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コラム・特集 2018-10-03

エステティシャンの給料・月給・年収はどれくらい?収入アップを目指す2つの方法

美容のプロフェッショナルとして、リゾート施設やエステサロンで身も心も癒してくれるエステティシャンですが、給料はどのくらいもらっているのか、年収だとどのくらいなのか、気になる所だと思います。

もちろん、エステティシャンとして始めたばかりの人からプロとして様々な場所で活躍するカリスマまで幅広くいるはずですが、雇用条件や資格の有無によってどれくらい変わってくるのか、大まかな数字は発表されている部分もあります。

また、収入を増やす方法以外にも、独立開業する場合など、経営者としても活躍していこうとした場合に、どのくらいの収入の見込みが望めるのかといった情報も知りたいところです。

そこで、今回はエステティシャンのお金に関すること、雇用条件の違いやメリット・デメリット、収入をアップさせる方法、開業の仕方について紹介していきます。

エステティシャンの給料はどれくらい?初任給~年収

エステティシャンの給料はどのくらいあるのか。特に初任給は気になる所で、初任給が高いか低いかは、今後、働いていく上でのモチベーションにも直結してきます。やりがいも大切ですが、しっかりと収入に関しても知っておきましょう。

初任給

厚生労働省の発表や、大手エステティック企業の平均値を見ていくと、ほとんどの初任給の額は、20万円前後となっています。大卒でも専門卒でも差があまりないのが特徴的です。

また、地方なのか、都心部なのかによっても初任給に差が出てきます。やはり東京23区内であれば、地方よりも2万円程度の差があるようです。利用されるお客様の数にも関係してくるからだと考えられます。

基本的な部分に差はあまりないですが、取得している資格によって初任給が変わってくる場合もあります。詳しくは後述しますが、やはり上級資格を持っている方が収入にも良い影響があるようです。

月給

正社員として働く場合、平均の月給は22万から24万円程度が一般的です。資格の有無や経験によっても大きな差があります。また、歩合制を取り入れているところもあるので、その場合は自分の売り上げ等によって月給が上がる可能性も高くなります。

年齢別でみると、20代では18万から20万円、30代になると22万から24万円が平均値となります。役職や歩合で稼げるようになると、それに応じて上がっていくので、平均値がいくつかというよりも、自分次第といった方が良いでしょう。

年収

月給以外にもボーナスや歩合によって年収に差が出てきます。正社員であればボーナスが支給されますが、20代の平均が16万円、30代の平均は100万円となります。

こちらも、個人での売上や指名、役職などのによって上乗せが可能な場合が多いので、エステティックサロンによって、どのようなシステムなのかは確認しておく必要はあります。

これらの数字を足すと、20代の年収は250万円前後で、30代になると300万から400万円が平均の年収額になります。40代以降に関しては、それほど上がることはないようですが、独立したり、契約方法を変えることによって収入のアップは可能になってきます。

雇用状態によって給料が違う固定給と歩合給

他の職業でも、働き方の多様化が進んでいますが、エステティシャン業界でも固定給と歩合給の2つがあります。また、歩合給の場合でも正社員と業務委託があるため、それによっても条件は変わってくるはずです。

どちらが良いかは人それぞれで、生活スタイルや能力によってどちらが良いかは変わってくるでしょう。正社員の場合には、固定給に加えて歩合給を設定している場合もあります。

いずれにしても、固定給と歩合給についてのメリット・デメリットを紹介していきます。

固定給の働き方

毎月決まった金額の給料が支給されるのが、固定給になります。会社の正社員であれば、基本的に固定給が普通になるので、途中でやめない限りは、収入額が減るということはないでしょう。

メリット

固定給であれば、収入が安定するため、先の計画が立てやすくなります。また、何かの契約を結ぶ際のローンや審査も、歩合給よりは有利になると考えられます。

特に、エステティシャンとして始めたばかりの人や、安定を求める人は固定給の方が良いでしょう。会社に貢献していけば、月収やボーナス額も上げることが可能かもしれません。

また、会社によっては特定の資格を取得すると給料額が上がるなどのシステムを採用しているところもあります。資格取得費用の一部負担などのサポートも場合によってはあるので、活用していきましょう。

デメリット

少なくとも、契約内容が変わらない限りは努力をどれだけしても給料額が上がることはありません。お客様に対しての施術以外にも業務があったり、ミーディングなどの参加もしなければなりません。

