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特集・コラム 2022-01-21

カイロプラクティックとは?|カイロプラクターの需要は高い? 目指すにはどうすればいいの?

ここ最近、認知度が上がってきたカイロプラクティックですが、まだどのようなものか知らない人は多いのではないでしょうか。

そこで、今回は日本のカイロプラクティックについて、海外との違いも含めて解説していきます。興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

カイロプラクティックとはどういうものなの?


そもそも、カイロプラクティックとはどのようなものなのでしょうか。海外では医療行為のひとつとしてすでに確立されているカイロプラクティック。まずは、カイロプラクティックがどんなものなのかをくわしくご紹介します。

アメリカ発症の手技療法|骨格の歪みにアプローチする施術方法

カイロプラクティックとはアメリカで生まれた手技療法で、予防医学やケガや病気の治療のひとつとして認知されています。

人間が持つ自然治癒力に着目して、背骨を中心とする骨格の歪みを矯正し、痛みの緩和や身体の正常な機能を取り戻すというものです。

日本では民間療法|法整備はなし

日本ではカイロプラクティックの歴史は浅く、現在のところ資格や施術に関する法的な規定はありません。

そのため、カイロプラクティックは医療行為ではなく、整体や鍼灸などと同様の「医業類以行為」、つまり民間療法に位置づけられています。

整体との違いとは?

整体は、腰痛や肩こりの症状緩和のために利用されており、日本では広く知られています。整体とカイロプラクティックに共通していることは、薬や医療機器を用いず、施術者が骨の歪みを手技で矯正することで、自然治癒力を引き出す効果が期待される点です。

歴史・背景の違い|カイロプラクティックは西洋医学

整体は、東洋医学にさまざまな流派や日本独自の手技が組み合わさって発展してきたといわれています。

一方、カイロプラクティックは西洋医学の考えを基本としている傾向があり、身体の構造や機能、病気の成り立ちなどの医学的要素を多く含んでいるのが特徴です。このように、整体とカイロプラクティックには歴史的背景に違いがあります。

技術の違い|カイロプラクティックは矯正をおこなう

整体には決められた技法はなく、さまざまな手法を用いて骨格や筋肉などの歪みのある部位に直接アプローチするものです。

カイロプラクティックは痛みなどの症状や身体の不調を起こしている体の歪みの原因に着目して、背骨を矯正することにより身体全体の機能を正常に近づけ、症状の改善や悪化予防を目指します。

カイロプラクターの需要は高いの? 求人情報をチェック


カイロプラクティックがどんな仕事なのかわかったところで気になるのは、どれくらい需要がある仕事なのかでしょう。つづいては、日本におけるこの仕事の需要について、求人情報をもとにご紹介します。

カイロプラクターは需要あり!

日本ではカイロプラクターは高い需要があるといえます。理由として、薬剤などを使用せず、痛みなどの不快症状を緩和する効果が期待できるということや、症状が出現する前に予防するという健康志向の高まりがあげられます。

カイロプラクターの一般的な年収はおよそ300~400万円といわれています。しかし、豊富な経験や技術は高く評価される傾向にあるので、さらに高い給与が期待できるかもしれません。

カイロプラクターの詳しい求人情報はこちら:https://relax-job.com/

カイロプラクターを目指すにはどうすればいいの?


日本でカイロプラクターになるには、必要な資格はあるのでしょうか。ここからは、カイロプラクターを目指している方に向け、カイロプラクターに関連する資格、知識、技術とそれらを習得するための手段や道のりをご紹介します。

カイロプラクターになるには資格が必要なの?

現在、日本では整体師や鍼灸師とは異なり、カイロプラクターという国家資格や民間資格は存在しません。

そのため、専門的知識や技術を必要とするものの、日本でカイロプラクターになるためには、特別な資格や修得科目は必要ないということです。

より安全な施術を提供するために

特定の資格がないカイロプラクターですが、専門的な知識や技術がない人が誤った手技で矯正しようとすると、ケガをさせてしまう危険性があります。

決まった法整備のないなかでより安全な施術を目指して、JCRがWHO基準のカイロプラクターを登録する試験と制度を実施しました。所定の教育を受けたのち、最終試験に合格した申請者は「Diplomate of Chiropractic Science」の称号を授与され、JCR公式サイトに公開されます。

カイロプラクターを目指せる学校を紹介!

実は、この仕事に関する教育プログラムを開講している養成機関は国内にもいくつかあります。そのため、日本でも専門的知識と技術を学ぶことが可能です。

つづいては、日本でカイロプラクティックを目指せる学校をいくつかご紹介します。

東京カレッジオブカイロプラクティック

国内で唯一の国際認証学校で、4年間の全日制カリキュラムを修了すると、「Doctor of Chiropractic(D.C.)」という正規の称号を取得できます。

カイロプラクターに必要な知識や技術に加えて、救命救急実務やスポーツトレーナーに関わる授業など、この学校独自のカリキュラムも含まれており、卒業生の就職率は100%です。

ユニバーサルカイロプラクティックカレッジ

こちらの学校では、6カ月間のカイロプラクティックプラグラムを開講しています。授業は午前と午後の部があり、仕事を続けながら短期間で必要な知識を習得することが可能。

ハワイ州立大学での解剖実習などもカリキュラムに組み込まれており、卒業後にはPAAC認定カイロプラクター試験やアメリカのカイロプラクターと同じ基準の試験の受験資格を得られます。

日本カイロプラクティックドクター専門学院

こちらの専門学院では2年間の一般コースと医療系国家資格保有者向けの1年6カ月のコースがあります。資格保有者向けのコースは毎週日曜日のみのプログラムであり、仕事を継続しながら受講することが可能です。

また、アメリカでの解剖実習の受講やカリフォルニア認定マッサージ資格も取得できる研修もあり、卒業後進路の選択の幅も広がります。

カイロプラクティックは骨格の歪みにアプローチする手技療法


カイロプラクティックは専門的知識と技術を用いて骨格の歪みを矯正することで、身体に生じているさまざまな症状の緩和や治癒、悪化防止を図ることが期待できる手技療法です。健康増進や予防医療が重要視されている今、カイロプラクティックの注目度は日本でもさらに高まるでしょう。

養成所や講習などを活用することで、安全に施術をおこなうための知識や技術の習得できます。需要のある仕事なので、興味があるという方は目指してみてくださいね。

引用元サイト
厚生労働省 「統合医療」に係る 情報発信等推進事業 カイロプラクティック
https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c02/04.html
日本カイロプラクターズ協会 カイロプラクティックとは
https://jac-chiro.org/aboutchiro/
全国健康生活普及会(全健会) カイロプラクティックとは
https://www.zenkenkai.jp/about-chiropractic
日本カイロプラクティック登録機構 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)について
http://chiroreg.jp/
日本カイロプラクティック登録機構 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)のご紹介
https://www.chiroreg.jp/PDF/jcr_brochure.pdf
東京カレッジオブカイロプラクティック
https://www.chiro.jp/lp_responsibility.html
ユニバーサルカイロプラクティックカレッジ
http://chiropractic.co.jp/
日本カイロプラクティックドクター専門学院
https://www.jc-dc.com/

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