ネイリストの髪型で押さえておきたいポイントとは? おすすめのスタイルを長さ別に紹介
接客業においての身だしなみを整えることは、最低限のマナーです。ネイリストのように、美容に関する職業であれば、なおさらでしょう。
本記事では、ネイリストの髪型の基本的なポイントや仕事中の髪型として配慮すべき点、そして長さ別のおすすめヘアスタイルを紹介します。
まずは守りたい基本ポイントとは?
ネイルの施術はお客様との距離も近く、手などに直接触れることもあるため、清潔感のある身だしなみが欠かせません。どんなに技術が高くても、身だしなみがだらしないネイリストは、お客様に不安感を与えてしまう可能性があります。
ここでは、身だしなみのなかでも特に目につきやすい、髪型に関する基本的なポイントを紹介します。
1. 寝ぐせは直す
寝て起きたままの寝ぐせがついた髪では、お客様に不快感を与えてしまいます。仕事上の身だしなみで一番気にするところは「寝ぐせ」という意見が一番多いという調査結果もあるほど、人は寝ぐせを気にするのです。まずは、寝ぐせがないということが基本中の基本です。
2. フケ対策をする
肩にフケが落ちているといった状態は、周囲やお客様に不快な印象を与えてしまいます。毎日しっかりと洗髪をしてヘアケアも怠らないよう、定期的にトリートメントなどをして、手入れが行き届いている印象を与えることを心がけましょう。
3. 長い髪はまとめる
ネイルの施術中に髪の毛に触れることは、不衛生なイメージですし、集中力も変わってきてしまうので長い髪の方は耳の横に髪の毛が下りてこないよう束ねるのがベストです。
前髪も長ければ、落ちてこないようにピンなどで押さえてしまう方が衛生的で清潔感が高いですしょう。
4. サロンの規定に合わせた髪色にする
髪色については、サロンで規定を設けているケースも多いです。一方で、「髪色自由」としているサロンもあり、派手な髪色も許可している場合もあります。
自身のオシャレのために、さまざまな髪色を楽しみたい場合は、髪色に規定のないサロンを選ぶと良いでしょう。
仕事中の髪型はどんなところに気をつければいいの?
仕事先で髪型についての決まりごとのある場合があり、明るめの髪色が禁止されていたり、クルクルのパーマを禁止していたりします。第一印象で不快感を与えない髪型にするよう気を付けましょう。
1. 清潔感のある髪型か
清潔感のある髪型のポイントは「ツヤ」「ハリ」「コシ」のある髪型で、プラス「派手過ぎないカラー」にすることです。ショートヘアにしてもミディアムヘアにしても、ロングヘアであっても、日頃のお手入れを欠かさずすることで清潔感が保たれるようになります。
2. 動いたときに髪の毛が落ちてこないか
ネイリストは正面を向いてお客様と会話をしたり、手元に頭を下げて施術をしたり、横や後ろを向いてネイルの道具を取ったりするので、髪がよく揺れる状態にあります。
そのたびに髪が落ちてくるのは邪魔に感じますし、気が散るでしょう。施術に集中できるよう、気配りすることが大切です。
3. お客様に不快感を与えないか
ロングヘアの場合、基本的には、ひとつに結び、前髪が長い人は、落ちてこないようにピンで留めましょう。また、耳の横は、髪の毛をおろさないようにすることがポイントです。
ネイリストにおすすめの髪型を長さ別に紹介!
仕事中の髪型のポイントに配慮した上で、オシャレな髪型を楽しむことは可能です。ヘアアレンジは無数に存在するので、清楚感のあふれるまとめ髪もいろいろあります。ここでは、仕事前の忙しい朝でも簡単にできるヘアアレンジを、長さ別に紹介します。
ロング|くるりんぱ
ロングヘアーをスッキリとまとめられる髪型で、手間がかからないのにさまざまなアレンジを加えることもできる髪型です。
基本的な手順は下記の4ステップとなっています。
1.後頭部の低めの位置でひとつ結びにする
2.結んだゴムのすぐ上を、左右に割る
3.左右に割った髪の間に、束ねた髪を上から通す
4.毛束を下に引っ張り、結び目を締める
髪を結ぶ前に全体的にコテで巻いたり、結び目をおさえながら毛束を少しずつつまんで立体感を出したりすることで、見た目のオシャレ度をさらにアップさせることも可能です。
ミディアム|シニヨン
中途半端なミディアム長さの髪をキッチリしたシニヨンにまとめることで、キリっとしたまとめ髪が仕上がります。
1.髪の毛をしっかりめのひとつ結びにする
2.トップの毛束をつまみ、数か所引き出す
3.結んだ毛束を毛先までしっかりとねじる
4.ねじった毛束を、丸くなるようにゴムに巻きつける
5.巻きつけた毛束をヘアピンで固定する
1つめの手順で結ぶ位置によっても印象が異なります。低めの位置は大人な印象に、高めの位置は元気な印象に仕上がるでしょう。
5つめの手順で毛束を固定した後、お団子の毛束をランダムに引き出すことでも、仕上がりの印象が変わってきます。
ショート|編み込み
ショートの編み込みヘアは、フロントはスッキリし、編み込んだ部分がカチューシャになるので、とっても清潔感のあるオシャレなまとめ髪になります。
手順は下記の3ステップです。
1.前髪を残し、サイドの髪を耳の後ろまで編み込み、ヘアピンで固定する
2.反対側も耳の後ろまで編み込み、ヘアピンで固定する
3.編み込んだ毛束を少量ずつつまんで部分的に引き出す
編み込んだ毛束を部分的に引き出すことで、立体的で華やかな印象のヘアスタイルに仕上がります。
編み込む前に全体的にコテで巻いたり、前髪もすべて編み込んだり、センター分けではなく6:4で分け目を作ったりといったアレンジもできます。
面接での髪型で押さえておきたいポイントとは?
ネイリストの面接の際の髪型も、気をつけるべきポイントは、基本的に就業時と変わりません。
身だしなみに気を配っていることがうかがえる、清潔感のある髪型を意識しましょう。
サロンによっては面接と同日にスキルチェックを行うこともあるため、そのまま施術に入っても差支えのない髪型にしておくことをおすすめします。
髪型以外に気をつけたい身だしなみとは?
ネイリストは、髪型以外の身だしなみにも配慮が必要です。
私服勤務のサロンの場合は、施術のじゃまになるような服装は避けましょう。ネイルアートを引き立てるために、色味の派手なものや柄物は避けた方が無難です。
メイクはサロンの雰囲気に合わせることが大切。落ち着いた雰囲気のサロンであればナチュラルメイクが好ましく、若い女性向けのサロンであれば、それに合わせたメイクも問題ないでしょう。
また、ネイルは自身の技術をアピールするアイテムにもなるため、トレンドを取り入れつつ、定期的にデザインを変えることがおすすめです。
これらの身だしなみ全般において、清潔感と美意識が感じられることを意識しましょう。
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髪型をはじめメイクや服装などの規定は、サロンによって大きく異なります。そのため、髪型や服装の自由度の高さなど、自分の希望に沿ったサロン探しが重要です。
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清潔感のある髪型でお客様に好印象を与えよう
ネイリストは清潔感のある身だしなみを意識することが重要です。しかし髪型や髪色、服装などの規定はサロンによってさまざまとなっているため、募集内容をしっかりチェックしましょう。
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