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ヘルスケア 2022-07-12

ヨガの考え方を活かして、地方の活性化にも貢献を【もっと知りたい「ヘルスケア」のお仕事 Vol.60 ヨガクリエイター/講師 ayaさん #2】

ヘルスケア業界のさまざまな職業にフォーカスして、その道で働くプロにお仕事の魅力や経験談を語っていただく連載『もっと知りたい「ヘルスケア」のお仕事』。今回は、ヨガクリエイターで講師のayaさんへインタビュー。

前編では、ヨガを始めたきっかけや指導しているヨガの特徴、ヨガをする中での気づいたことや変化などについてお聞きしました。後編となる今回は、「美しく魅せる」をテーマに活動されているayaさんから、ヨガの魅力や今後の活動についてフォーカスしたお話を伺います。

教えてくれたのは…
ヨガクリエイター/講師 ayaさん

高校、大学とアメリカを拠点に生活後、日本でアパレル業界で勤務。交通事故がきっかけで始めたヨガにのめり込み、資格を取得して26歳でいつの間にかヨガインストラクターに。その後は、スタジオをいくつか掛け持ちして講師をする傍ら、メディアにも出演し、常に「女性を美しく魅せる」をテーマを元に活動の幅を広げている。現在、ヨガスタジオ『Syaraaya』主宰、エイベックス・マネージメント所属。

女性の根底にある声に寄り添うことをテーマに活動していく

取材中も背筋がまっすぐで、思わずこちらも姿勢を正そうと意識させられました

――ayaさんは「美しく魅せる」をテーマに活動されていますが、具体的な活動内容について教えてください。

女性のライフスタイルに寄り添うことを基本とした、美容の観点から考えた食事のメニューや生活習慣などについて提案しています。生活習慣での例をあげますと、女性で多いメンタル面のお悩みに対して、どうしたらやる気が出るのか、憂鬱な気持ちをやり過ごす方法のアドバイスをしています。

私は口には出さなくても女性は誰しも「美しくなりたい」という気持ちが根底にあるはずだと思っています。その美しさというのは、お化粧してつくられた外見的な美しさというよりは、自分が理想とする内面の美しさによるものなんですね。それを受けて、皆さんが内面の美しさや輝きを引き出せることができるようにと思い、テーマに込めて幅広く活動しています。

――テーマには「世の女性たちが内面から輝けるように」という気持ちが込められているのですね。そのメンタルを形成していくためにはどんなことが必要だと思いますか?

そうですね。極端な話になってしまいますが、嫌なことはやらなくていいと思います。嫌だという感情を受け入れることで、のちの人生の選択肢がグッと広がるはずですから。反対に、少しでも我慢ができる場合は嫌な気持ちの中にも好きな何かがそこにあると思うので、追求していくことをおすすめしますね。その経験によって生きがいが見つかり、輝きながら生きていけることに繋がるはずです。

――なるほど、生きがいは大事ですね。

あとは、時間をかけることも大切です。全ての時間には意味があって、その瞬間に理解ができなかったとしても、その後、何かの役に立っていることが多いと感じますね。その時間も有効的に使えば、のちに経験として残りますから決して無駄な時間ではないのです。

今は、意味のあることだけをやる時代ではないと思います。意味のないことにこそ価値が生まれる、見いだせる時代だと感じています。

刺激を与え合い、互いに共鳴し合える関係性を築けることが魅力

ヨガに向いている人は?とお聞きすると、「友達とカフェで数時間お話できる人!」とのこと。

――ヨガの魅力について教えてください。

ヨガの考え方って「受け入れること」が根本なんですが、そこが魅力の一つだと思います。疑って探るよりも素直に受け入れる文化なので、どうしようもできない物事が起こったとき、まずはその状態を受け入れて次に「じゃあどうしようか」と対応していく。そうした区切りがあることで柔軟に対応することができるんです。

私自身、ヨガを始めてから心と体のバランスが良い状態を保てていると日々実感しています。ヨガをしていなかったら現在の私は存在し得ないと言っても過言ではないですね。

――「受け入れる」ところがポイントですね。

そうですね。例えば、何かができなかった自分がいたとしても、「できなかった」と責めるのではなく、まずはできなかった自分を認めた上で何ができないポイントだったのか分析することが大事です。

――分析することで次に繋がるのですね。

はい。あとは、ヨガをしていると心身ともに元気でいられることが魅力と感じています。実際に仕事柄、常にヨガが生活の中に組み込まれているので、疲れたときに慌ててケアするというようなことがなく、いつでもベストな状態でいられることがとても嬉しいです。

――自分に対して常に満足した状態でいられることは簡単なことではないと感じます。そんなayaさんがさらに目指したい姿はありますか?

自分に対して不満などはないですが、レッスンの際に生徒さんの年齢を気にさせない若々しい姿を拝見することが刺激になり、私の理想でもあり、日々の活力になっています。

ヨガを通じて、国内に貢献していきたい

経験してきたマイナスな出来事に対して、「悩みも人並みにありますが、持ち前の行動力と意思の強さで乗り越えてきました」とayaさん

――現在もヨガを中心に、幅広く活躍されているayaさんですが、今後の目標について教えてください。

最近だと、ボディに関する質問よりもメンタル面でのご相談が多く見受けられるので、そうした方たちに対して、より密接にコミュニケーションを取って行きたいと考えています。

――具体的にはどんなことをするご予定なのでしょうか?

この3年間はコロナ禍でツアーなどみなさんと直接コミュニケーションを取る機会が奪われていたので今後は参加者を募って、みんなで宿泊しながらご飯を食べてヨガをして…というようなツアーを開催したいですね。その際にみなさんのお悩みなどを解消できる手立てが見つけられればいいなと思っています。

また、地方を活性化するきっかけとなるイベントなども積極的に参加や企画していきたいと考えています。というのも、このコロナ禍の出来事がきっかけで、今まで国外を中心に活動しており、国内のことを疎かにしていたことに気づきました。まずは、私の地元の那須高原を筆頭にライフスタイルについての講義などを行いたいと思っています。

――地方から循環させていくのですね。

地方にいると東京に憧れを持つと思います。ですが、日本を全体的に回していくためには、何かのきっかけで生まれ育った土地に貢献したいという気持ちを持っていてほしいんです。その何かのきっかけづくりに私自身もなれればいいなと思います。

自分のできる範囲内で私自身のためも含めた活動として、地方の活性化を図っていけたらなと思いますね。


ヨガを中心にさまざまなアクションを起こしているayaさん。ヨガを目指す方へ「自分が綺麗でいられるので、おすすめです」と笑顔でお話くださいました。悩んでいる方にayaさんの言葉が一歩踏み出すきっかけとなればいいと思います。

取材・文/東菜々(レ・キャトル)
撮影/喜多 二三雄

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