爪の延長部分を強度の高いアクリルで作り出すことになります。アクリルで形を作るためには高度な技術が必要とされますし、アクリルは肌に触れるとトラブルを起こす成分が含まれていますので取り扱いにも注意が必要です。そのため、アクリリックネイルをお客様に施術するネイリストには、専門知識と高度な技術が求められることになります。

しかし、アクリリックネイルをマスターすれば、それだけネイリストとして提供できるネイルの幅を広げることにつながりますので、プロのネイリストであればマスターしておきたい必須の技術だといえるでしょう。アクリリックネイルを理解するためには、施術方法はもちろん、その特性やオフの方法、さらには定期的なメンテナンスまで正しく理解しておく必要があります。

アクリルボールのミクスチュアは徐々に硬化して形を作る

アクリリックネイルを理解するためには、アクリルによって人工爪を作り出す過程を知ることが大切です。そのため、スカルプチャーのやり方をマスターすることがまず求められるでしょう。スカルプチャーという言葉には彫刻という意味も含まれています。これがスカルプチャーの特性をよく表しているといえるでしょう。形を作り出すという意識でスカルプチャーの施術を行うことがポイントです。

スカルプチャーの基本的な仕組みは、アクリルを固めて人工爪を作ることです。作り方は、まず施術前に自爪を整えたあと、アクリルリキッドとアクリルパウダーを混ぜたミクスチュアと呼ばれるアクリルボールを作ります。このミクスチュアは3つ作るのが一般的です。

ひとつ目のミクスチュアは、爪の先端部分に置き、長さを出す部分として使います。2つ目のミクスチュアはひとつ目のミクスチュアと自爪の部分をなめらかに接合するために使われます。最後の3つ目は、自爪のキューティクル部分から爪先までの表面を整えるために使います。これら3つのミクスチュアは時間の経過とともに固まっていき、プラスチックなどの素材よりも硬度があるのが特徴です。

そのため、あまり時間をかけて作業をしていると思うような形になりませんので、素早く作業することが大切です。独特のにおいがあることをお客様にしっかり説明しておく必要もあるでしょう。

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形や長さに自由度があるのがアクリリックネイルの魅力

スカルプチャーネイルとも呼ばれるアクリリックネイルの特徴は、アクリル素材を使ってお客様の自爪に合わせて新たに人工爪を作り出すことです。そのため、形や長さ、厚みをお客様の要望に沿って自由に決めることができるというメリットがあります。例えば、爪の先へいくほど細くなるようなデザインにすることもできますし、爪先を好みのラウンドシェープに整えることもできます。

自爪より少し長い程度のネイルにするといったことや、かなりの長さを出すことも可能です。ネイル全体の雰囲気を変えるためには色も重要ですし、ストーンなどの装飾を使うことも効果的ですが、人工爪のデザイン自体を変えることによって清楚なネイル、豪華なネイルなどさまざまな雰囲気のネイルにすることができます。スカルプチャーネイルはその自由度の高さが魅力なのです。

また、アクリルのミクスチュアはどんな形にもできますので、立体的な3Dアートを作り出すことも難しくありません。プラスチックや金属などでできている既成の人工爪にはそういった自由度はありませんので、アクリリックネイルをマスターすることによって、ネイリストとして提供できるネイルサービスの幅を広げることにつながるでしょう。「スカルプチャーなんでもやり放題!」といった宣伝をすることで、集客しているネイルサロンもあります。

オフする場合はアセトン入りの溶剤が欠かせない

スカルプチャーの特徴は自由な形が作れることですが、アクリルによって作り出された人工爪は強度が高いため、オフするためには特別な方法を用いることが求められます。ただ削るだけでは自爪を傷めることになりますので、特別な溶剤を使ってオフするのが一般的です。

スカルプチャーの施術をするネイリストとしては、しっかりとオフする技術と知識をマスターしておくことも大切だといえるでしょう。オフする手順は、まずファイルでスカルプチャーの表面を削ります。このときに、自爪や指の肌を傷つけないように注意しましょう。

次に、アセトンを含む溶液であるリムーバーを使ってスカルプチャーを溶かします。アセトン入りの溶剤をコットンに含ませて爪の上に置き、アセトンなどの溶かす成分が蒸発しないようにアルミホイルをかぶせて15分程度待ちます。無理して溶剤をつけながら削るのはトラブル発生の原因になる可能性がありますので避けた方がいいでしょう。そのあとは、アルミホイルを取り除きスカルプが溶けていることを確認して、プッシャーやオレンジウッドスティックなどを使用してスカルプを落としていきます。

無理にはがそうとすると自爪や指の肌にダメージを与えかねませんので、溶けていない部分があれば再度リムーバーをつけて溶かすという作業を繰り返すことがポイントです。最後は表面をバッファーなどで整え、クリームなどでしっかりと保湿して終了です。

トラブル回避には定期的なメンテナンスが大切

アクリリックネイルは、爪の形の自由度の高さなどの魅力がありますが、トラブルが発生するリスクもあります。主なトラブルとしては、人工爪と自爪の隙間に水分が入り込むことでカビが発生し、感染症になり変色するグリーンネイルと呼ばれるトラブルや、アクリル素材でできたスカルプチュアは硬いという特徴がありますので、人工爪をぶつけると人工爪自体はダメージを受けなくても接合部がずれてしまったり浮いてしまったりするなどのトラブルが挙げられます。トラブルが起こった状態を放置すると、見栄えが悪くなるだけでなく健康上の問題にまで発展する可能性がありますので注意が必要です。

ネイリストとしては、お客様にそういったトラブルの可能性があることを伝えておく必要があるでしょう。対策としては、定期的なメンテナンスを行うことが有効です。スカルプチャーを施したお客様には、定期的にサロンに来てもらってメンテナンスを必ず行うようにすることが大切です。メンテナンスでは、スカルプチャーの浮きを修正したり、欠けが発生した部分を修復したりすることが主な作業内容となります。お客様と長いおつきあいをするためにも、定期的なメンテナンスをおろそかにしないことが大切です。

また、あまり頻繁にオフすると自爪を傷める危険性もありますので、定期的なメンテナンスによって長持ちさせることが重要だということも頭に入れておきましょう。

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