ネイルの枠を超えアートの革命を起こす『S’pluMe nail atelier』

ネイルの枠を超えアートの革命を起こす『S’pluMe nail atelier』

亀ヶ谷美羽さんが作り出すネイルは、芸術作品そのもの。自らを爪職人・独学表現作家と名乗り、独特の色彩感覚で作り上げるネイルは人の心をつかんで離しません。そんな亀ヶ谷さんが、4年前に三軒茶屋にオープンしたのが『S’pluMe nail atelier』。前編ではどのような経緯でオープンしたのか、お話を伺います。

亀ヶ谷さん

ネイルの概念を壊してくれた、師匠古谷さんとの出会い

――このお店をオープンさせた経緯を教えてください。
「決まりのあるネイルが窮屈だったからです。大学在学中にネイルに出会って、ダブルスクールでネイルスクールに通い、卒業後はカルジェル専門店に入りました。ネイリストというのは造語なので、自分のことをマニキュアリストと呼んでいるのですが、そのサロンでマニキュアリストとしてサロンワークの基礎を学びました。色の混ぜ方やリペアなど大切な技術を学ばせてはもらったのですが、左右対称にきちんとデザインをするとか、ラメラインをいかに均一に入れるかというような決まったデザインをするネイルに違和感を覚えるようになったんです。そんなときに、師匠と呼ばせていただいているA.M.S.恵比寿プレイスの古谷葉月さんのネイルに出会い衝撃を受けたんです。爪に虫が入っていたり、今まで見たこともないようなデザインばかりで、私が習ってきたネイルの概念を壊してくれました。私も古谷さんのようにもっと自由に表現したいという思いが強くなりましたが、独立するまでにもう1ステップ踏みたいと思い、銀座のネイルサロンで3年ほど働きました。トップマニキュアリストになり、技術面や接客について多くのことを学びましたが、見本とまったく同じように作らなくてはいけなくて、自分の技術やセンスを試せないことに、窮屈さを感じていました。これは私じゃなくてもできるのではとだんだん感じるようになり、独立を決めました」

――アシスタントの西田さんと二人三脚でお店をオープンさせたそうですね。
「はい、私はネイルのことは大好きで誰にも負けない自信はありますが、計算とかは全然できないので、西田に経営面などのマネジメントをお願いしたいと思っていました。西田も私のネイル技術を買ってくれて、私のネイルを広めていきたいと協力してくれることになりました。2014年8月のことです」

S’pluMe nail atelier

自分にしかできないネイルデザインを追求して

――三軒茶屋に出店した理由は?
「出店場所については、銀座、表参道、青山、渋谷などの激戦区ではなくて、あえて少し外した場所から探し始めたんです。私がこんな自由な感じなので(笑)、高級ネイルサロンというような雰囲気の土地ではなく、下町っぽさがある三軒茶屋が候補にあがりました。そのなかのひとつがこの物件だったんですが、とても縁起のいい物件だと勧められたんです。この物件を管理している不動産会社が起業した物件だそうで、今では会社を拡大して、富ヶ谷に移ったのですが、次に入った革細工屋さんもお店が繁盛して7年ほどで富ヶ谷に自社ビルを建てるほどに成長したらしくて。契約時に不動産会社の社長に、『この連鎖に乗って富ヶ谷に来てくれることを願ってるよ』と言ってもらい、直感で運命的なものを感じ、ここでがんばることを決めました。三軒茶屋は、知る人ぞ知る名店が多く、名店は駅から少し離れた落ち着いたところにあるイメージがあったので、それも条件に合っていました」

――お店のコンセプトを教えてください。
「本来の爪の美や健康を保ちながら、私にできることで人を笑顔にするということです。なので、当店では爪の状態がよければ、リペアで塗りなおしをお勧めしています。たいていのお客さまは2、3回塗りなおしをされてから、オフする方が多いです。あと、私は元々爪にコンプレックスがあったので、ネイルを知り世界が変わったと感じました。それをお客さまにも体感してほしいという思いがあります。心を込めてその方に合った色やアート、デザインを作っていくことで、お客さまが自信を持てるようになっていただけたらうれしいです。人間の体のなかで首と手は整形ができず、年齢が出やすい部分でもあります。でも爪がきれいになると、手元の所作が変わりますし、その方自身が変わっていくんです。ネイルをアート作品としてこだわり、1人ひとりに気持ちを込めたいので、1日3組限定とさせていただいています」

オープン当初は1日3組限定というスタイルについて、アシスタントの西田さんと意見がぶつかることもあったそうですが、このコンセプトが固まったのは、亀ヶ谷さんのネイルに対する強い思いがあったからなのだとか。中編ではその思いについて伺います。

   

Salon Data

S’pluMe nail atelier

S’pluMe nail atelier

住所:〒154-0011 東京都世田谷区上馬1-32-22 1階
TEL:03-5431-5039
お問い合わせは下記まで
LINE ID→ @zoa0372o

http://www.insgrum.com/user/m.kamegaya/3168166384
https://nailbook.jp/salon/3326/

1日3組限定でネイルに思いを込める『S’pluMe nail atelier』>>

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