ホームヘルパーに限った話ではありませんが、介護業界の給料は決して恵まれているとはいえません。また給料の割に、体力的、精神的にもハードな面が多く、割に合わない仕事という認識も広がっています。
しかし、一概に給料といっても、勤務先の事業所の規模によっても異なりますし、就業形態によっても変わってきます。つまり、全ての事業所において待遇が悪いとは言い切ることはできません。
人材不足が叫ばれている中、良い人材を確保しようと手厚い待遇を用意している場合もあります。そのため、給料については、自分でしっかりと下調べをする必要があります。
また、ホームヘルパーの多くはパート社員でまかなわれているため、給料は時給で計算されることがほとんどです。また、ホームヘルパーと言っても、身体介護を行うのか、生活介護を行うのかによって、その内容は変わります。一般的に身体介護の方が、仕事内容がハードになるため、時給が高くなります。
給料が良いのか、悪いのかについては、仕事内容との兼ね合いもありますので、自分で見極める必要があるといえます。
ホームヘルパーの中にも正社員として活躍している人もたくさんいます。正社員の平均月収は、額面で15万円~20万円程になります。この時、ホームヘルパーとして、介護職員初任者研修の資格を持っているか、また夜勤がある事業所であれば、夜勤での出勤回数にもよって、金額は変動します。
ホームヘルパーの平均年収は、少しずつですが増加傾向にあります。しかし、今のところは、賞与込みで、250万円~300万円となっており、他の業種に比べると高い年収とはいえない状況です。とは言え、勤続年数や経験によっても給料は上がっていくので、介護施設で長い年月勤めることによって、幹部になり、収入アップを見込むことができます。
厚生労働省が、2014年度の資料として発表した内容には、ホームヘルパーは、平均年齢44.7歳で平均年収が、約300万円となっています。また、事業所の規模によって年収が変化することもほとんどないそうです。
ホームヘルパーの年収は、他の業種に比べると、待遇が良くないことを理由に辞めてしまう人も中にはいます。
福利厚生は、正社員の場合は、各種保険がしっかりと完備されていることがほとんどなので、安心ですが、パートとして働き始める場合には、事前に事業所に確認しておくことが大切となります。
ホームヘルパーとして働く場合には、さまざまな人と接する機会が多いので、定期的な予防接種や健康診断は欠かさず実施してくれる企業がほとんどです。
また、パート社員として働く場合は、交通費についてしっかりと確認しておいた方がいいでしょう。働く現場は、主に利用者宅。中には、遠方の利用者もいます。自宅から利用者宅までの間は、自家用車での移動がメインとなるため、その間の交通費が出るのか出ないのかは、収入にも大きく関わってくるため、気になるところです。
また、移動時間中の時給が発生するのかというのも重要な確認事項のひとつです。一般的には、時給は発生しないところがほとんどです。
2015/09/20
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