【パートナーにも家事をお願い】 共働き夫婦の家事分担
結婚後、共働きでの生活を考えている場合。ある程度の家事は旦那さん任せたりに手伝ってもらったりすると暮らしぶりがラクになりますよね。基本男性は家事には不慣れです。結婚前、または結婚直後に、よく話し合い役割分担を決めておくことが肝心です。
できるのに家事をしないのは男の性分!?
日本人男性の多くが家事をあまり行いません。昭和の高度成長時代は、男性は仕事に打ち込み、女性は専業主婦として家庭を支えるという風潮がありましたが、今は違います。ではなぜ、いまだできないのでしょうか?
女性に比べ、会社での役割が重く、重労働や残業が多い
男性は仕事最優先の風潮が根付き育児休暇なども取れない
家事は仕事の二の次、暇な時にやればいい
子どもの頃から母親に任せっきりで手伝い知らず
家事経験が少ないため効率的にこなせない
家事を手伝いたい気持のある男性も、うまく行えない理由はたくさんあります。また、男性特有の恥ずかしさが働き、家事を行う邪魔をすると言うことも言えます。
思考回路を家庭にも向けさせましょう
家事分担を考える際、いきなり50/50の比率で考えるのは難しいかもしれません。ただ、あくまでも男性はサポートにまわると行った考えでなく、明確に分担すると言うことが重要です。最初は30/70~40/60あたりにして、男性側の家事への意識を高めさせていきましょう。家事の意識が高まるということは、仕事以外にも自分にはやらなければいけないことがあるという自覚が生まれ、将来の育児などにもつながっていくと考えられます。
軽いノリで楽しく分担計画
「共働きなのに家事はほとんど私が行っているはおかしい」と、夫婦生活に入って数年経った後に、家事分担を提案してもなかなかうまくいきません。婚前に「私たちは共働きだから家事の役割分担を決めておかないとね」と、軽いノリで切り出してみましょう。相手もその通りと軽い気持で納得してもらえることが多いはずです。
「一人暮らしの時には結構料理もしたんだぞ」、「不器用だから細かいことはまかせるよ」、お互いの得意分野について楽しく話しをすれば、細かく分担を決めるのも億劫ではないはずです。
お互いの仕事から役割を決めていく
得意分野での役割分担がうまくできればベストですが、時間が合わなかったり、体がついて行かなかったりというともあります。お互いの職種から役割を分担していくと、長くうまく続きます。
デスクワーク主体の人は体を動かす掃除が主体
立ち仕事が多い人には洗濯物たたみをすべてまかせる
肉体労働で汗をかく人には風呂掃除
同じ掃除でも、水を使うものと使わないものを分担したりと、仕事とは重ならない事柄をうまく振り分けましょう。料理の場合も包丁係、味付け係、盛り付け係、レンジ係、食器用意係など細かく分けて分担したいです。
時間に合わせた家事の分担
勤務時間や休日、残業の有無などタイムスケージュール最優先で決めるのもうまくいきやすいです。例えば、出勤時間が早ければゴミ出しは100%おまかせ、残業有無で買い出しは50/50、風呂掃除は遅い帰宅の方が行う、夕食に間に合わない方がつけ置きの食器を洗うetc……いろいろ考えられますね。仕事の都合でお互いのスケジュールが狂ってくることもあると思いますが、細かく決めておくことによって、分担の見直しもスムーズにいくでしょう。
後、大事なことは、相手の家事負担にお互い感謝し合うということです。そして、少しでも不満なことや不備が生じたら、「お互いの得意分野」の話からスタートした時のように楽しく話し合って下さい。