脱毛スタッフはどんな気持ちで施術をしてる? お客様が感じやすい4つの不安と対処法
脱毛サロンで脱毛したいという願望があっても、脱毛スタッフの気持ちや脱毛する部位を見られることへの恥ずかしさなど、不安に感じる要素が多くてなかなか踏み切れないという人もいます。
しかし、実際のところ脱毛スタッフは施術中に何を考え、お客様に対してどう思っているのでしょうか。
また、脱毛スタッフの気持ち以外にも、お客様が抱えがちなマイナスの感情はいろいろあります。脱毛に対するお客様の不安・心配・緊張といった気持ちを、接客時に適切な対応で取り除き、快適に通ってもらいましょう。
脱毛スタッフはどんな気持ちで施術をしてるの?
お客様にとって「脱毛スタッフが施術中に何を考えているのか」は不安を感じるポイントの1つ。そこで、脱毛スタッフがどんな気持ちで施術をしているのかが気になるお客様のため、「脱毛スタッフの気持ちあるある」をお届けしましょう。
1. 当て残しがないよう真剣になっている
1つ目は、当て残さないように必死な気持ちです。光やレーザーの当て残しがないか、まんべんなくきちんと全体に当てられているかをチェックしながら、真剣に施術を行っています。
毛が残ってしまうと目立つため、クレームの原因にもなりえます。そのため、脱毛スタッフたちは細心の注意を払って業務にあたっているのです。
2. お客様に痛みが出ていないか気にしている
2つ目は、痛みがないかという心配な気持ちです。脱毛する部位やレーザーの強さ(出力の高さ)によっては痛みが出ることもあるので、特にデリケートな場所の施術や痛みに弱いお客様の場合は、より注意深く対応しなければなりません。
お客様が痛みを感じていないか気を配り、なるべく痛まないように慎重に施術を行っています。
脱毛サロンでお客様が感じやすい4つの不安と対処法
前章で紹介した内容のほかにも、お客様が感じやすい不安があります。どんな点なのか、またどのように対処すればいいのかをチェックしましょう。
1. 衛生面や安全面は大丈夫?
1つ目は、サロンの衛生面や施術の安全面に関する不安です。お客様に清潔な印象を与えられるように、サロンの外や店内は普段から掃除してきれいさを保ち、インテリアなどにも気を配りましょう。
また、安全性については施術前にきちんと説明して納得してもらったうえで行うことが重要です。エステティシャンの腕を保証する資格証明書などを目に見えるところに掲示しておくのもおすすめです。
2. 追加料金を請求されそうで不安
「追加料金が発生するのではないか」などの料金面への不安を感じるお客様も多いようです。パンフレットや事前説明などで何にどのような料金がかかるのかをわかりやすくきちんと提示し、後出しにならないように注意しましょう。
規定のコースでは終わらなかったときに発生する料金がある場合も、前もってしっかりと説明し、理解してもらってから施術を行うことが大切です。
3. 強引な勧誘をされたらどうしよう…
たとえば無料体験や低額でのお試しを受けた場合、「終わった後にコース契約を無理やり結ばれるのでは」など、強引な営業への不安を感じる人もいます。
体験してもらった後に契約への提案をすることは必要ですが、強引にすすめることがないようにスタッフに周知徹底することが重要です。
お客様が不利にならないように、クーリングオフなどの解約制度についてもきちんと説明し、契約後でもキャンセルが可能であることも伝えましょう。
4. 初めてだからこわい|VIOが恥ずかしい
お客様のなかには、初めて脱毛を受けるということに恐怖感・不安を抱えている人や、肌や体を脱毛スタッフに見られてしまうこと・脱毛の部位(VIOなど)に対する恥ずかしさなどを感じる人も多数います。
お客様はただでさえ不安や緊張を感じているので、それを増長させるような態度を取らないのはもちろんのこと、気持ちを和らげるような声かけを行うなどの工夫を取り入れることが大切です。
お客様と信頼関係を築こう! 押さえておきたい接客のコツ
前章で伝えたようなお客様の不安をフォローするということ以外にも、脱毛サロンで接客や施術に満足していただくための対応方法がたくさんあります。そこで、接客時に取り入れたいコツを紹介します。
1. カウンセリング|傾聴+的確な質問
脱毛スタッフは、カウンセリングの段階でまずはお客様の悩みなど、話をしっかり聞くことが大切です。途中で話を遮ったり否定したりせず、相づちを打ったり同調したりしながらお客様の声に耳を傾けましょう。
そのうえで、YESかNOで答えられる簡単な質問から始め、踏み込んで尋ねたい内容では具体的に回答しやすいような質問をします。
無料カウンセリングでもしっかりと
無料カウンセリングでうまくいけば、契約に進んでもらえる可能性が高まります。そのことを念頭に置いて丁寧にカウンセリングを行い、施術方法や料金などもきちんと伝えて、お客様の不安や心配事を解消するよう努めましょう。
2. 営業|求められるものを提案する
カウンセリングの段階で親身になって話を聞くことにより、お客様の悩みを把握します。話を聞いて理解してもらえた、と感じると、自然とお客様との距離が縮まり、信頼関係も築けるでしょう。
そのうえで、お客様に合ったものを提案するのが営業トークにおける大前提です。押しつけたり強引にすすめたりするのではなく、解決策を提示するというイメージで行いましょう。あくまでも決定権はお客様にある、ということを忘れないようにすることが大事です。
お客様のなかには、迷いがあったり勇気が出なかったりしてなかなか答えを言い出せない人もいます。そこで無理してたたみかけるように押すのではなく、お客様の様子やペースに合わせたクロージングで信頼感を得て、お客様の最終決断をそっと後押ししましょう。
お客様の不安に合わせた情報を用意しておこう
「継続できなかったら…」「最後まで通えないかも…」といったように、契約を前にしてもお客様の不安は尽きません。そこで、支払い方法や通い方などお客様の心配な気持ちを解消できるような情報をきちんと準備して、フォローできるようにしておきましょう。
3. 受付|笑顔ではきはきと
脱毛サロンでは、お客様を最初に迎える受付の役割も重要です。無愛想で対応がよくないサロンに通いたくなる人はいません。笑顔でハキハキと受け答えを行うことはもちろん、緊張しているお客様のことを気遣い、お客様に安心感を与えられるようにしましょう。
お客様の不安を解消して心地よくサロンを利用してもらおう!
脱毛サロンを利用したい・実際に利用しているお客様は、脱毛スタッフの気持ちや脱毛に対して多くの不安を抱えています。
不安な気持ちを持ったまま通うのでは、せっかく脱毛を始めても途中で挫折する可能性もあり、満足いかない結果になりかねません。
残念な結末にならないようにするためにも、脱毛スタッフ側が積極的に不安を解消し、お客様に心地よくサロンを利用してもらえるように努めましょう。