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介護・看護・リハビリ 2022-07-06

【2022年最新版】介護福祉士国家試験の試験日は? 受験手続きの流れを紹介

今回は、2022年最新版の介護福祉士国家試験の試験日や、 受験手続きの流れを紹介していきます。

介護福祉士の資格は、介護関係の資格の中で唯一の国家資格です。国家資格は、一定の知識や技能を身につけていることを証明できます。資格取得のためには介護福祉士国家試験を受験し、合格する必要があります。

受験を申し込む際の手順や、試験対策におすすめのスクールなどについて解説します。

介護福祉士国家試験の受験申し込み手続きについて解説!


介護福祉士の国家試験は年に1回、例年1月に実施されています。2022年度におこなわれる第35回介護福祉士国家試験の受験申し込みについて解説します。試験日程や必要書類などをあらためて確認しておきましょう。

下記の記事では、介護福祉士の試験の概要について詳しく説明しているので、気になる方は参考にしてみてください。

【2022年】介護福祉士国家試験の概要を紹介|おすすめの勉強法とは

第35回介護福祉士国家試験はいつあるの?|筆記試験・実技試験

介護福祉士の国家試験では、「筆記試験」と「実技試験」があります。試験は筆記試験が2023年1月29日(日曜日)、実技試験は2023年3月5日(日曜日)。実技試験は該当者のみ受験することになります。合格発表は、2023年3月24日(金曜日)です。

受験資格を満たすかチェックしておこう|実務経験ルートなど

まずは、受験資格を満たしているかチェックしてみましょう。以下の条件は、令和5年3月31日までに卒業見込み、もしくは、介護の業務を行う見込みの人も含まれます。

3年以上の介護職での実務経験(パート含む)+実務者研修を修了
3年以上の介護職での実務経験(パート含む)+介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修を修了
福祉系高等学校の卒業(平成20年度以前もしくは、平成21年度以降)
特例高校に入学し、卒業した翌日から9ヶ月以上介護の業務に従事
2年以上の介護福祉士養成施設に平成29年4月以降に卒業
経済連携協定(EPA)で、3年以上介護の業務に従事

以下の記事でも介護福祉士試験の概要について解説しています。

介護福祉士の受験資格と国家試験の概要を解説|介護福祉士の仕事内容&勤務先とは?

公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページで過去問をチェックできる

過去問は、過去最新3回の問題が、公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページでチェックできるので参考にしてみましょう。

以下のリンクから確認できます。

公益財団法人社会福祉振興・試験センター介護福祉士国家試験 過去の試験問題

受験申込書の受付期間はいつから始まる?|8月上旬から9月上旬

受付は、2022年8月10日(水曜日)から開始され、9月9日(金曜日)まで(当日消印有効)です。

約1ヶ月ほど期間があることがわかりますが、日程に余裕をもって申し込みをすることをおすすめします。

受験手続き|過去に受験申し込みをしたことがある場合

過去の試験(第10回〜34回)において受験票を受け取った人のうち、証明書をすでに提出している場合は、PCやスマホなどからカンタンに受験申し込みができます。

受付期間は、2022年8月10日(水曜日)から9月9日(金曜日)までです。

全員が必要なもの

インターネットによる受験申し込みをする人全員が必要になるものとしては、自分のメールアドレスと過去の試験における受験回・受験番号の情報です。

このうち受験回や受験番号は、過去に受けた試験の受験票もしくは結果通知に記載されています。複数回の受験経験がある人は、直近に受けた試験のものを用意しましょう。

該当者のみ必要なもの|クレジットカード決済・EPAルートなど

申込者のうち、以下の項目に該当する人のみが必要なものを説明します。受験料はコンビニエンスストアでの支払いも選べますが、クレジットカード決済を希望する場合は、カード番号や有効期限・セキュリティコードといったカード情報が必要です。

またEPAルートで受験申し込みをする人は、候補者番号(JICWELS管理番号)と「在留カード」もしくは「パスポート」の写真データが必要になります。

インターネットでは申し込めない人もいる

過去に国家試験の受験歴がある人でも、確定した実務経験証明書が未提出の場合や各種証明・申請を新たに要する場合など、ネットによる受験申し込みができない場合も。

その場合は、次の「初めて申し込みする人」と同じ方法で手続きをおこなうことになります。初めて受験の申し込みをする際は、「受験の手引」を取り寄せる必要があります。

「受験の手引」は、請求してから届くまでに日数がかかるので早めに申し込みましょう。

受験手続き|初めて申し込みをする場合

はじめて申し込みをする人は、インターネットによる受験申し込みができません。はじめて申し込む人は郵送により書類を送付することになります。

「受験の手引」を請求し受験申込書および必要な書類をそろえたうえで、受付期間内に提出します。2022年8月10日以降から遅くとも受付期間締め切りの1週間前までには請求しておきましょう。

またEPAルートで申し込みをおこなう場合には、EPA用の「受験の手引」を取り寄せる必要があります。

インターネットで受験手引を請求する

受験手引きの請求は、インターネットで申し込むのが最もカンタンです。2022年6月現在、サイトは準備中となっており、7月上旬から以下のホームページから請求できるようになります。住所・氏名などの必要事項を入力して申し込みましょう。

介護福祉士国家試験『受験の手引』請求窓口

郵便はがきで受験手引を請求する

受験手引は、郵便はがきで請求することもできます。はがきの裏面に郵便番号・住所・氏名・電話番号などの必要事項に加え、必要部数を大きな文字ではっきりと記入して、社会福祉・振興センターに郵送しましょう。

