カイロ×パーソナルトレーニングの独自施術で症状改善例が多数!「レゾナンスカイロプラクティック」
2017年に代々木公園エリアで開業された「レゾナンスカイロプラクティック」。まるで最後の砦のようにほかの治療院やマッサージなどで症状が改善しなかった人が訪れ、症状改善した例が数多くあるといいます。
前編ではなぜそのようなことが実現できているのかをお聞きしました。ポイントとなっているのは、基礎医学の知識を持つ国際基準のカイロプラクターが在籍していることと、パワープレートというフィットネスマシンを使い、マンツーマンで指導を行うパーソナルな運動療法。この2つを組み合わせることで一時的に痛みをとるだけでなく、痛みが再発しない状態をキープできるそうです。
今回、お話を伺ったのは…
中込慶一さん
カイロプラクター/「レゾナンスカイロプラクティック」院長
国際基準カイロプラクティック資格「Doctor of Chiropractic(D.C.)」など、数々の国際資格を持つ。「国際基準のカイロプラクティック」と「パワープレート専門のパーソナルトレーニング」を2本柱に据えた「レゾナンスカイロプラクティック」を2017年に開業。慢性的な痛み、自律神経失調症、運動パフォーマンスアップなど幅広いニーズに対応している。日本に800名程度しかいないという国際基準の技術とパワープレートとを掛け合わせた独自のスタイルが注目浴び、メディア出演も多数。
世界基準のカイロ×パワープレート。独自性の高さで差別化に成功
――整体やマッサージなどで症状が改善できなかった方たちにも人気とのことですが、その理由はどんなところにあるのでしょうか。
ほかの治療院にはない2つの強みによって、痛みを緩和するだけでなく、再発しないところまでアプローチできていることがその理由だと思っています。1つ目の強みは、カイロプラクティックの国際基準である国際カイロプラクティック統一試験(IBCE)に合格して「Doctor of Chiropractic(D.C.)」の資格を持つカイロプラクターが在籍しており、専門的な施術が受けられるという点。2つ目にパワープレートという3次元振動を使ったフィットネスマシンでマンツーマンの運動療法を受けられるという点です。
――国際基準の資格を持っていることは、具体的にはどんな強みになるのでしょうか?
この資格を取得するためには、WHO(世界保健機関)が定める4200時間以上のカリキュラムを受講できる教育機関を卒業する必要があり、解剖学、生理学といった基礎医学から、心理学、栄養学までを徹底的に学ばなければなりません。こういった医学的知識があることで、患者さんの痛みがどこからきているのかを予想して、治療の筋道を立てることができるのです。
ほかの治療院で効果が得られていない患者さんの場合はとくに、痛みの原因がどこにあるかという可能性をより広げて探していかなければならないため、幅広い医学的知識をどれくらい持っているかが重要になります。
丁寧なカウンセリングで患者さんの背景を知る
――知識があることで、効果的な施術ができるのですね。
知識ももちろん大切ですが、その知識と患者さんを結び付けていかなくてはならないため、患者さんの生活や仕事など背景を知ることもとても大切です。そのためカウンセリングに時間をかけています。たとえば自律神経失調症のケース。眠れなくなってしまった、冷え性があるなど、患者さんの方ではっきりと原因はわからないけれど、不調を感じるという場合があります。こういった場合はとくにカウンセリングを丁寧にして、その方の背景をよりよく知り、原因を特定していく必要があるんです。
――背景を知るために、心がけていることはありますか。
お仕事や生活習慣などをなるべく細かく聞くようにしています。イメージとしてはその背景を点のように集めていく。その点が多ければ多いほど、僕たちのなかにある医学的知識というデータベースに照合しやすくなりますし、どこかでその点が線としてつながりやすくなります。
――カウンセリングにはどのくらい時間をかけるのでしょうか?
人それぞれですね。時間を決めるのではなく、原因にたどりつくことが大切だと思っています。その時間は絶対に端折ってはいけない部分だと思っていますね。
体に負担のない動きを覚えてもらい、痛みの再発を防ぐ
――運動療法を行っているとのことですが、これはなぜでしょうか。
痛みの再発を防ぐためです。痛みがその場で軽減されたとしても、根本的な解決にはならないと僕は思っていて。痛みというのは、患者さんの体の動かし方によって負担がかかっていて、それが痛みにつながっているケースが多いと考えているからです。たとえばヘルニア。背骨の一部がつぶれて椎間板が飛び出している状態を指しますが、ヘルニア自体はだれにでもありますし、ヘルニアがあればかならず痛みが出るわけではありません。
なぜ痛みを感じるのかといえば、体の動かし方によってなにかしらの負担がそこにかかってしまっているからです。つまり動き方を変えれば痛みが軽減される可能性が出てきます。
ですから運動療法を通して、楽に力を出せて、体を支えることのできる負担のない動きを覚えてもらうんです。その動きが覚えられれば、再発を防ぐことにもつながります。
――なぜパワープレートを使っているのでしょうか?
パワープレートは特許技術である3次元振動を使ったメディカルフィットネスマシンで、このマシンを使うことで効率よく、体に負担のない動き方を覚えることができます。なぜマシンが振動すると効率がよくなるかというと、1秒間に30回から50回振動を与えることで筋肉を動かしてくれるので、体が動きを覚えるのも早くなるからです。
また振動によって重力がかかる仕組みのため、骨にも負荷がかかり、骨が強くなるともいわれています。実際、骨折の治し方として骨に振動を与える治療法もあるくらいです。また振動の刺激が筋肉に入ってくると、筋肉が勝手に伸縮してくれため、運動効率も4倍ほどになるといわれています。このようにとても利点の大きいマシンなんです。
後編では中込さんがカイロプラクターとして心がけてきたことを伺います。一番大切にしているのは、初回カウンセリングでたっぷり時間をかけて、患者さんの話を聞くこと。ほかの治療院から移ってきた患者さんの多くが、相談しきれないことがあったまま施術に入った経験に不満を持っており、しっかり話を聞くことは大きな安心感につながると中込さんはいいます。後編もお楽しみに!