まつ毛が白髪になるって本当?原因や対策方法も解説

黒々としたボリュームのあるまつ毛はあこがれの的。しかし一方で、まつ毛に白い毛が混じるようになったという人もいます。いくらボリュームや長さがあっても、白髪状態のまつ毛ではうれしくありません。

そもそもまつ毛は本当に白髪になるのでしょうか。また、白髪まつ毛が発生する理由はなぜなのでしょうか。今回は、白髪まつ毛が生えるメカニズムや、予防・対策方法について詳しく見ていきましょう。

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まつ毛にも白髪が生えるの?

白髪というと髪の毛のイメージが強いですが、体毛はすべて白髪になる可能性があります。当然まつ毛も白髪になりえるので、まつ毛に白い毛が生えてきても不思議ではありません。

白髪まつ毛が発生する原因はメラノサイト

そもそもまつ毛などの体毛が黒いのは、メラニンという色素の働きによるものです。

メラニンを生成する細胞のことを「メラノサイト」と呼び、何らかの原因によってメラノサイトが作られない、もしくは働きが弱まることにより、メラニンの生成がとどこおって白髪が発生します。

では、メラノサイトの生成や働きを妨げる要素として、どんな原因が考えられるのかを見ていきましょう。

1. 栄養不足

1つ目は栄養不足です。ダイエットや食生活の乱れなどの理由によって、目の周りに栄養が行き届かなくなることで、まつ毛の白髪が引き起こされることがあります。どんな栄養を摂ればいいのかは後述するので、次の章をご覧ください。

2. 加齢・老化

2つ目は加齢による老化現象です。年齢を重ねると髪に白髪が発生する人が多いように、まつ毛も加齢が原因で白髪になってしまう人がいます。しかし、次章でお伝えする対策を取ることで改善される可能性もあるので、ぜひお試しください。

3. 遺伝・ホルモンの影響

3つ目は遺伝やホルモンによるものです。遺伝的にもともとメラノサイトが少ない人などは、若くてもまつ毛が白くなることがあります。また、妊娠や出産などのホルモンバランスの乱れが影響し、まつ毛が白髪になる人もいるようです。

4. 血行不良

4つ目は、血行がよくないことです。スマホやパソコン画面を長時間見る人など、目を酷使すると眼精疲労になりやすいといわれています。その結果、血流がとどこおりやすくなり、メラノサイトの働きが低下してまつ毛の白髪につながると考えられます。

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まつ毛の白髪を予防・改善するには


一度まつ毛が白くなったら、二度と黒いまつ毛が生えないというわけではありません。まずは白髪まつ毛をなるべく発生させないように、そして白い毛が生えたとしても再び健康的な黒いまつ毛を生やすために、やっていただきたい対策方法を紹介します。

ホットタオルなどで目元を温める

まず気軽にできる方法として、目元を温めてみましょう。目の周りを温めることによって、血流がよくなりやすいです。ホットタオルやホットアイマスクなどを使って実践してみてください。

まばたきや目の周りのマッサージを行う

目元の筋肉を動かすのも血流改善に効果的です。そこで、意識してまばたきをしたり、目の周囲をやさしくマッサージしたりして動かしましょう。

また、目の周りには「攅竹(さんちく)」(眉頭の辺り)や「晴明(せいめい)」(目頭の辺り)などツボもたくさんあるので、ツボ押しも試してみてはいかがでしょうか。

たんぱく質・ビタミン・亜鉛などを積極的に摂取する

たんぱく質・ビタミン(K・B群・Cなど)・亜鉛など、健康や血行促進に有効な栄養を摂ることも大事です。ナッツ・緑黄色野菜・肉・魚などを積極的に食べるとともに、バランスの取れた食生活を心がけましょう。

スマホやパソコンを見る時間を減らす

長時間ディスプレイを見ることにより、目の疲れがたまって眼精疲労になったり、目元が凝ったりします。そのため、できるだけスマホやパソコンの画面と向き合う時間を抑えることが大切です。

しかし、仕事などの事情により、なかなかディスプレイを見る時間を減らせないという人もいることでしょう。そのような場合は、30分に1回程度、目を閉じる・遠くを眺めるなどして目を休ませ、目元の緊張をほどくことがおすすめです。

有酸素運動や入浴

普段あまり運動をしていない人は、運動習慣をつけてみましょう。毎日10分程度のランニングやヨガなどの有酸素運動をすると、血流の改善効果が期待できます。

また、バスタイムをシャワーで済ませがちな人の場合、血行促進を目指してお風呂(湯舟)にしっかり浸かるのもおすすめです。

生活習慣を見直す

お酒の飲みすぎや喫煙は、ビタミンを多く消費したり破壊したりするとされています。さらに、タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる働きがあるといわれ、血行不良につながる恐れも。

また、睡眠不足は血行に悪影響を及ぼしたり、成長ホルモンの分泌を妨げられたりするためよくありません。

そこで、お酒やタバコを控える・しっかり睡眠時間を確保するといったように、生活習慣を改善することにより、メラノサイトの活性化につながる可能性があります。健康にもよいので、ぜひ実践してください。

まつ毛美容液などでケアする

健康的なまつ毛の発育をサポートするまつ毛用の美容液を使って、まつ毛をケアするのもおすすめです。まつ毛の成長に必要な栄養が補われ、白髪対策にもつながります。また、目の周りを清潔にする「アイシャンプー」でまつ毛の衛生状態をキープするのもよいでしょう。

まつ毛の白髪染めをする

まつ毛サロンでは、白髪染めをしてくれるところもあります。根本的な改善にはなりませんが、選択肢の1つとして検討するのもよいのではないでしょうか。ただし、まつ毛は生えかわりが早いため、再び白髪が生えてきた際は2週間~1カ月ごとに染め直しが必要です。

マスカラで隠す

一時的な方法として、外に出るときだけマスカラを塗って白髪まつ毛を隠す方法もあります。男性など、長さやボリュームを出すマスカラに抵抗がある場合は、繊維の入っていないものや、まつ毛にも使える眉墨を選ぶのがおすすめです。

自分でできるうえ、まつ毛自体をきちんとコーティングできるため、白髪染めよりおすすめの方法といえます。

白髪まつ毛を抜くのはNG


まつ毛が白くなっていると、鏡を見るたびに目に入って気になり、つい抜きたくなってしまうかもしれません。しかし、抜くと毛根を傷めてしまったり、炎症が起きたりする恐れがあるのでNGです。場合によってはまつ毛が生えなくなる可能性もあります。

どうしても気になるなら、眉毛用のハサミを使い、皮膚を傷つけないように注意を払いつつ根元に近い部分でカットしましょう。

まつ毛の白髪を適切な対策やケアで改善しよう


まつ毛が白髪になる原因はいくつかありますが、白いまつ毛が生えてきてもあきらめずにいろいろな対策を試してみましょう。血行をよくしたり、生活習慣や栄養に気をつけたりすることは、まつ毛の白髪対策だけでなく体のあちこちの健康にとって重要です。

目元を健康かつ清潔にしておくことが大切なので、白髪まつ毛がない人も、今後の予防や健康習慣の一環として、普段の生活のなかで意識してみてはいかがでしょうか。

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