プレゼント上手でデキル女に! 仕事に生かす『贈り物のマナー』

プレゼントをもらうってうれしいのは子どもだけではありません。大人になっても、親しい人にプレゼントを贈られると思わず顔がほころびます。そして、プレゼントを贈る機会があるのはプライベートだけではなく、仕事の場面でもよくあるものです。
家族や恋人、親しい友人なら好みや欲しがっているものがわかりやすいのですが、同僚や上司、仕事関係者などに贈るプレゼントはちょっと気を遣いますよね。そこで、会社や職場で贈るプレゼントの選び方やマナーなどをご紹介しましょう。ちょっとした心遣いで、人間関係がうまく行けば仕事にもプラスになります。

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■ちょっとしたお礼の気持ちのプレゼント

ちょっとしたお礼の気持ちのプレゼント

仕事を手伝ってもらったお礼などで、同僚や先輩に差し入れをするとき、そのままではなく「ちょこっとラッピング」をしてみましょう。包装紙を使ったおおげさなラッピングではなく、リボンだけの簡単なラッピングです。

太めの無地リボンとそれよりも細いゴールドやシルバーのメタリックリボンを重ねてリボン結びにして、両方の裾をカットしたリボンパーツを作っておきましょう。両面テープでペタッと貼るだけなので簡単です。小さなカードに「お疲れさま」や「ありがとう」のメッセージを書いてリボンにはさむのもお忘れなく!普通のお菓子やおにぎり、サンドイッチなどでも、心が温まるステキなプレゼントになります。食べ物以外には、マグカップに飾れる程度のミニブーケにメッセージカードを添えて贈るのも喜ばれるプレゼントです。

■同僚・先輩の誕生日などに贈るプレゼント

その人が欲しがっているものを贈るのが一番なのですが、よくわからない場合は「消えてなくなるもの」のほうがいいでしょう。インテリア小物や服飾雑貨などは好みに合わないと迷惑になってしまいます。甘党ならオシャレなお菓子やチョコレート、お酒好きならシャンパン、お疲れ気味の人ならバスグッズやフレグランスなどがおすすめです。小さなカードに「お誕生日おめでとう」のメッセージを添えるのもお忘れなく。

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■送別会で上司に贈るプレゼント

送別会で上司に贈るプレゼント

移動や転職、退職などの送別会で上司に贈るプレゼントとして人気があるのは女性・男性によって異なります。女性の場合は、花やバスグッズのセット、ブランドのキッチングッズなど。男性の場合は、名前入りの高級ボールペンやブランドのマネークリップ、ブランドのネクタイなどが人気です。また、決めかねる場合は「選べるギフト」や「選べる体験ギフト」などがベストでしょう。もちろん、メッセージカードを添えるのも忘れずに!

■送別会のNGプレゼントとは?

送別会のNGプレゼントとは?

女性・男性にかかわらず上司の送別会には贈ってはいけないNGプレゼントがあります。最近ではあまり気にしない人も多いのですが、意外と縁起をかつぐ人は少なくないので、以下のものは避けたほうが無難です。

  • 刃物…キッチングッズは人気の贈り物ですが、「縁を切る」を連想させる包丁やキッチンはさみはNGです。
  • 櫛…「苦」「死」を連想させるのでNGです。
  • 白いハンカチ…白いハンカチは「喪」のときに使用するものなので、柄物やカラーの物にしましょう。
  • 履くもの…スリッパやルームシューズなどの履くものは、「踏みつける」イメージがあるので目上の人にプレゼントするのはNGです。
  • 生花をプレゼントする場合には、「死」「苦」を連想させるシクラメンや「葬儀」で使用する菊、「色褪せる」イメージのある紫陽花はNGです。

■お中元やお歳暮を贈るときは?

仕事をしていると、お世話になっている取引先や仕事相手に日頃の感謝の気持ちを伝えるためにお中元やお歳暮を贈ることもあります。誕生日などのプレゼントとは異なり、お中元やお歳暮は守らなければならないマナーがあります。大人の女性としてはちゃんと心得てスマートな贈り方をしましょう。

お中元は、以前は、関東と関西ではお中元を贈る時期が異なっていました。けれども、最近では「7月の初め〜中旬(土用の入り前)」までに贈るのが一般的です。もし、7月中旬を過ぎてしまったら「暑中見舞い」、立秋(8月8日頃)を過ぎたら「残暑見舞い」として贈りましょう。品物にはお店で「御中元」ののしをつけてもらってください。そのときに、挨拶状を同封するか、お中元が先方に届く前に手紙やハガキで挨拶状を送るのがマナーです。

年末のお歳暮は、11月末頃から20日くらいまでに先方に届くように贈りましょう。年末は配送が混み合うので早めに手配をしてください。もし、年内に届かないようなら、お正月の松の内(1月6日)までに「お年賀」として贈るのがおすすめです。挨拶状を添えるのはお中元と同じになります。

お中元やお歳暮を贈るときには、先方の好みや家族構成も考慮してください。たとえば先方が一人暮らしなのに、賞味期限の早い生物を贈ると迷惑になってしまうこともあります。もし、迷ったら好きな物を選べるカタログギフトがおすすめです。

文/sapuri

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