アイリストが名刺を持つメリットとは? 印象的な名刺を作成するコツ|名刺を渡す時のポイントとは
「アイリスト」とはまつ毛パーマの施術をおこなう専門的知識と技術を持ったものであり、有限会社ローヤル化研が登録している商標です。
そんなアイリストが名刺を持つメリットはあるのでしょうか。ここでは、印象的で保存しておきたくなる名刺を作成するコツ、名刺を渡す際に配慮したいことについてくわしくご紹介します。
なぜオススメ? アイリストが名刺を持つメリットとは
名刺と聞くと、スーツを着たビジネスマンや営業職が持ち歩いて、お互いに名刺交換をするイメージがあるのではないでしょうか。
ですが、実は指名制度のあるサロンのアイリストにとっても、名刺は必須アイテムです。ここでは、アイリストが名刺を持つメリットと、名刺を持つことをおすすめする理由をご紹介します。
1. 受け取ってもらえる可能性が高い|名前を覚えてもらいやすい
どのサロンでも、施術前には担当するアイリストがお客様にあいさつをして名前を伝えているでしょう。しかし、口頭で名前を伝えても、聞き間違いや記憶間違いが起こりやすく、次に同じアイリストに施術を依頼したいと思っても、顔は浮かんでくるけれど名前が出てこないことがあるようです。
実際に施術前や施術後にアイリストに名刺を差し出されて、「いらない」と断るお客様はあまりいません。そのため、受け取ってもらえる可能性も高く、口で伝えるより名前を覚えやすくなるしょう。
2. 指名につながるきっかけになる|サロン予約に役立つ
名刺はチラシなどに比べるとコンパクトで保管しやすく、名前が書いてあるものなので、お客様もすぐに処分しようとは思わないものです。次にサロンに行こうと思って予約する際に、名刺があることを思い出してもらえれば、指名につながるきっかけにもなります。
また、お客様がサロンの予約の仕方などで迷ったり、ほかのサロンと比較したいと思ったりした際にも、名刺にお店のホームページや予約システムのQRコード、アイリストのSNSなどが記載されていれば役立つでしょう。
3. 自分の個性をアピールできる|印象に残せる
小さな名刺ですが、裏側も利用することでかなりの情報量を盛り込めます。縦型の名刺にするか横型の名刺にするか、字体はどうするか、顔写真を入れるかどうかなど、名刺のデザインにはたくさんの選択肢があるでしょう。
デザインに工夫を凝らすことで、アイリスト自身の個性をアピールできますし、名刺とセットで印象づけることで、お客様にアイリストを覚えてもらいやすくなります。施術のスキルと接客、そして名刺で、お客様に好印象を与えるでしょう。
印象に残るにはどうすればいいの? アイリストが名刺を作る4つのコツ
アイリストとして働くうえで、お客様に指名してもらえると嬉しいですよね。「また次も施術してもらいたい」とお客様に覚えていてもらうためには、印象に残る名刺を渡すことも効果的です。
つづいては、アイリストが名刺を作る際の4つのコツをご紹介します。
1. サロンのイメージに合うデザインを選ぶ|おしゃれ・上品など
お客様が「あのサロンに再来店したい」と思った際に、多くのカードのなかからアイリストの名刺を探し出すためには、サロンの雰囲気がある名刺であることが必要です。
サロンのロゴや名称だけでなく、イメージカラーなども取り入れて、パッと見てサロンがイメージできるようにするようにしましょう。おしゃれで上品な名刺にすることで、「素敵だから取っておこう」とお客様に思ってもらえるというメリットもあります。
2. 情報は絞り込んで掲載する|裏面も利用しよう
名刺は片面だけでなく、両面を利用することで掲載できる情報量を増やせます。とはいえ、なんでもかんでも盛り込んでしまうとゴチャゴチャしてしまい、内容を見る気になれない名刺になってしまうので逆効果です。
裏面も利用して、情報は絞り込んで掲載しましょう。表面はおしゃれに徹して、裏面に必要な情報を掲載するなどの工夫をするのがおすすめです。
プラスアルファするならどんな情報?|プロフィール・顔写真
名刺に必要な情報としては、アイリストの氏名とアイリストだとわかる肩書、サロンの名称と住所や電話番号、公式ホームページ、予約システムのQRコードなどがあります。
さらに、アイリストのプロフィールや顔写真などを載せたり、SNSがあれば掲載したりすると、お客様に覚えてもらえやすく、指名して予約するという行動に結びつきやすくなるはずです。
3. 形・サイズにこだわってみる|カードサイズでお財布に入りやすく
