オフィスネイルはどこまでOK?人気の色やおすすめのデザインは?おさえておきたいポイントも紹介

社会人として仕事をしながら、ネイルを楽しみたいという人は多いのではないでしょうか。職場によってはネイルOKのところもあり、オフィスネイルと呼ばれるネイルを楽しむことができます。

しかしオフィスネイルをしたくても、色やデザインがどこまでOKなのか分からない人もいることでしょう。

そこでこの記事では、オフィスネイルの人気の色やおすすめのデザインを紹介します。おさえておきたいポイントもお伝えしますので、オフィスネイルをしてみたいという人はぜひ参考にしてください。

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オフィスネイルとは

オフィスネイルは言葉のとおり、オフィスへ出勤するときにしていくネイルのことです。職場によっては、ネイルの規定がない場合もあります。しかし、いくら規定がないからといっても、あまりにも派手なネイルや長い爪は、悪い印象を与えてしまいかねません。

一般的にオフィスネイルは、長すぎず整えた爪に、派手すぎずやわらかなカラーや落ち着いた雰囲気のデザインを用いたネイル、とされています。

オフィスネイルに人気のカラーは?何色まで使用できる?

一口に「派手すぎないネイル」「落ち着いた色合いのネイル」と言われても、実際にはどの程度までOKなのか分かりにくいかもしれません。とくに社会人になりたての場合は、職場の上司がどんなネイルをしているかまでは把握できないこともあるでしょう。

そこで、株式会社リクルートの美容に関する調査研究機関である、ホットペッパービューティーアカデミーによる「オフィスネイルに関する意識・実態調査」をもとに、オフィスでネイルを実施している人の人気カラーを紹介します。

引用元
株式会社リクルート ホットペッパービューティーアカデミー|オフィスネイルに関する利用意識・実態調査
※2022年実施

ピンク

ピンクは、オフィスネイルに限らず、ネイルカラーのなかでも人気の高い定番のカラーです。女性らしさや優しさといった、可愛らしい印象を与えます。

ピンクと言っても、落ち着いたベージュピンクやベビーピンクから、ハッキリとした印象でビビットなパッションピンクやショッキングピンクなど、その色合いはさまざま。オフィスネイルに使用するならベージュピンクやモーヴピンクのような、肌馴染みの良いヌーディーな色合いのピンクが良いでしょう。

ベージュ

ベージュは肌色に近く、清楚で上品な印象を与えるカラーです。前述した落ち着いたピンク色と同じく、肌馴染みが良いため指が長く美しく見えるという特徴があります。

ネイルにあまり馴染みのない年配の方や男性の方からも受け入れられやすい、シックで落ち着いた色合いはまさにオフィスネイルにぴったりのカラーと言えるでしょう。

グレージュ

グレージュはグレーとベージュを混ぜたような色合いで、シンプルかつ肌馴染みがよいのが特徴です。落ち着いた雰囲気に演出できる上品なカラーで、オフィスネイルに選ばれる色として人気があります。

また、さまざまなデザインやグリッター(ラメ)とも相性がよいため、オフィスネイルに限らずプライベートで楽しむ人も多いカラーです。温かさのあるくすんだ色味なので、朝夕の涼しさが感じられる秋口などに、手元の雰囲気を変えるのにぴったりでしょう。

パステルカラー・くすみカラー

ネイルの色の規定がない職場なら、パステルカラーやくすみカラーがおすすめです。

パステルカラーは、赤や青、黄色といった原色ではなく、白を混ぜて淡い色合いにしたカラーのことです。ふんわりと柔らかく穏やかな色合いで、明るい色使いながら派手になりすぎません。パステルカラーのなかでも、青系・緑系のカラーがオフィスネイルでは人気です。

くすみカラーは、グレーを帯びたパステルカラーのようなカラーで、全体的に彩度が低く、「くすみカラー」の名前の通り、くすんだ色合いを持っています。同じ赤や青でも、控えめで落ち着いた雰囲気になるので、オフィスネイルにも使えるでしょう。

