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介護・看護・リハビリ 2019-11-30

生活相談員を目指すにはどんなルートがあるの?詳しくご紹介します

「生活相談員になりたい!」と思う場合、どのようにすれば夢を実現できるのか、知りたいですよね。そこで今回は、生活相談員になるために歩むルートについてご紹介していきたいと思います。生活相談員として必要な資格はあるのかどうかという点にも触れていますので、ぜひ読み進めていただいて、今後の参考にしていただけたらと思います。

生活相談員の仕事内容とは?

介護サービスを受けたい高齢者とその家族の相談に応じながら、高齢者がより良い生活を送ることができる環境を整えることが生活相談員の仕事内容となります。

具体的には、それぞれの利用者のニーズや家庭環境、そして心身の状態などを把握したうえで、サポートの計画を立ててそれらを実行することとなります。そのため、施設内のスタッフやケアマネジャーなどとの調整や連絡が主な業務となると考えてよいでしょう。また、施設の入所や退所の手続きを行なったり、契約内容の説明などを行なったりもします。加えて、施設によっては介護保険の請求業務や介護職を兼務する場合もあります。

利用者のニーズに応えることで、利用者より感謝の気持ちを伝えられることがあり、こういったところにやりがいを見出す人が多いです。また、さまざまな人との関わりを経験する中で、多くの価値観に触れ、人間的な成長ができるという声も多く聞かれます。

生活相談員になりたい場合は、どうすればいい?

まず、生活相談員とは資格の名称ではなく、職種の名称であることを知っておきましょう。生活相談員の資格要件を満たすには、社会福祉士、精神保健福祉士、社会福祉主事任用資格のいずれかの資格を取得しなければなりません。このうち社会福祉士と精神保健福祉士は国家資格となり、福祉系の四年制大学において定められた過程を修了したうえで国家資格を受験し、合格する必要はあります。

一方、社会福祉主事任用資格は、各自治体の福祉事務所で働く際に必要とされる資格で、こちらは大学や短期大学にて定められた過程を修了するか、または、厚生労働大臣が指定する養成機関や講習を修了することで得ることができる資格となっています。

したがって、生活相談員を目指すのであれば、社会福祉に関係する科目を学ぶことができる大学などに進学し、そして今ご紹介したような資格取得を目指すルートを踏むこととなります。

生活相談員が活躍できる就職先を探そう

生活相談員の就職先としては、デイサービスやショートステイ、そして特別養護老人ホームや障がい福祉施設といった施設があげられます。生活相談員の資格要件は自治体や施設によって若干変わるため、募集要項をよく確認しながら就職活動を行いましょう。

また、生活相談員の仕事は多岐に渡るため、施設によっては介護業務経験が必須であったり、利用者の送迎のために普通自動車免許の取得を必要としているところもあります。

その他、募集要項には生活相談員と記載されている場合でも実際の業務は施設によって違いがあり、一般的な生活相談員の仕事よりも介護職員としての業務の方が多いという場合もあります。就職活動を行う際は、このあたりのことも確認できるといいですね。生活相談員として経験を積むと、へステップアップできる道も開けますし、最終的には施設長などの管理職に就くことも可能となります。資格取得は大変なことですが、諦めずに頑張って生活相談員を目指しましょうね。

生活相談員になるためのルートをご紹介しました。活躍できる施設は数多くありますが、その施設によって業務内容が異なるため、どういった施設で働きたいのかをはっきりとさせておくと就職活動を行いやすくなりますよ。大変な面ももちろんありますが、やりがいを多いに感じられる仕事なので、夢を実現できるように頑張ってくださいね。

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