美容師を目指すなら知っておくべき!美容師が使う業界用語まとめ
美容師にはさまざまな業界用語があります。美容師として働くことを考えているなら、業界用語はきちんと把握しておきたいものです。今回は、美容師なら当たり前に知っている業界用語について紹介していきます。いざ、美容師になったときに分からない用語があると仕事に支障をきたしますし、先輩スタッフからの自分への評価が下がってしまう可能性もあります。プロの美容師になったときに、恥ずかしい思いをしないためにも業界用語を理解しておきましょう。
仕事をする上で使う業界用語を知ろう
・アシスタント
美容室で働いている人達の中でもっとも立場が低いのがアシスタントです。美容専門学校を卒業後、美容師に就職すると最初に与えられるポジションがアシスタントとなります。仕事内容は他スタッフの手伝いや片付け、掃除、タオル干しといった仕事がメインです。この時点でヘアスタイルを担当することはありません。
・アシスタントリーダー
アシスタントをまとめるリーダー的存在であり、中間アシスタントとも呼ばれることがあります。ヘアスタイルのカット以外であれば、ほぼすべての仕事をこなすことが可能です。
・スタイリスト
ヘアスタイルのカットができる美容師のことで、美容師としてあらゆる技術を持っています。お客様の要望に合わせたカットを自らの手で行うため、それに伴う責任も発生します。アシスタントが目指すべきポジションといってもいいでしょう。スタイリストはアシスタントに支持を出せる立場でもあります。トップスタイリストは、スタイリストの中でも指名数が多く人気が高い美容師のことです。
・チーフ
スタイリストをまとめる立場にあり、店長と従業員がスムーズに仕事ができるようにサポートをする役割も持っています。
・レセプション
開店時やその他忙しい日などに受付作業のみを担当します。美容師に関わる仕事をするわけではないため、アルバイトでも行うことができますし、美容師免許も必要ありません。
ヘアスタイルに関する業界用語を知ろう
・レイヤースタイル
レイヤーとは重ねるや積む、層にするといった意味を持ち、レイヤースタイルとは長短に段差を付けるヘアスタイルの総称です。
・グラボブヘアスタイル
グラデーションヘアスタイルとも呼ばれます。ボブの毛先部分に細かい段差のあるグラデーションカットを行ったヘアスタイルです。
・ワンレンスタイル
段差をつけず真横にカットしたヘアスタイルのことで、ワンレングスとも呼ばれます。ラインは一直線で内巻き、全体がやや重い印象になります。
・前下がり・前上がりヘアスタイル
バックから前に髪が長くなっていくヘアスタイルことです。バリエーションは前下がりボブなどがあり、小顔効果があるのが特徴です。前上がりは前下がりの逆バージョンです。
・エアリーヘア
毛先がふわふわとして軽さと動きを強調したヘアスタイルの総称です。カットは、シャギーやレイヤーで髪の分量を大幅に減らして軽さと動きを出します。スタイリング剤を使って根元を立たせてヘアスタイルをセットすることもあります。
・ブレード
頭全体を細かい三つ編みでおおったヘアスタイルで、ドレッドのような雰囲気になります。
カットに関する業界用語を知ろう
・オン・ザ・ベース
頭皮から垂直に髪を引っ張り出してヘアスタイルをカットすることです。
・グラデーション
ショートヘアやボブに多く使われる技術です。カットするときに、髪の切断面に45度の角度を付けて段差を付けていきます。
・コンケーブ
頭の丸みとは逆にV型のカットラインを作ります。
・セイムレイヤー
頭皮に対して90度直角になるように同じ長さでカットしていく方法です。
・スライドカット
ハサミを開閉させて滑らせながら毛束をカットします。毛先を細くさせるので、全体を軽くしたいときに使われる技術です。切れるハサミを使わないと髪を傷めてしまうことがあります。
・セニングカット
均一に髪をすけるセニングシザーを用いたカットです。すきすぎると髪がパサパサになります。
・チョップカット
毛先に対して縦にハサミを入れてカットする方法です。
・ディスコネクション
つながりのないヘアスタイルのことです。ディスコネクションは、質感の調節や雰囲気を作るためにわざとカットラインをつなげずにカットします。
・ブラントカット
髪を真っ直ぐにして一直線に切り揃えるヘアスタイルです。
・ストロークカット
チョップカットのように毛先に対してハサミを入れますが、このときに軽く振りながらカットするのが特徴です。より自然でラフな質感を作り出すことができます。
・エフェクトカット
毛束の下側からやや斜めに毛先に向かってハサミを入れます。髪を少し浮かせいときや髪のボリュームを出したいときに用います。
パーマに関する業界用語を知ろう
・Cカール、Sカール、Jカール
Cカールは毛先が半回転ほどしたカールのことで、ハーフカールとも呼ばれます。SカールはアルファベットのSのようなカールで、Jカールはほぼストレートで毛先のみカールしています。