締め切り2週間前に郵送する場合は、必ず速達で送りましょう。

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試験対策におすすめなスクールと講座10選を紹介


ここからは、介護福祉士の国家試験対策におすすめなスクールや講座について紹介します。通学コースや通信コースなどがあり、内容もさまざまなので自分の状況に合うものを選ぶことが大切です。

ユーキャン|介護福祉士講座

ユーキャンの介護福祉士講座は、国家試験対策に絞った内容で在宅で学習が進められる講座が開講されています。実務者研修を修了している方や、他社で修了予定の方におすすめです。

毎年の問題傾向が分析されたテキストを使って、効率的に学習をすることができます。この講座は、90%以上が介護の現場で働きながら学習し、試験を受けられています。

そのため、働きながらでも効率的に学習ができるようなカリキュラムが組まれており、スキマ時間を利用して学ぶことができます。

三幸福祉カレッジ|介護福祉士受験対策講座

通学コースと通信コースの2種類があり、お好きな方を選ぶことができます。通学コースは12日間で受験科目をおさらいするコースと、4日間で習熟度別に短期で弱点の補強をしていくコースがあります。また、全国統一模擬試験や直前対策講座なども用意されており、自分の状況に合わせて選ぶことが可能です。

通信コースは、筆記通信コースやWeb学習コース(eラーニング)、よく出るキーワード解説動画が用意されています。筆記通信コースは添削のときに、回答の分析やコメントがつき、弱点克服に結びつきます。

Web学習コースは、スマホでどこでも問題を解くことができ、すぐに解説を見られるので効率的な学習が行えます。

資格の大原|介護福祉士合格コース

資格の大原の介護福祉士合格コースは、教室通学・映像通学・Web通信・DVD通信の4つのコースがあり、好きなものを選ぶことができます。どのコースも基礎から短期集中で介護福祉士合格に向けて学習を進められます。

すべてのコースで基礎演習に加えて、模擬試験が3回ついているので、本番に向けてより実力をつけていくことができます。また、講義レジュメにはひらがなつきもあるので、外国人受講生も安心して受けられます。

日本キャリアパスアカデミー|介護福祉士国家試験受験対策講座

この講座は、通学コースと通信コースの2種類あります。通学コースは7日間で完成するポイントマスターの教材を受講後、7日間で完成するパーフェクトマスターの教材を受講します。2回科目内容を繰り返すことで記憶に定着させていきます。その後、模擬試験を受けるという流れです。

通信コースでは、日本キャリアパスアカデミーが開発したテキストを使用します。また、学習の進め方がわかる、「合格の法則」という手引き書もついています。模擬問題集もあり、毎年分析し直された最新の模擬試験も受けることが可能です。

ニチイ|介護福祉士国家試験対策講座

この講座は、現役介護福祉士の声を参考に、合格のポイントを的確に押さえた内容で通学と通信の両方を用いて学習していく講座です。要点が絞られたテキストと過去問でよく出るポイント100項目を集中的に学べます。

本番前には、全国統一模試で実力の最終的な確認が行えます。ここで弱点を見つけ、試験に向けて克服していく流れです。

アガルート|介護福祉士国家試験講座

製本されたフルカラーのテキストに加えて、いつでも見られる映像講義が特徴的な講座となっています。実務経験が活かされたインプット講義と4年分の過去問で学習していくことができます。

在宅で映像を見ながらテキストを進めることができ、わからないことがあったときは、回数無制限の質問制度でいつでも質問が可能です。

湘南国際アカデミー|介護福祉士受験対策講座

オリジナルのテキストで、まちがってはいけないポイントを押さえて効率的に学習ができます。4日間の受験対策講座やeラーニング、模擬試験などが受けられます。

直前対策もあるので、試験ギリギリまで集中力を切らすことなく学習が行えます。

藤仁館医療福祉カレッジ|介護福祉士筆記試験対策

講師と対面により納得のいくまで質疑応答ができる環境で学習ができます。スタートアップセミナーからはじまり、基礎講座、実力養成課程、直前対策課程などが全16回で用意されています。

講座は、日程や会場も自由に組み合わせて受講可能です。直前対策課程では全6回の模擬試験が受けられます。全国平均を上回る90%以上の高い合格率を誇っています。

キャリアカレッジ|介護福祉士受験対策講座

自分の状況に合わせて講座を選べるようになっています。基礎から学びたい方は、完全マスターコース、短期集中で要点を抑えるなら対策ポイントコースがおすすめでこの2つは通学して学びます。この他にも、eラーニングで学べるコースや試験直前に復習をしたいときは、国家試験直前対策講座などが用意されています。

これに加えて全国統一模試1回目のみ、2回目のみ、もしくは全2回受講パックなどがあります。キャリアカレッジの介護福祉士受験対策講座は全国合格率平均が71%のところ、89.1%の合格率となっています。

日建学院|介護福祉士短期必勝Webコース(筆記試験対応)

Web講座となっており、短期で集中して受けることができます。全国統一模試もセットになった講座で、3時間の全国統一模試、解答解説映像講義も受けられます。

Web映像は繰り返しみることができるので、復習したい時もすぐに確認でき、記憶を定着させていきます。

第35回の受験申込は8月開始予定!


介護福祉士国家試験の受験申し込み手続きを説明しましたが、次回の第35回試験は8月10日から受付が開始されます。試験へ向けてしっかりとした対策をとるのはもちろんですが、申し込み手続きをきちんとおこなうことが先決です。

受験を予定している人は、インターネットで申し込み手続きをし、忘れずに手引を取り寄せるなど、準備を事前におこないましょう。

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