名刺はカードと比べると、少しだけ大きなサイズになっています。名刺を保存してもらえる自信があれば、ほかのカードとは目立たせるために長方形以外の形や素材に変化を持たせる方法もありますが、これだと必要なときに探し出せないこともあります。
お財布やカードケースに入れて保管しておいてもらうためには、カードのサイズに合わせて作成するとよいでしょう。
4. 機能性を加えてみる|ポイントカード・記入欄など
渡した名刺をお客様が保管してくれるかどうか不安がある場合には、名刺にプラスアルファの機能を持たせるのがおすすめです。たとえば、ポイントカードやクーポン券の機能を加えることで次回来店時まで保管してもらえます。
また、お客様に合わせたお手入れ方法や次回来店時のおすすめメニューなどが書き込める記入欄を設けたりすることでも、保管してもらいやすくなるはずです
マナーも大事! 名刺を渡すときのポイントを押さえておこう
サロンで名刺をお客様に渡す際には、マナーも大切です。ここでは、一般的な名刺を渡す際のマナーのおさらいと、とくにアイリストがお客様に名刺をお渡しする際に配慮した方がよいことをご紹介します。
お渡しするのはいつ?|お会いしたとき・お会計のとき
ビジネスシーンでは、名刺は相手にはじめて会った際に名乗りながら渡します。サロンでいえば、アイリストが新規のお客様にご挨拶する待合室や施術室でお渡しすることになりますが、場合によってはお客様の荷物をお預かりしたあとになってしまうこともあるでしょう。
そのため、お客様が困らないようなタイミングでお渡しする配慮も大切です。また、ポイントカード一体型やセルフケアアドバイスを書き込める名刺などでは、お会計の際にお渡しすることになります。
名刺の渡し方をおさらいしよう|笑顔で目を見て渡そう!
名刺は氏名や肩書、連絡先などがわかるカードであるとともに、自分をアピールして覚えてもらうためのツールでもあります。
お客様にアイリストの名前と顔を覚えてもらい、次も施術をお願いしたいと思ってもらうためには、笑顔でお客様の目を見てお渡しすることが大切です。つづいては、名刺の渡し方の流れと配慮したいことをご紹介します。
1. きれいな名刺を用意する|ヨレや汚れがないかチェック
アイリストなどサロンでお客様にお渡しする名刺は、お客様がサロンに求めてくる美しさの一環だと考えることが大切です。
名刺がヨレていたり、汚れていたりしては、せっかくのサロンやアイリストのイメージが損なわれてしまいます。お客様にお渡しする名刺の状態を前もってチェックしておきましょう。
2. お客様との間に遮るものがない場所に立つ
名刺をお渡しする際には、お客様とアイリストの間に遮るものがない場所を選ぶと、よりていねいな印象を与えます。
お客様との間にテーブルやイス、カウンターなどがある場合には、お客様の側に回ってお渡しするようにしましょう。
3. 客様が座っているときは|腰を落として下から
お客様がソファーや施術台に腰かけている場合には、アイリストの目線が上になってしまい、威圧感を与えてしまうことがあります。
膝を曲げてしゃがんだ姿勢になり、同じ目線か、下からの目線になるように気をつけて渡すと、お客様も安心できるでしょう。
4. 相手が読みやすい向きにした名刺を両手で差し出す
名刺を渡す際には、お客様が名刺に書いてある文字を読みやすい向きにする配慮をし、名乗りながらお渡しすることで、お客様が名前を確認しやすくなります。
片手で渡されても気にしないという方も少なくありませんが、文字が見えるように持って両手で差し出すようにすると、よりていねいな印象を与えるでしょう。
5. 自己紹介を添える
お客様にお会いして最初のタイミングで渡せる場合には、「本日担当いたします~です」と自己紹介を添えながらお渡しするようにします。
会計のタイミングでお渡しする場合には、名刺に記載されている連絡先から次回予約をする方法などを説明してお渡しすると親切です。
お客様の印象に残る名刺を作成しよう!
アイリストは名刺を作成して用意しておくことで、お客様に名前を覚えてもらいやすくなり、サロン予約の指名につながることがあります。
また、サロンのイメージに合うおしゃれなデザインの名刺に必要な情報とプロフィールや顔写真も掲載すると印象的な名刺ができるでしょう。さらに、ポイントカード機能やアドバイス記入欄なども加えることで、名刺を保管してもらいやすくなります。
名刺は、笑顔でていねいにお渡しすることが大切です。お客様の印象に残る名刺を作成して、集客に役立てましょう。