やらないよりやった方がいい。やる時は全力で楽しむ。【本当は教えたくない! 人気スタイリストの休日/Belle 伊藤千穂さん】
人気のあるスタイリストは何が違うのか。スキルアップやお客様の心を掴むためにどんなことをしているのか。同じ美容従事者として気になったことはありませんか? 実は休日の過ごし方にもその秘密は隠されているのかも! ということで、当企画では、普段は知ることのない人気スタイリストの休日を取材しました。
今回は、スタイリスト1年目ながら雑誌等でも活躍中の伊藤千穂さん(Belle 表参道店)に話をお伺いしました。
おしゃれショート&ボブが人気! スタイリスト1年目・若手のホープ
伊藤 千穂(イトウ チホ)さんのプロフィール
美容師歴:6年目/スタイリスト歴1年目
出身地:福島県
出身校:国際ビューティファッション製菓専門学校
美容師としてのモットー:時間は平等。どれだけやるかで差が生まれる。
Instagram:@belle__ic
<伊藤さんのとある休日1>美術館へ行く
お姉さんの影響で美術館巡りが好きになったという伊藤さん。最近では、気になった美術展は観に行くようにしているそう。写真は「塩田千春展」を観にいった時のもの。
――仕事にはどんな影響がありますか?
「素敵な作品には刺激を受けます。感性が豊かになりました! 作品を作るときのヒントにもなるし、お客様との会話のネタにもなります。」
アシスタント時代から多くのお客様に支持されていて、今や雑誌などのメディアでも活躍する伊藤さん。こういうところでもそのセンスは磨かれているんですね。
<伊藤さんのとある休日2>美容師仲間と楽しいことをする
同じ美容師として頑張る仲間と過ごす時間は、楽しいだけでなく、いい刺激になっていると話す伊藤さん。「時間はみんな平等な中、やっている子もやっていない子もいる」。美容師仲間との交流の中には、『こういうやり方もあるんだ』、『こういう仕事をしているんだ』と学ぶことや知ること、気づきが多いんだそう。一方で「アシスタント時代には、先輩の撮影やセミナーには進んでついていっていました。吸収することも多いし、いろんな人との関わりもできるので、そういうのが楽しくて」とも。
遊びでも仕事でも「充実させるには何でもしっかりやった方がいい」というポジティブ思考で、楽しみながら経験値を重ね、視野を広げていっているご様子。視野が広がるとやりたいことも増えてくる。「いろんな仕事をしてみたい」という伊藤さんの今後の活躍に期待が広がります。
伊藤千穂さんの「休日を有意義にする3つの心得」
取材中、「時間は平等」と何度も口にする伊藤さん。等しく与えられた、でも、限りのある時間をどう使うか、ということをとても意識して日々を過ごされていることが伝わってきました。そんな彼女に聞いた「休日」を有意義にする心得がこちら。
1.遊ぶ時は全力で楽しむ
「人生は一度きり。時間も平等。なので、今しかできないこと、見られないものを逃さないように過ごしたいと思っています。」
2.時間の有効活用
「1日を長く有意義に過ごす為にはこれが大切! 外に出かける日は、早寝早起きをします。」
3.休息時間
「遊ぶのも大事だけど、疲れを癒すのも大事。たまに何もない日をつくって、しっかり疲れをとります。」
「いろんなところに行くと学べることも多くなる。だから私は、そこを大事にしています。やることで自信にもつながるかなと思います。」と話される通り、仕事でも休日でも「今」の時間を精一杯楽しみ、気づき、吸収することで成長を続けている伊藤さん。「やらないよりやった方がいい」というそのポリシーが今の彼女を作り、そして未来を切り開いてくのだろう。
取材・文/細川光恵
Salon Data
Belle 表参道店
住所:東京都渋谷区神宮前3-5-4
TEL:03-3479-6656
URL:http://belle-omotesando.jp
Instagram:@hair_salon_belle