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介護・看護・リハビリ 2019-10-07

プロが指導する豊富なレクリエーションに注目。連携の取れたチームワークでご入居者さまに安心を提供する介護施設『グッドタイムホーム』

ご入居者さまとそのご家族の方に寄り添った介護方針と、感謝、感激、感動、喜びの温かなサービスで信頼を獲得している『グッドタイムホーム』。後編では大好評のレクリエーションや介護職の魅力について伺いました。

大好評のレクリエーションとは?

豊富なレクリエーションでご入居者さまに笑顔を

―施設ではどのようなレクリエーションを提供しているのでしょうか?

施設のスタッフと専門のスタッフが考える企画があり、この前は施設のスタッフが納涼祭を企画し、実施しました。輪投げ、射的などの出し物をはじめ、焼きそば、かき氷といったお祭りのような食事を提供したんです。特別にお酒もご用意し、とてもよろこんでいただけましたね。他にもスタッフが盆踊りとソーラン節を披露して盛り上がりました(笑)。当日に向けて食堂で練習をした成果もあり、ご家族の方も含めてみなさまに楽しんでいただけたようでよかったです。

―専門のスタッフが考えている企画について教えてください。

ネイルサロン、ヨガ、美術、ピアノの個人レッスンなど、レクリエーション専門のスタッフがそれぞれの施設を巡回して指導を行っています。プロの指導を受けられるということで、人気があり、さまざまなレクリエーションを掛け持ちして参加されている方も多いですね。「今日は習字のレクリエーションの曜日だから楽しみ」などと言って、スタッフが来る前からレクリエーションの部屋にいらっしゃる方もいて、とても楽しんでいただいています(笑)。他にも、ご入居者さまからのご要望で実現した企画もありました。

― 「ご入居者さまからのご要望で実現した企画」とはどのような内容でしょうか?

「たまには外に食べに行きたい」というお声があったので、外食のレクリエーションを行いました。タイミングがよい日を選んで近くのショッピングモールのフードコートを訪れたのですが、いろんなメニューがあるにもかかわらず、みなさまカレーライスを食べていましたね(笑)。外に出たことで気分転換にもなり、とても楽しんでいただけたようでした。

他にも外出の企画ですとイチゴ狩り、お花見、初詣なども人気の企画で、カラオケボックスに行ったこともあります。また地域交流イベントもあり、お近くの団体の方々が施設に足を運んで三味線やダンスを披露してくださったこともありましたね。

指導係として働くなかで難しかったこと

細やかな情報を共有することが質のよいサービスを生む

―德田さんがこれまで働いてきたなかで、とくに難しいと感じたことはありましたか?

私は昨年から指導係という役職に就いたのですが、当初は指導をするという立場にとても戸惑いを感じました。新しいスタッフは私よりも年上の方がほとんどで、介護歴が長い方もいます。そのため「私が教えてよいのか」と悩むことも多くありました。しかしその時の主任から「施設によって仕事は違うから教えるのは当たり前だよ」という言葉を掛けてもらって、とても救われたんです。それから徐々に教えることに抵抗がなくなって、今では自信を持って指導することができています。

―スタッフ同士のコミュニケーションについて、もう少し詳しく教えてください。

すぐに会議を開いて話し合える体制が整っています。最近ですと、新しく入ってきたご入居者さまの情報共有で少し気になった点があったので、そのことについてみんなで話し合いました。今はパソコンを介して意見のやり取りもできますが、直接顔を合わせて意見を出し合うほうが各々の気持ちが伝わり、モチベーションをアップする意味でも効果的だと思っています。日頃から悩みごとがあれば、休憩時間など利用してすぐに相談し合っているので、スタッフ間の関係はとても良好です。

他にも共有ノートを設けて、ご入居者さまの体調など気が付いた変化があれば、すぐに書き込んで共有するようにしています。また、休憩室にはホワイトボードもあり自由に書き込めるので、ノートに書くまでもないことでも、ボードに書いて全員の目に留まるようにしているんです。些細なことでも全員が把握しておくことは、質のよいサービスを提供するために大切なことだと思っています。

介護職の魅力とは?

よろこびを共有できることが、やりがいにつながる

―最後に介護職の魅力について教えてください。

おむつだった方がリハビリパンツに変わり自信を回復されるなど、ご入居者さまとよろこびを共有できることが何よりもやりがいにつながっています。また、なかなかコミュニケーションを取れなかった方と気持ちが通じ合えた時もとてもうれしい瞬間です。ご入居後すぐはその方の状態を完全に把握できていないこともあります。たとえばどれだけ耳が不自由なのかは実際に話をしてみないとわかりません。

そのためなかなか意思の疎通がうまくいかないこともあるので、絵を書いて伝えたり、筆談をしたり、50音表を見せてコミュニケーションを取ったりするなど、工夫することが大切です。気持ちがきちんと伝わると利用者さまによろこんでいただけて、その後はお部屋に行くたびに笑顔を見せてくれます。そんな姿を見たら、こちらまでとても幸せな気持ちになるんです。

德田さんをはじめ、20代のスタッフも活躍している『グッドタイムホーム』。取材を通して気さくに話し合うスタッフや、笑顔でレクリエーションに取り組むご入居者さまの姿が印象的でした。温かな施設の空気感を肌で感じたい方、プロフェッショナルが揃う現場から介護施設の運営を学びたい方は、ぜひ見学に足を運んでみてはいかがでしょうか。

Information

グッドタイムナーシングホーム・幕張

住所:千葉県千葉市花見川区幕張本郷2-15-8
TEL:0120-61-1301
URL:https://www.miraiclub.jp/facility/list/makuhari.html

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