ネイリストだからこそ知っておきたい!オイルケアのおすすめ理由

ネイリストは爪のお手入れをするのが仕事なので、オイルケアをするのは当然と思っている人は多いはず。しかし、お客様からオイルケアをする理由を聞かれたら、答えられますか?同じように爪のお手入れをするなら、ハンドクリームでも良いのではと聞かれたら?オイルケアとハンドクリームの違い、オイルの選び方、正しい使い方について、この機会におさらいをしておきましょう。今日から自信をもって接客できるようになりますよ。

ハンドクリームとネイルオイルの違いは?

ケアするときはなぜ、オイルが良いのかをおさらいしてみましょう。爪は髪の毛や皮膚と同じ成分からできています。熱や乾燥の影響を受けやすいので、何もケアをしなければささくれやひびわれ、二枚爪になってしまうこともあります。手は年齢を表すともいわれるパーツです。指の先までお手入れが行き届いている女性こそ、余裕を感じさせる本物のオシャレです。ネイルオイルとは、爪の根元部分にある甘皮(キューティクル)を保湿して乾燥を防ぐための爪用化粧品を指します。ネイルオイルは乾燥を防ぐための保湿成分と、爪が健康に育つための成分のミネラルやビタミンを配合して作られています。ハンドクリームもオイルと同じように手をケアするためのもので、最近はさまざまなタイプのものが出ていますが、主に乾燥から皮膚を守るためのものです。

オイルはハンドクリームより粒子が小さく、皮膚に浸透しやすくなっています。浸透が早く、ハンドクリームでは行き届かない爪の根元部分も集中的にケアすることができますから、ささくれが気になる人にはおすすめのアイテムです。しかし、ハンドクリームに比べて潤いを長時間保つには不向きなので、手荒れが気になるお客様にはオイルとハンドクリームのダブル使いをおすすめしてください。

健やかな爪のために!気になるオイルを使う頻度

オイルをどれくらいの頻度で使えばいいのか?という質問を受けることもありますよね。爪はネイルをした後や、ネイルリムーバーを使った後は急激に乾燥します。施術をした後は必ずネイルオイルでのケアをします。日常生活のなかでは、ネイルオイルは一日に使う回数を決めるよりも、乾燥が気になったらその都度使うことをおすすめしましょう。手を洗った後や水仕事をした後、お風呂上りは手に水分が残っているので、オイルの成分が浸透しやすい状態になっています。睡眠中は思っているよりも乾燥しているので、寝る前にたっぷりとネイルオイルを塗って血行促進のために、指先のマッサージをします。

オイルはサッと塗って終わりにするのではなく、爪の根元と爪の両側を反対の手の指で押しながら塗るとより効果的です。ちなみに手のタレントさんである「手タレ」は、ジェルネイルはしません。ファイルで何度も爪を削るうちに自爪が弱くなってしまうので、爪の健康のために禁止されているのです。ただ、やはりネイルオイルは必須のアイテムで、ささくれやひび割れを防ぐためにこまめに塗りなおしています。ネイリストは立場上、お客様にジェルネイルをしないでとは言えないので、手タレさんの保湿ケアを伝えてみたりオイルの使い方を含めた正しい手のお手入れ方法を伝えたりすることで、ネイルを含めたトータルなおしゃれを提案していきたいものです。

ネイルオイルの選び方のポイント

お客様にネイルオイルの選び方について相談を受けたときも、しっかり答えられるようにしておきましょう。オイルを選ぶひとつ目のポイントは、肌なじみが良く保湿成分が多く含まれているものを選びます。オイルは肌に浸透しやすくべたつかない、ホホバオイル、オリーブオイル、アーモンドオイル、アボカドオイル、アルガンオイル、ヤシオイルなどの植物性のものがいいでしょう。成分表示は量の多い順に書かれているのでラベルをチェックしてみてください、と伝えます。

2つ目のポイントは、使いやすさです。ネイルオイルの主なものには、ロールオンタイプとマニキュアタイプ、筆タイプの3種類があります。ロールオンタイプのものは、リップクリームサイズくらいの大きさのものが多いので収納もかさばりません。一気にオイルが出過ぎることもなく、重ね塗りがしやすいのが特徴です。マニキュアタイプは、マニキュアと同じように使えるので一番抵抗なく使うことができるでしょう。収納時は、マニキュアと同じように立てて置くことができ、量はマニキュアと同じ方法で調節します。グラデーションデザインやドライフラワーなど、かわいらしい見た目のものが多いことも特徴です。筆タイプはピンポイント使いに便利です。携帯もしやすくペンのように使うことができて、外出先でも使いやすいのがメリットです。利用するシチュエーションや持ち運びのしやすさなど、目的に合ったものを選ぶことが大切です。

3つ目のポイントは、香りです。ネイルオイルには香り付きのものも多く、リラックス効果が期待できます。

ネイルオイル前にしておくこと!順番に注意

ネイリストなら基本中の基本ですが、ネイルオイルを使う前は、必ず手を清潔にしておきます。油分や汚れがあると、ネイルオイルの効果が半減してしまうからです。甘皮(キューティクル)部分をしっかり保湿し栄養を届けるためにも、手を洗って少し手に水分が残っている状態にしておくのがベストです。コンディショナーやローションで手の皮膚の状態を整えておきます。そのあと、余分な甘皮の処理をして甘皮にそってオイルを塗っていきます。下地代わりにハンドクリームでも良いのでは?と思う人もいるかもしれませんが、クリームはネイルオイルを塗ってからつけるようにします。ハンドクリームを先に塗ってしまうと、ハンドクリームの油分でオイルの成分がはじかれてしまうからです。

また、マニキュアやジェルネイルをする場合は、施術をした後にオイルを塗るようにします。オイルを先に塗ってしまうと、オイルでマニキュアやジェルがなじみにくく持ちが悪くなってしまうのです。施術後にオイルを塗ることで乾燥しがちな爪がうるおい、健康的な爪になります。下準備をしっかりしておくことで、ネイルのモチが良くなることが分かっています。使い方の前後を間違えると逆にモチが悪くなってしまうので注意が必要ですよ。

効果的なネイルオイルの塗り方と使い方

オイルを塗る準備が整ったら、塗っていきましょう。オイルは甘皮(キューティクル)にそって、片方ずつのせていきます。最初は爪の下側、次に爪先、最後に爪の両側にオンします。爪の下側は、爪を作り出す部分なのでしっかりとオイルをなじませることが肝心です。爪先は乾燥で割れたり、二枚爪になったりしやすい部分なのでしっかりと保湿しておきます。

ネイルをしている場合は、爪の裏側から保湿してあげましょう。爪の両側部分は、ささくれになりやすいので保護が必要な部分です。ポイントは、表面ではなく爪の輪郭にそって塗ること。オイルをのせた部分を、反対側の指の肌でくるくるとマッサージしていきます。血行が良くなるように少し押しながらするようにするといいですね。スキンケアも手でプレスすると体温で浸透が良くなりますが、それと同じイメージです。乾燥がひどいお客様には、ネイルオイルパックもおすすめです。パックしたら、すぐハンドクリームを塗って水分の蒸発を防いでください。このように塗り方や使い方を注意するだけで、ぐっとオイルの効果を実感することができます。

ネイリストにとってオイルでのお手入れは常識ですが、いつも基本に立ち戻ることが大切です。爪は自分も人もよく目につく部分。正しいお手入れとネイルで、お客様のハッピーのお手伝いをしましょう。

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