エステティシャンに向いてる人の特徴は?おすすめの資格や求められることについても紹介!
お客様の美に寄り添い、サポートをするエステティシャン。美のプロフェッショナルであるエステティシャンに憧れて、目指している人も多いのではないでしょうか?
本記事では、エステティシャンに向いている人についての特徴を紹介していきます。
エステティシャンに向いてる人とは?
エステティシャンとは、美容に関する知識を高く持ち、お客様の「美」のために、その知識や技術を提供する接客業です。美容に関する知識が必要なのはもちろん、お客様をキレイにするための技術や、お客様の接客技術が必要になってきます。
そのため、向いている人の特徴として、美意識が高い人、常に技術を磨きたい人、人と話すことが好きな人などが挙げられます。
それぞれについて、以下で詳しく説明していきます。
美容が好き・興味がある
お客様を美しくするエステティシャン。せっかく予約をして行ったのに、担当のエステティシャンの肌がボロボロだったり、身だしなみが整っていなければ、この人で大丈夫なの?とお客様も不安になってしまいます。
お客様をキレイにする以前に、自分自身も常にキレイでいることを意識しておかなければなりません。
そのため、自分をキレイにしたい、美容にとても興味がある、という人は、エステティシャンに向いているといえます。
人と話すのが好きな人
エステティシャンの仕事内容の中には、お客様の状態を知るためのカウンセリングや、お悩みへのアドバイスなどがあります。
お客様の現状やお悩みをしっかり聞いたうえで、どうした方がいいか、きちんと答えなくてはなりません。そのため、人と話したり、コミュニケーションをとったりすることが好きな人は、向いているといえるでしょう。
また、お客様の中には雑談を楽しみたいといった人も来店されます。接客業という観点からも、人と話すことが好きだという点は欠かすことができません。
向上心がある人
お客様のお悩みにあわせた施術や、新しい情報・技術を提供するため、美容に関する知識はもちろん、提供する化粧品やエステ機器の情報などをアップデートしなければなりません。
そのため、常に何かを学ぼうとする高い志を持った人は、エステティシャンに向いているでしょう。
体力・精神力のある人
長時間立ったままお客様の身体をケアしたり、前かがみになったりするエステティシャンの仕事は体力が必要です。また、たとえプライベートで辛いことがあったとしても、お客様の前で常に笑顔を保つための精神力も必要になります。
ですから、体力に自信があり、常に冷静に物事を見極めることができて、いつでも笑顔で対応できる人は、エステティシャンに向いているといえます。
エステティシャンに向いていない人
では、反対にエステティシャンに向いていない人とは、どのような人でしょうか?エステティシャンに向いていない人の特徴をみていきましょう。
美に興味がない
美をサポートするエステティシャンが美に興味がないのでは、お客様にサービスを提供しても、説得力が感じられません。まったく美容に興味がない人は、エステティシャンには向いていないでしょう。
ただ、「お客様をキレイにしたい」という想いから美容の勉強をしていくことで、自分自身を美しく磨くこともできます。
エステティシャンになり、お客様のために美容の勉強をしていくうちに、自分自身も美意識が高くなる可能性もあります。
人と話すのが苦手な人
接客業であるエステティシャンの仕事は、人と話すことを避けては通れません。人と話すことが苦手な人は、エステティシャンには向いていないといえるでしょう。
ただし、こちらも現場での経験を積むことにより、接客のマナーや態度、会話術などを学ぶことができます。
向上心のない人|努力が苦手など
美容業界は技術や商品・エステ機器などの進歩や流行の移り変わりが比較的早いため、常に新しい知識を学んでいかなければなりません。
向上心のない人や努力をすることが苦手という人は向いていないでしょう。
ただ、どの職業についていても努力や向上心は求められますので、苦手という人は克服できるように努力してみましょう。
体力・精神力がない
エステティシャンの仕事は、無理な姿勢が続くこともあるなど、体力が必要です。また、長時間の立ちっぱなしの施術も足や腰が痛くなるなど、体への負担がかかります。そのうえ、疲れた表情など見せずに、笑顔でお客様に対応するなどの精神的な面でもきついときもあります。
