コラム・特集 2017-05-12

プロネイリストなら知っておこう!バッファーとシャイナーの違い

きれいさに目がいきがちなネイルですが、実はネイルの本当の美しさが決まるのは、ベースとなる爪が美しいかどうかです。ベースである爪の形や表面をきれいに整えることが、美ネイルへの第1歩です。そこで、爪を整える素材のなかでもよく使用されるバッファーとシャイナー、ファイルについて、また、ぞれぞれの違いやプロのネイリストに人気のあるバッファー、シャイナーはどういうものかなど、爪を整える道具についてご紹介します。

爪を整えるために必要なファイルの種類とは

ネイルを行ううえで大切なことは、美しく装飾することは言うまでもありませんが、爪を美しく整えることも大切なことのひとつです。いかに爪をきれいに整えられるかにより、その後のネイル作業の良し悪しにも関わってくるといっても過言ではありません。

まず、爪を整えるために使うのがファイルというものですが、いわゆる紙ヤスリです。ファイルにはエメリーボード、アクリルファイル、ソフトファイル、そしてシャイナーの4種類があります。それぞれの用途は違いがあり、エメリーボードは別名ブラックボードともいわれ、白爪の長さを削るために使います。アクリルファイルは、スカルプチャーやアクリル素材の人工爪を削ったり表面を削ったりする場合、あるいは人工爪を削る際にも使われます。ゼブラファイルともいわれます。

ソフトファイルはスポンジ状のやわかい素材でできているヤスリで、削った部分を滑らかに整えるためのものです。スポンジバッファーやサニーファイルとも呼ばれます。そしてシャイナーはその名の示す通り、爪の表面をつややかにするために使います。ネイル前の爪を整えるにも、これらのような用途の違いのあるファイルを適宜駆使する必要があるのです。

用途や使い方を身に付けることで、より納得のいく美しいネイルが完成され、お客様にも満足いただける仕上がりとなります。ですから、用途を理解することがとても大切です。

ファイルのグリッド数って何?

ファイルを使用する場合に、グリッドという言葉を聞くことがあると思います。グリッドというのはヤスリの目の粗さのことで、グリッド数は目の粗さの数値を示します。数値が低いほど目が粗く、高くなるほどに目が細かくなります。

各ファイルに大体共通していえることは、粗い目のものは指に振動を与えやすく、しかも指に触れた場合は粗い目に皮膚が傷つき、出血する可能性があります。逆に目の細かすぎるものは、ファイルの消耗が早くなります。使いやすい目の粗さは各ファイルによって違いがあるので、特徴をつかむことが大切です。

例えば、エメリーボードには100G~150Gくらいのグリッド数のもの。使い始めは少々目の粗さを感じますが、使っていくうちにちょうど良くなってきます。アクリルファイルでは180Gのもの。目は細かいですが、スムーズに表面を削ることができます。

長さや形を早く整えたいような場合は150G。少し固いため役に立つでしょう。ソフトファイルの150G~180Gのものは、ジェルのサンディングやスカルプチャーの表面を削る場合に向いています。220G以降の細かい目は、白爪やスカルプチャーのバフィングに適しています。このように、ファイルそれぞれにグリッドのレベルがあり、用途の違いがあります。

ネイリストなら抑えておきたいバッファーとシャイナーの違い

ところで、ファイルの役割として大きく分けてバッファーとシャイナーがあるのはご存じでしょうか。ネイリストに必須の知識として、バッファーとシャイナーの違いをおさえておきましょう。

バッファーとは爪の表面を整えるもので、シャイナーとは表面をつややかにするものです。いうなれば爪を整え、さらに表面をつややかにして次の工程に移るための非常に大切なアイテムなのが、バッファーとシャイナーです。4種あるファイルのうち、爪を整えるバフィングに使用されるのはエメリーボード、アクリルファイル、ソフトファイルの3種となります。

ソフトファイルの使用用途というのは、表面を滑らかにすることです。実際爪を整えるのはエメリーボードやアクリルファイルであり、ソフトファイルはそれらで爪を削り、形を整えた後に凸凹のないよう仕上げる、バフィングの最終工程で使われるものです。ここまでがバッファー作業となり、その後、シャイナーを使用し爪をつややかに整えます。シャイナーには細かい目が施されており、この細かい目がつやつやにする助けをしてくれます。

ですが、シャイナーをかける前にはバッファー工程で、ソフトファイルで整えておかないとツヤツヤにはなりません。必ずソフトファイルで爪をなめらかにしておきましょう。

ネイリストにはどんなバッファーが人気がある?

ネイリストに人気のあるバッファーに、ひとつのファイルに3つのファイル機能が備わっている3WAYのもの、ジェルやスカルプチャー前のサンディングに使用する100Gと180Gの両面タイプがひとつになった機能的なファイルなどが人気です。

よく使用するグリッド数のファイルが2つ、あるいは3つがひとつになったファイルが使いやすいと注目を集めているようです。バッファーは、エメリーボード、アクリルファイル、そしてソフトファイルという、3つの用途の違うバフィングで成り立つため、これらの3つのファイルをいかに使いやすくするかも考える必要があります。

もちろん、ひとつずつなど、3つ以上別々に用意することもあるでしょう。実際の作業では手早く作業することも大切です。たくさんのファイルのなかから、必要なファイルを探し出すのも大変ですから、効率的な道具の準備というのも必要なのです。例えば、両面にファイルがついているソフトファイルは、少し粗めの100Gと細かな目の180Gの一体型となっています。状況に応じてしっかり削りたい場合は100Gで、サンディングする場合などは180Gと、使い分けができるようになっています。

自分に合ったバッファーとは、自分がどのような技術を提供するのかにより変わってくるものです。安全を第一に、自分が提供できる技術に見合ったバッファーファイルを見つけましょう。

ネイリストに人気のあるシャイナーを知りたい!

ネイリストに人気のあるシャイナーは、グリーンやピンクなどのカラーのものとホワイトの2面になっているものです。グリーンなどの面は主にスカルプチャーの表面磨きなどで使われるものですが、このグリーンなどの面はとても細かい目になっています。そしてグリーンなどの面で磨いた後に白い面で整えると、輝くほどのつややかさが現れます。シャイナーには、このような2面のものが人気ですが、商品によっては白い面だけのものもあります。

そういった場合は、細かい目のファイルを用意する必要があります。ですが、ファイルはできるだけ必要最小限に、自分が必要なものだけを厳選して使用した方がコストも抑えられますし、使い勝手も良くなるはずです。

また、ファイル立てはヤスリという性質上、どうしてもグレーなどの暗めの色調になりがちですが、カラーバリエーションのあるシャイナーは、それだけでファイル立てを明るくイメージアップさせる効果も期待できます。このように、バッファーやシャイナーはその用途によってグリッド数を考慮し、自身の技術に見合ったものを選ぶ必要がありますが、その一方、実際のネイル作業を行うサロンのイメージを上げるのには、どのようなカラーのものが良いのか、どういうグリッド数の組み合わせの一体型ファイルを選べば効率的なのかなど、さまざまな視点からファイルを選ぶ必要があります。

まずは、どういう技術を提供できるのかを見極めることから始めましょう。

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