通称・介護福祉芸人であるメイミ氏は、都内にあるデイサービスセンターで、介護福祉士として高齢者の介護に携わる傍ら、舞台や各種イベントで漫談家・司会者として活動をしている芸人です。
メイミ氏は、特定非営利活動法人である笑顔工場を設立しており、現在では十数名のお笑い芸人の参加者を引き連れながら、関東の福祉施設でお笑いライブも精力的に行っています。そんな活動の中で、「笑って長生き」という考え方を、自身の活動を通じて広めているそうです。
そんな彼女のお笑い芸人としてのスタートは、2002年にホリプロに入ったことから始まりました。その後、2005年にはフリーに転身をしながらもお笑い芸人として活動は続けており、この頃からお笑いを取り入れて介護福祉施設での活動を始めます。
また同年には、都内のデイサービスセンターの介護士としても働き始め、翌年の2006年には、演芸ボランティアユニットの「笑顔工場」を発足しました。さらに翌年の2007年には特定非営利活動法人の「笑顔工場」を設立します。その後も、手話関連のボランティアや子育てのボランティアなどを精力的に行い、2009年に正式に介護福祉士となりました。
お笑い芸人としてキャリアをスタートさせたメイミ氏が、介護福祉芸人を目指したきっかけは、高齢者施設でのイベントだったそうです。介護施設でのお笑いイベントを行った際に、高齢者が抱える不安や恐怖を直に感じて、その恐怖を取り除いて笑顔にさせてあげたいと思ったのが始まりでした。
彼女は「思い立ったら即行動」をモットーとしており、「芸人をしながら介護福祉士になる」とその時決めたそうです。これまで介護の経験も無い彼女が、お笑い芸人がお笑いをしながら介護福祉士になるという前例のないことへの挑戦は、一見無謀にも見えました。しかし、彼女は介護施設という現場へすぐに飛び込み、介護職としてスタートを切ったのです。
メイミ氏は介護福祉士として働く中でお笑いのネタを見つけながら、認知症や耳の不自由な人など、さまざまな人を相手に試行錯誤しながらネタ見せを行ってきたそうです。わかりやすい笑いにするために、笑える早着替えなどにも挑戦をしています。今では、ファンレターを持って彼女の出待ちをする高齢者も増えてきており、少しずつ彼女の活動が認められるようになってきました。
日本テレビの人気番組「月曜から夜ふかし」で、街頭インタビューを受けていた3人組の女性。その中の1人が、インタビュアーが思いもよらなかった事実を話し始めます。それは、介護士として働きながらも芸人をやっているという衝撃的な内容だったのです。
彼女は柏崎桃子という名前で、ラサール石井氏や内山信二氏なども所属している石井光三オフィスに在籍中です。「バスト・ウエスト・ヒップが全て120cm」というスタイルをしている彼女の、その容姿から繰り出されるしゃべり方には、明るさがにじみ出ており、一躍話題の人となりました。
また、介護士でお笑い芸人をしながら、子持ち、かつシングルマザーという経歴の持ち主でもある柏崎氏。彼女の公式ブログである「諦めたら試合終了だよ~安西先生の顎を持つ女~」では、彼女の日常を垣間見ることができます。息子とのコミュニケーションもブログにアップされており、介護士でもお笑い芸人でもない、彼女の姿を見ることができます。
2017/07/14
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