そのため、体力や精神力に自信のない人は向いていないといえます。エステティシャンを目指すならば、普段から体力をつけておくことをおすすめします。
エステティシャンにおすすめな資格
エステティシャンになるのに、必ず必要とされる資格はありません。しかし、お客様の信用を得たり、技術を磨いたりするためには、資格を取得していた方がよいでしょう。
ここでは、エステティシャンにおすすめの資格を3つご紹介します。
AJESTHE認定エステティシャン
エステティシャンとしての専門的な知識や技術を身につけていることを証明する資格です。
資格取得条件には、 一般社団法人日本エステティック協会の正会員であることに加え、エステティシャンセンター試験に合格することと、協会認定校で300時間以上コースまたは1,000時間コースの修了、または実務経験が1年以上必要です。
試験内容は、技術・筆記とあり、合格者には認定証が交付されます。
詳しくは下記URLをご覧ください。
一般社団法人 日本エステティック協会:資格検定について
AEA認定エステティシャン
こちらの資格も、AJESTHE認定エステティシャン同様、専門的な知識や技術を身につけていることを証明する資格です。
資格取得条件には、協会認定スクール・専門学校で300時間以上のコースを受けている、または、エステティシャンの実務経験が1年以上あること、いずれかの条件を満たし、エステティシャンセンター試験に合格することが必要です。
試験内容は、実技・筆記があります。将来的に、AEA上級資格の「AEA上級認定エステティシャン」や「AES認定インターナショナルエステティシャン」を取得しようと思う方におすすめです。
ただし、AJESTHE認定校に比べて、講座を受けられるスクールが半分以下と少ないようです。
詳しくは下記URLをご覧ください。
一般社団法人 日本エステティック業協会:エステティシャンになる
認定トータルエステティックアドバイザー
こちらの資格は、指導者的な役割を果たせる上級資格として与えられ、エステティシャンとして深い知識があるエキスパートとしての能力が認定されます。最難関とも言われており、1次試験から3次試験まであります。
資格取得の条件は、日本エステティック協会会員で、次の4つのいずれかの条件に該当する人になります。
(1)~(4)の条件に該当する正会員
(1)AJESTHE認定上級エステティシャン資格もしくはCIDESCO資格の取得
(2)AJESTHE認定上級エステティシャン資格取得後2年以上または通算5年以上の実務経験
(3)資格取得講座の受講
(4)資格取得試験の合格
詳しくは下記URLにてご覧ください。
一般社団法人 日本エステティック協会:AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザー
エステティシャンに求められること
ここまでは、エステティシャンとしての資格について説明してきました。ここからは、エステティシャンと働くうえで求められる能力について説明していきます。
カウンセリング・ヒアリング力
来店されたお客様のお肌の状態や身体の状態、悩みを詳しく聞きとるヒアリング力と、ヒアリングした問題を専門的な知識で解決に導くカウンセリング力、どちらもエステティシャンに求められる能力です。
ふたつの力が高いほど、お客様の要望に近いサービスの提供ができるでしょう。
コミュニケーション能力
お客様の話を聞いて、その話に共感することができるコミュニケーション能力も、エステティシャンに求められるものであるといえます。お肌の状態の確認や施術メニューの提案は、お客様との会話なしではできません。
また、親身になって話を聞くことでお客様に心を開いてもらい、信頼関係を深めることにもつながるでしょう。
向き不向きを理解してエステティシャンとしてのスキルを身につけてよう
お客様の美をサポートするエステティシャン。美意識が高く、人と話すことが好きで、常に高い向上心を持った人はエステティシャンに向いているといえます。
自分の得意なこと、苦手なことなどを理解したうえで、エステティシャンとして足りないところは知識や経験から補い、お客様に最高の美を提供できるエステティシャンを目指しましょう。