入社前のフォロワー数、「1万人超え」のインスタグラマーがALBUMに集まる理由とは?【ALBUM スタイリスト 羽場友紀さん、アシスタント 榊原菜桜さん、アシスタント 澤井沙羅さん】#2

日本屈指の予約が多いサロンとして、いま勢いのあるALBUM。なんと公式Instagramアカウントのフォロワー数は45万人超え! 既に在籍しているスタイリストはもちろん、入社前からフォロワー1万人以上の人たちが続々とALBUMに集まっています。人気インフルエンサーがALBUMに注目する理由とは?

後編では、前編に引き続き3名のスタイリスト・アシスタントにお話を伺い、入社前にすでに1万人以上のフォロワーを獲得していた背景やALBUMのSNSとの向き合い方を探っていきます。

お話を伺ったのは…

写真中央:スタイリスト 羽場友紀さん(2021年入社・池袋店勤務)

山野美容専門学校を卒業後、ALBUMに入社。渋谷店でのアシスタント歴1年を経て、入社した翌年にスタイリストデビューを果たす。
Instagramは、「男性目線で可愛い女子」をテーマに投稿中。ティーンから支持を得ている。
@album_habayuki

写真左:アシスタント 榊原菜桜さん(2022年入社・新宿店勤務)

学生の頃からヘアアレンジを得意とする。ベルエポック美容専門学校を卒業後にALBUMに入社し、現在スタイリストデビューに向けて精進中。
韓国のスタイリングをベースにかっこよくモードな雰囲気のInstagramは、大人っぽい女性からの受けが多い。
@nao_stylinghair

写真右:アシスタント 澤井沙羅さん(2023年入社・池袋店勤務)

自身のアイデンティティを広く発信したい気持ちから美容師を志す。国際文化理容美容専門学校 渋谷校を卒業後、念願のALBUMに入社。現在は研修を受けながら、サロンのアシスタントを週2で務める。
自身の好きなものを集めた投稿を中心としたInstagram。どこかレトロを思わせる投稿は、若い世代から注目の的。
@srt_.o0

入社前から始めていたInstagramのフォロワー数は約1万人超え


──みなさんは入社前からInstagramのフォロワー数が1万人超えとのことですが、いつ頃からどんな目的で始めましたか?

榊原さん:私はもともと美容師に憧れていましたし、情報を発信することも好きだったので、学生の頃から趣味感覚で始めたんです。当時は「垢抜けたい人」や「ヘアアレンジ好き」をテーマに発信していたところ、共感を得られたのか徐々にフォロワーも増えました。

羽場さん:僕は学生の頃からプライベートのアカウントを持っていて、今もそのまま継続して使用しています。ALBUMに入社をすることを目指した以上、一定のフォロワー数は獲得するべきだと思っていたんです。投稿していた内容は、自分なりに美容とかヘアアレンジとか豆知識的なものが中心でした。

──澤井さんは入社したばかりですが、どんな目的で利用していましたか?

澤井さんの「好き」が詰まった投稿がずらり。世界観に惹かれるファンがいるのも頷けます

澤井さん:自分の好きなものを発信して、いろいろな人と共有しあえたらいいなと思って始めました。

──自分のアイデンティティを発信したい気持ちで始めたのですね。投稿をするうえで意識したことは?

澤井さん:とにかく周りに流されずに自分が好きなものを中心に。なので、一部の誰かに届けたいとか、ターゲットは特に決めていません。その代わり、多くの人にみてもらえるように投稿する時間や、どのタイミングでどの写真を載せると全体的にバランスや見栄えがいいのかをかなり考えました。

──自然に出来上がった世界観だったのですね。

それで気づいたのですが、個人的には最初から系統を決めない方が対応できる幅が広がっていくんじゃないか、と。今後スタイリストとしてお客様と関わっていく中でもこの気づきを忘れずに柔軟に対応することを心がけていきたいです。

ALBUMの一員としての投稿にシフト。テーマががらりと変わった


──入社前と今とで、ターゲット層や投稿するテーマに変化はありましたか?

現在はスタイリストデビューに向けてスタイリングの投稿が主ですが、統一感はブレずに守っているんだそう

榊原さん:ありましたね。入社前は、ヘアアレンジやメイクなど美容関連の投稿を好きなように投稿していたのですが…今はスタイリストデビューに力を入れているので、カット・カラーをさせてくれるモデルさんに刺さるような投稿をしています。目標達成に向けてターゲットも自然にシフトしていきました。

今はモデルさんに「どうすればカットしたいと思ってもらえるのか」を考えながら、投稿しています。

羽場さん:僕はターゲット層を変えたというより、当初よりテーマが明確に定まってきました。結構ブレていたと感じていたので(笑)。

──ブレていたテーマが安定したきっかけは?