クリア

クリアネイルとは、透明なポリッシュやジェルで仕上げたネイルのことを指します。色がついていないため自分の爪の色を生かした、自然な仕上がりとなります。

色やパーツを使用しなくても、爪の凸凹を抑えてツヤが出るため、自然でありながら上品で清潔感のある指先の演出ができます。ネイルOKのオフィスなら、ちょっとしたパーツでワンポイントをつけたり、ラメの入ったポリッシュを使ったりと、華やかながら派手すぎない
ネイルをしたい人におすすめです。

ホワイト系

ホワイトは上品さと清潔さがあり、さわやかな印象を与えるカラーです。また、さまざまなファッションや雰囲気に合わせやすく、万人受けするカラーとも言えるでしょう。ベージュと同じく、指先を美しく見せてくれる効果もありますよ。

オフィスネイルに用いるなら、はっきりとした印象を与える真っ白なカラーよりも、オフホワイト・アイボリー・パールホワイトのような柔らかなイメージの白系統の色がおすすめです。

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オフィスネイルにおすすめのデザインは?

ネイルはカラーだけでなく、デザインも重要な要素です。オフィスネイルにはどんなデザインが向いているのでしょうか?オフィスネイルにおすすめのデザインについて、見ていきましょう。

シンプルなワンカラー

オフィスネイルの定番といえば、ワンカラー。すべての爪を単色で仕上げる、シンプルなデザインです。

ワンカラーのネイルにするのなら、ベージュやグレー・ホワイトのような、清楚で上品な色がおすすめ。爪や指を長く美しく見せる効果もありますよ。

ワンカラーはシンプルなので、ファッションやメイクを選ばず、どんな雰囲気にも馴染みやすいのが魅力です。職場の規定によっては、ラメを足してみたり、シンプルなラインデザインを足してみたりと、セルフアレンジもしやすいです。

エレガントなフレンチネイル

フレンチネイルとは、爪の先の部分にホワイトをのせたネイルデザインのことを指します。現在では、ホワイト以外の色を使用するカラーフレンチも一般的になってきています。

フレンチはデザインネイルのなかでも定番のデザインです。ベージュやピンクベージュのようなヌーディカラーのベースに細いホワイトでつくったフレンチは、シンプルで控えめながら可憐でエレガントな雰囲気を演出してくれます。

グラデーションネイルで上品に

グラデーションネイルとは、爪の根元から先端にかけて、ゆるやかに濃淡や明暗などがかわっていくネイルデザインのことです。爪を短く整えていても、長く見える効果があり、ワンカラーよりも華やかな雰囲気になります。

グラデーションネイルは、爪が伸びてきても目立ちにくいというメリットもあります。忙しくてなかなかネイルを直せない、という方はワンカラーよりもグラデーションネイルがおすすめです。

パーツでアクセントをつけたポイントアート

ビジューやパール・ラメなどのパーツをワンポイントだけ施したポイントアートは、シンプルが好まれるオフィスネイルと相性がよいデザインです。ワンポイントがアクセントになって、華やかさやおしゃれ感を演出できます。

フレンチネイルやワンカラーにワンポイント加えるだけで、目を引くデザインになりながらも主張しすぎないため、オフィスネイルで取り入れている人もいます。ただし職場によっては、パーツを載せるのはNGとしているところもあるようです。

ニュアンスネイルで仕事のやる気アップ

「ネイルが好きだけど、シンプルなデザインでは気分が上がらない」という人にはニュアンスネイルがおすすめです。

「ニュアンス」は「あいまいな」「混合された」という意味をもち、デザインに決まりがありません。そのため、肌馴染みのよいカラーと主張しすぎないニュアンスデザインなら、オフィスネイルとして楽しめます。