・ボディーパーマ
ボリュームをつけるためにかけるパーマで、ほぼかけていないような緩めな質感が特徴です。
・ミックスパーマ
さまざまなパーマをかけたり巻いたりして独特の質感を作り出します。
・ランダムパーマ
不規則な量と巻き方で髪の毛を遊ばせることができるパーマです。個性的でラフなヘアスタイルになります。
・カーリーパーマ
CカールやSカールをやや強めに入れてくせを出すのが特徴です。
・スパイラルパーマ
髪をらせん状に巻くので、カールが強めにかかります。髪をねじりながらスパイラルパーマをかけると、ボリューム感とカール感を同時に出すツイストスパイラルになります。
・ツイストパーマ
髪をねじりながら巻くパーマです。細かい波状のくせが付きます。
・ピンパーマ
毛束を丸めてピンでとめてパーマをかけます。ロッドは使わない方法なのでゆるめのパーマです。
・デジタルパーマ
加温するロッドでパーマをかけます。乾かすとパーマが出てくるのが特徴です。
・タイトロープ
毛束を2本ずつからめてパーマをかけます。細かく強いパーマがかかるのでソフトドレッドのようになります。
カラーに関する業界用語を知ろう
・アッシュ
髪の赤みをブルー系の色で抑え、柔らかい印象を与えるブラウンカラーです。
・カッパー
深みのある赤銅色のことです。日本人の髪は退色すると赤茶色になりやすいため、カッパー系で染めると退色しにくくなります。
・マット
渋めで暗めの緑色をベースにした色です。グリーンよりのブラウンが髪の赤みを抑えてくれます。アッシュよりも暗めの印象を与えます。
・リタッチ
伸びてきた根元の髪をのみを染めることです。
・メッシュ
髪の毛束を部分的にカラーリングします。メッシュなどで部分的に染めるときに毛束を筋状に引き出すことをウィービングと呼びます。
・グラデーションカラー
根元から毛先へ向けてカラーに変化を付けることです。根元を暗くして毛先を明るくすることで伸びても自然な印象を維持できます。
・ハイライト、ローライト
ハイライトはもとの髪よりも明るい色を筋状に入れて軽さや立体感を生み出す染め方です。ローライトはハイライトの逆です。
・ピグメンテーション
カラーで明るくなり過ぎた髪に部分的に色を足して修正する色補正のことを指します。
・ワンタッチカラー
カラーリングする際に根元や中間、毛先など全体を染め上げることを指します。
美容師にはさまざまな業界用語があります。美容師として働くことを考えているなら、業界用語はきちんと把握しておきたいものです。今回は、美容師なら当たり前に知っている業界用語について紹介していきます。いざ、美容師になったときに分からない用語があると仕事に支障をきたしますし、先輩スタッフからの自分への評価が下がってしまう可能性もあります。プロの美容師になったときに、恥ずかしい思いをしないためにも業界用語を理解しておきましょう。 仕事をする上で使う業界用語を知ろう “#アシスタント
美容室で働いている人達の中でもっとも立場が低いのがアシスタントです。美容専門学校を卒業後、美容師に就職すると最初に与えられるポジションがアシスタントとなります。仕事内容は他スタッフの手伝いや片付け、掃除、タオル干しといった仕事がメインです。この時点でヘアスタイルを担当することはありません。
#アシスタントリーダー
アシスタントをまとめるリーダー的存在であり、中間アシスタントとも呼ばれることがあります。ヘアスタイルのカット以外であれば、ほぼすべての仕事をこなすことが可能です。
#スタイリスト
ヘアスタイルのカットができる美容師のことで、美容師としてあらゆる技術を持っています。お客様の要望に合わせたカットを自らの手で行うため、それに伴う責任も発生します。アシスタントが目指すべきポジションといってもいいでしょう。スタイリストはアシスタントに支持を出せる立場でもあります。トップスタイリストは、スタイリストの中でも指名数が多く人気が高い美容師のことです。
#チーフ
スタイリストをまとめる立場にあり、店長と従業員がスムーズに仕事ができるようにサポートをする役割も持っています。
#レセプション
開店時やその他忙しい日などに受付作業のみを担当します。美容師に関わる仕事をするわけではないため、アルバイトでも行うことができますし、美容師免許も必要ありません。” ヘアスタイルに関する業界用語を知ろう “#レイヤースタイル
レイヤーとは重ねるや積む、層にするといった意味を持ち、レイヤースタイルとは長短に段差を付けるヘアスタイルの総称です。
#グラボブヘアスタイル
グラデーションヘアスタイルとも呼ばれます。ボブの毛先部分に細かい段差のあるグラデーションカットを行ったヘアスタイルです。
#ワンレンスタイル
段差をつけず真横にカットしたヘアスタイルのことで、ワンレングスとも呼ばれます。ラインは一直線で内巻き、全体がやや重い印象になります。
