両親に憧れて美容師の道へ。2社目でたどり着いたお客様1人ひとりに向き合える理想の環境「GRAND」古岡舞音さん

「新たな運命に輝きを生み出す」というコンセプトのもと、巧みな技術力と接客力でお客様からの人気を集める「GRAND」。高評価の口コミを多く獲得している表参道のヘアサロンです。

今回は、入社5年目でスタイリストを務める古岡舞音さんに、就活についてお話しを伺いました。最初の就活ではご両親が働くサロンの運営本社を選んだという古岡さん。ただ、働くなかで美容師として大切にしたいことと現場での働き方にギャップを感じ、転職活動を始めました。

インスタグラムの広告で「GRAND」に出合ったという古岡さん。詳しくリサーチしたり、サロン見学をするなかで、店内のきれいさや自身の理想の働き方とマッチしている点に惹かれて応募を決めたといいます。

今回、お話を伺ったのは…

「GRAND」スタイリスト

古岡舞音さん

北海道出身。埼玉県内のヘアサロンに就職し、働きながら埼玉大宮理容美容専門学校で技術と知識を学ぶ。2021年に「GRAND」へ転職。現在入社5年目でスタイリストを務める。

インスタグラム

お客様を笑顔にする両親の姿に憧れて美容師の道へ

――古岡さんが美容師になろうと思った理由は？

美容師として働く両親の影響が大きいです。小さいころから両親が働くサロンにはよく行っていて、最も身近な仕事だったので気づいたときには漠然と美容師になりたいと思っていました。でも、本格的に目指そうと決めたのは高校生のときです。将来について考えるなかで美容を通して接客したい、両親のようにお客様を喜ばせたいと思い、美容師になることを決めました。

高校卒業後は埼玉県内のヘアサロンに就職して、アシスタントとして働きながら美容師免許の取得を目指しました。

――通信制を選ばれた理由は？

当時の私は、美容学校に行くよりも、通信制で実際の現場に身を置いていたほうが多くの経験を得られると考えていたからです。

――1社目はどのように探したのですか。

高校時代は求人サイトなどでサロン探しを行いました。当時はサロンへのこだわりがありませんでしたし、探すなかでピンとくる会社もなかったので、両親が働くサロンを運営する会社に応募しました。

お客様1人ひとりに向き合って施術したい。理想の働き方を目指して転職

――1社目を選ばれた理由は何ですか？

子どものころからお世話になっていて、安心感があったからですね。新たに見つけたサロンに就職する場合、相性のリスクもありますし、時間もかかると思います。また、美容師を目指した理由のひとつに両親への憧れがあったので、両親と同じレベルの技術力を学べるのではないかと思い、1社目を選びました。

ちなみに1社目は、埼玉県内の主要エリアに当時9店舗ほど展開しているサロンで、お客様の来店数はかなり多かったです。両親の働くサロンと運営元の会社は同じですが、サロンブランドは異なります。

――実際に入社してみてどのようなことを感じましたか。

接客指導がしっかりしていると感じました。1社目では技術だけでなく、接客や集客などさまざまなマニュアルが用意されていました。入社当時18歳だった私は、大人の方とのコミュニケーションに不安があったんです。でもマニュアルを通して、お客様の年齢層などに合わせた具体的な接客の仕方を学べたので、安心して働けました。働き方をはじめ、考え方やマインド設定など美容師の仕事の根幹をすべて教えてもらったと思っています。

――なるほど。転職活動を始めたきっかけは？

理想の働き方とのギャップが生まれたことがきっかけです。私は、美容師として楽しく働くことと、お客様に向き合いながら自信をもって施術することを大切にしたいと思っていました。

ただ1社目では、業務内容が多く疲弊する場面もあったり、5人のお客様の接客を同時に任されることがあったりしました。施術中に時間をかけてお客様と会話をしていたら「話しすぎ」だと先輩に指摘されたときにはとくに違和感を感じて。理想の働き方を目指すために転職活動を始めました。

1から技術を学び直したい。要望を真摯に受け止めてくれた担当者に惹かれて応募

――「GRAND」に興味をもったきっかけは？

インスタグラムの広告です。求人サイトで東京エリアに絞ってサロン探しをしていたのですが、なかなかピンとくるサロンがありませんでした。そんななか、インスタを見ていたら「GRAND」の広告が流れてきて、内観が素敵な空間だったので興味を持ち、詳しくリサーチするようになりました。

――SNSで出合ったのですね。

はい。そこから調べていくなかで、スタッフの技術教育に力を入れていることと、スタッフの仲がいいことに惹かれました。先にお話しした美容師として働くうえで大切にしたいことを実現できると思ったんです。

――サロン見学には行きましたか？

行きました。店内が想像以上にきれいでしたし、スタッフのみなさんが温かく迎えてくださったのが印象的でした。営業中の見学だったので接客の様子を見ることもでき、お客様1人ひとりに真摯に向き合っていたので、自分の理想ともマッチしていると思いました。

また、見学中のヒアリングの時間でも心をつかまれました。当時の私はカリキュラムがほとんど終わっていてすぐにでもデビューできる段階だったのですが、技術力を上げるためにもう一度はじめから学びたかったんです。そのことを担当者に伝えたときに、しっかりと受け止めてくださりましたし、どのようなカリキュラムがあって、どのくらい技術を磨けるのかを丁寧に教えてくださったんですよ。

後編では「GRAND」の採用試験について伺います。「美容師として働くうえで、どのようなビジョンを持っていますか」という質問が印象的だったという古岡さん。応募者にきちんと向き合い、ビジョンを叶えてあげられるかどうかを考える誠実な姿勢に改めて惹かれたといいます。