あえて色味をぼかしたりムラのあるデザインにすることで、おしゃれな手元を演出できます。

しかしポイントアートと同様に、職場によってはNGです。

オフィスネイルをするときにおさえておきたいポイント

オフィスネイルは、あくまでも仕事に支障がないことが前提。また、最低限のマナーやルールをわきまえておくことが大切です。ルールは業種によって異なるほか、同じ会社内でも部署によって違うこともあります。

以上を踏まえたうえで、オフィスネイルをする際におさえておきたいポイントを見ていきましょう。

職場の規定を確認する

オフィスネイルをする前に、職場の規定を必ず確認しましょう。ネイルOKの職場でも、ブラック・ネイビー・レッド・コーラル・ボルドー・オレンジ・イエローなどのカラーは、NGとされていることも多いです。また、医療・福祉・介護系の職場は、基本的にネイルそのものがNG。

また、とくに指定がない場合でも、オフィスネイルはTPOをわきまえたネイルにしましょう。スカルプや3Dアートなどは、オフィスネイルには不向きと言えます。

引用元
株式会社リクルート|オフィスネイルに関する利用意識・実態調査

美容室は、ネイルOKのところが多いです。ただし爪は短く整え、施術中に取れないもの・派手すぎないものが原則。パーツを使ったネイルは、施術中に剥がれて思わぬ事故につながる可能性があるためできません。

一方、エステサロンはNGのところがほとんど。ネイルをした手では、お客様の皮膚を傷つけてしまう恐れがあるためです。また、衛生面の観点からも、エステティシャンにネイルは向いていません。

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エステティシャンはネイルができない?手元の身だしなみを整えるケアのしかたについても紹介

ネイルOKでも控えめなものからスタートするのがおすすめ

ネイルOKな職場ではじめてオフィスネイルをするときは、パーツなどを使わない控えめなものからスタートするのがおすすめです。肌馴染みのよいワンカラーだと、悪目立ちすることはありません。

業種によってOKとされる範囲が違うため、アートを取り入れる際は職場の先輩に相談したり、周りの人のネイルをチェックしたりして、仕事に支障がないものを取り入れましょう。

爪は短く形を整えよう

ネイルを塗る前に、爪を整えておきましょう。長いネイルは派手に見えたり、不潔に見えたりしてしまいますので、短めに切ります。

また、先端にいくにつれて細くなる「ポイント」の形は派手な印象を与えたり、割れやすくなったりしてしまうため、丸い「オーバル」や角のない「ラウンド」の形がおすすめです。

ワンカラーが無難

オフィスネイルのおすすめデザインでご紹介しましたが、できればワンカラー、多くても2色以内でまとめるのが無難です。デザインネイルができる職場でも、なるべくフレンチのような2色以内で仕上げられるデザインを選びましょう。

使用するパーツは控えめに

ネイルの規定がない職場では、ラインストーンやラメなどを使用したデコネイルが可能なケースもあります。しかしラインストーンやラメなどを使いすぎると派手すぎたり、かえって下品に見えてしまったりすることもあるため、注意しましょう。

爪の周りや指のケアもしよう

せっかくネイルがきれいでも、爪の周りや指・手の肌が荒れていると、ネイルだけ浮いて見えたり、汚く見えてしまったりと、ネイルが逆効果になることもあります。

甘皮やささくれを取り除き、指や手の肌を保湿するなどのハンドケアを行いましょう。

オフィスネイルは肌馴染みのいいカラーが基本!職場のルールに沿って楽しもう

オフィスネイルは、肌馴染みのいいカラーが基本です。ヌーディーなピンクやベージュ・グレージュなどのカラーに人気があります。仕事に支障がない範囲で楽しむことが前提であり、派手すぎる色や主張しすぎるパーツの使用はNGです。

また、業種や配属される部署によってもルールが異なるため、必ず職場の規定を確かめてから行いましょう。爪を短く整えたり爪や指まわりのケアをしたりして、清潔感を保つことも大切です。

この記事で紹介したおすすめのデザインも参考にしながら、職場のルールに沿ってオフィスネイルを楽しみましょう。


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