#前下がり・前上がりヘアスタイル
バックから前に髪が長くなっていくヘアスタイルことです。バリエーションは前下がりボブなどがあり、小顔効果があるのが特徴です。前上がりは前下がりの逆バージョンです。
#エアリーヘア
毛先がふわふわとして軽さと動きを強調したヘアスタイルの総称です。カットは、シャギーやレイヤーで髪の分量を大幅に減らして軽さと動きを出します。スタイリング剤を使って根元を立たせてヘアスタイルをセットすることもあります。
#ブレード
頭全体を細かい三つ編みでおおったヘアスタイルで、ドレッドのような雰囲気になります。” カットに関する業界用語を知ろう “#オン・ザ・ベース
頭皮から垂直に髪を引っ張り出してヘアスタイルをカットすることです。
#グラデーション
ショートヘアやボブに多く使われる技術です。カットするときに、髪の切断面に45度の角度を付けて段差を付けていきます。
#コンケーブ
頭の丸みとは逆にV型のカットラインを作ります。
#セイムレイヤー
頭皮に対して90度直角になるように同じ長さでカットしていく方法です。
#スライドカット
ハサミを開閉させて滑らせながら毛束をカットします。毛先を細くさせるので、全体を軽くしたいときに使われる技術です。切れるハサミを使わないと髪を傷めてしまうことがあります。
#セニングカット
均一に髪をすけるセニングシザーを用いたカットです。すきすぎると髪がパサパサになります。
#チョップカット
毛先に対して縦にハサミを入れてカットする方法です。
#ディスコネクション
つながりのないヘアスタイルのことです。ディスコネクションは、質感の調節や雰囲気を作るためにわざとカットラインをつなげずにカットします。
#ブラントカット
髪を真っ直ぐにして一直線に切り揃えるヘアスタイルです。
#ストロークカット
チョップカットのように毛先に対してハサミを入れますが、このときに軽く振りながらカットするのが特徴です。より自然でラフな質感を作り出すことができます。
#エフェクトカット
毛束の下側からやや斜めに毛先に向かってハサミを入れます。髪を少し浮かせいときや髪のボリュームを出したいときに用います。” パーマに関する業界用語を知ろう “#Cカール、Sカール、Jカール
Cカールは毛先が半回転ほどしたカールのことで、ハーフカールとも呼ばれます。SカールはアルファベットのSのようなカールで、Jカールはほぼストレートで毛先のみカールしています。
#ボディーパーマ
ボリュームをつけるためにかけるパーマで、ほぼかけていないような緩めな質感が特徴です。
#ミックスパーマ
さまざまなパーマをかけたり巻いたりして独特の質感を作り出します。
#ランダムパーマ
不規則な量と巻き方で髪の毛を遊ばせることができるパーマです。個性的でラフなヘアスタイルになります。
#カーリーパーマ
CカールやSカールをやや強めに入れてくせを出すのが特徴です。
#スパイラルパーマ
髪をらせん状に巻くので、カールが強めにかかります。髪をねじりながらスパイラルパーマをかけると、ボリューム感とカール感を同時に出すツイストスパイラルになります。
#ツイストパーマ
髪をねじりながら巻くパーマです。細かい波状のくせが付きます。
#ピンパーマ
毛束を丸めてピンでとめてパーマをかけます。ロッドは使わない方法なのでゆるめのパーマです。
#デジタルパーマ
加温するロッドでパーマをかけます。乾かすとパーマが出てくるのが特徴です。
#タイトロープ
毛束を2本ずつからめてパーマをかけます。細かく強いパーマがかかるのでソフトドレッドのようになります。” カラーに関する業界用語を知ろう “#アッシュ
髪の赤みをブルー系の色で抑え、柔らかい印象を与えるブラウンカラーです。
#カッパー
深みのある赤銅色のことです。日本人の髪は退色すると赤茶色になりやすいため、カッパー系で染めると退色しにくくなります。
#マット
渋めで暗めの緑色をベースにした色です。グリーンよりのブラウンが髪の赤みを抑えてくれます。アッシュよりも暗めの印象を与えます。
#リタッチ
伸びてきた根元の髪をのみを染めることです。
#メッシュ
髪の毛束を部分的にカラーリングします。メッシュなどで部分的に染めるときに毛束を筋状に引き出すことをウィービングと呼びます。
#グラデーションカラー
根元から毛先へ向けてカラーに変化を付けることです。根元を暗くして毛先を明るくすることで伸びても自然な印象を維持できます。
#ハイライト、ローライト
ハイライトはもとの髪よりも明るい色を筋状に入れて軽さや立体感を生み出す染め方です。ローライトはハイライトの逆です。
#ピグメンテーション
カラーで明るくなり過ぎた髪に部分的に色を足して修正する色補正のことを指します。
#ワンタッチカラー
カラーリングする際に根元や中間、毛先など全体を染め上げることを指します。
美容師が使う業界用語はたくさんあります。美容師に就職・転職する前にきちんと用語の意味を把握しておきましょう。