「どうしたら可愛く見えるのか顔まわりのカット方法は常に考えています」と羽場さん

羽場さん:きっかけはスタイリストデビューしてから実際にお客様を相手に施術をしたことです。施術後にお客様が周りの人から「可愛い」と褒められるようにするにはどうしたらいいのかな?って。そこで、「男性目線」の可愛いを盛り込んだスタイルを提案したらいいんじゃないかと思いついたんです。それに気づいてからは、男性目線からの「可愛い」をテーマにした投稿を意識するようになりました。

ALBUM独自のSNS方針とは?

実はこの3人、会話するのはほぼ初めてだったそう。そうとは感じさせない団結感があり、終始和やかな雰囲気でした

──テーマやターゲットの変更後、フォロワーの変化はいかがですか?

羽場さん:入社前と比べて、フォローしてくれる層がだんだん変わってきたと感じます。始めた頃からテーマやターゲット層が変わっているので、ちょうど入れ替えのタイミングなのかなと。ただ、以前からフォローをしてくれている方々もいらっしゃるので一層感謝しながら、恩返しできるように努めたいです。

──現在Instagramを運用していく中で、大変だと感じることはなんですか?

榊原さん:学生の頃はInstagramに充てられる時間がたくさんありましたが、社会人になるとそうもいかなくなってきて…。

羽場さん:分かる! しかも、限られた時間で作って「これは伸びるぞ!」と思った投稿が意外に伸びないことも…。まだバズらせる法則を掴めていないことが課題点と捉えています。

榊原さん:投稿する内容に関しても、どのターゲットにどういう目的で発信するのか、いまいち絞りきれていませんが、直近の目標としては統一感を保つように気をつけて投稿を続けることを考えています。

羽場さん:ただ、一人だとどうしたらいいのか分からなくても、ALBUMには独自のカリキュラムがあるのでとても助かっています。そこが一番、入社前と格段に変化したところですね。

──ALBUM独自のSNSカリキュラムについて教えてください。

榊原さん:ALBUMに入社してから半年間、アカデミーに通うのですが、その中にSNSの授業もあります。

──SNSの授業について詳しく教えてください。

羽場さん:SNSに特化した管理部の方たちが指導をしてくれます。最初は、自分が担当したいお客様を想像してその完成に向けていろいろな想定をし、理想像を完成させる基礎から始めます。そうすると自分がどこに向けて発信したらいいのかだんだんと的が絞られてくるんです。

それ以外にも部署の方達がその時流行っているものを調べて情報を渡してくれるので、その情報をもとに、自分らしさを取り入れた投稿の方法に力を入れることができます。

──フォロワーを多く獲得できている理由が分かりました。一人で漠然と取り組むより、効率よくフォロワーが増やせそうですね。

羽場さん:そうですね。ただ、これだけやってるから大丈夫〜と気を抜いてはダメ。やはり自分の努力も大事です。僕自身、身をもってそれを感じましたから(笑)。

──最後にInstagramを続けていくうえで目標をお聞かせください。

羽場さん:フォロワー3万人を突破させたいですね。カリキュラムで習ったことや先輩たちからのアドバイスを活かして試行錯誤しながら達成するよう頑張ります。

榊原さん:今後は自分だけじゃなく、いろいろな人のブランディングに関われたらいいなと考えています。ゆくゆくはアカデミーでSNS関連の講師ができたら楽しそう!

澤井さん:今の自分に足りていないマーケティングの仕組みを学び、Instagramに活かせるようにカリキュラムや先輩から吸収していきたいと思っています。

ALBUMにインフルエンサーが入社を希望する理由

1 業界でもトップのフォロワー数であること

2 ALBUMならではの仕組みづくりができていること

3 独自の仕組みによって実績があること

取材・文/東 菜々(レ・キャトル)
撮影/SHOHEI

求人数3万件!リジョブで求人を探してみる

Salon Data

ALBUM 新宿店

住所:東京都新宿区新宿3丁目28−11 市嶋第三ビル4F
TEL:03-6457-8701

ALBUM 池袋店

住所:東京都豊島区東池袋1丁目21−1 ラグーン池袋ビル 5F
TEL:03-6907-1131

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事

近くの美容師求人をリジョブで探す

株式会社リジョブでは、美容・リラクゼーション・治療業界に特化した「リジョブ」も運営しております。
転職をご検討中の場合は、以下の地域からぜひ求人をお探しください。

関東
関西
東海
北海道
東北
甲信越・北陸
中国・四国
九州・沖縄