また、勤務時間も固定になるため、急用や子供のイベントなどの休みが取りずらいというデメリットがあります。安定して働ける一方で、急な対応は難しいというのが固定給での働き方のデメリットだと言えます。

歩合給の働き方

歩合給の場合、契約社員であったりフリーランスとして契約を結ぶ人が多いと思います。正社員でも、固定給に加えて歩合給も採用されている場合もありますが、完全歩合給で契約している人という前提で話をしていきます。

メリット

歩合給の考え方は、言い方を変えると、仕事をした分だけ報酬がもらえるという考え方と言えます。担当した分だけの報酬がもらえるので、頑張れば固定給の人よりも稼ぐことが可能です。

また、固定給の働き方の場合は、清掃から引継ぎまで決められた時間で決められた作業を行わなければなりません。しかし、歩合給の働き方であれば、担当するお客様の前後の時間のみ出勤すればよいという形になります。

つまり、お客様を担当しない時間は帰宅したり、他の時間に使うことが可能になります。さらに、休みを取りたい日があれば調整して作ることも可能です。そのため、精神的な余裕も生まれます。

まとめて働いて、しっかりと稼ぐ時期と、余裕を持たせる時期を作るといった働き方も可能なので、自由な時間が欲しいという人には良いでしょう。

さらに、経験や実力がある人は、業務委託の方が稼げる可能性もあります。お客様をどれだけ担当できるかにもよりますが、多くのお客様が自分に付いてくれれば高収入も可能です。

デメリット

カリスマや、お客様をたくさん抱えている人は、収入の心配はありませんが、歩合給での契約で働き始めたエステティシャンや、指名してもらえるお客様が少ない間は収入も不安定になります。

そういった部分では、先行きが不透明なので、不安に思ってしまう人も多くいるはずです。積極的に資格を取得したり、集客をしたりと、出来ることから努力していく必要があります。

また、福利厚生の面で優遇が無かったり、収入に対しての確定申告や保険料の支払いなどを基本的には全て自分で行う必要があります。お金の勉強にはなりますが、負担になるのも事実なので、よく検討して契約をする方が良いでしょう。

収入UPを目指す方法①スキルアップ

固定給、歩合給に関わらず、収入をアップさせる方法をいくつか紹介していきます。すぐに出来る事から、勉強や資格が必要な物までありますが、どれも自分のためになる物なので、やって損はないでしょう。

特にエステティシャンは技術職でもあるので、お客様や仕事に対して、やりがいを持って出来るように気持ちを高めていくことも大切です。そういった部分でも収入に少なからず影響していくはずです。

資格を取得する

エステティシャンは資格を持っている方が有利という点では当たり前ですが、もう1つ大切なことがあります。それは、単に美容に関する知識だけでなく、心理学やプロの講師の技術を勉強することで知ることが出来るという点です。

資格を取得するには、それぞれの資格を発行している団体の認定した学校で講義を受けたり実技訓練を行います。教科書やネットで知った情報を知っているだけでは何の意味もありません。

やはり言葉では伝わらない技術や、お客様に対しての接客方法、心理学的な観点からリラックスして効果を高める方法などはプロから直接学ぶことが1番大切なことだと言えます。

国際資格もある

国内の団体が認定している資格もいくつかあり、基本的な資格から上級資格まで含めると10以上もあります。

また、国際資格を取得することも可能で、認定校でのカリキュラムの受講や試験をクリアすると資格が取得を取得できるので、海外で活躍したい人や、スキルアップのために取得するのも良いでしょう。

いくつもの資格を持っているだけでも、お客様からの信頼度は高まり、会社に就職する際にも給料面で有利になる可能性が高くなります。それぞれの資格の詳細は下調べしておきましょう。

収入UPを目指す方法②開業

もう1つの収入アップ方法としては独立して開業してしまうことです。歩合給のように、努力した分だけ、収入に跳ね返ってくるのも開業するメリットになります。

エステティシャンの場合は、一軒お店を作ったり、借りたりしなくても、マンションや貸しスペースの一角で始めることも可能です。小規模からの開業であればリスクも低く始められるので、お勧めです。

やりがいはより感じられるものの、責任も大きくなるので、焦らずに届け出や準備をする必要もあります。

必要な資格サービスに合わせて取得する

エステティックと言っても、サービス内容はいくつもあり、資格や免許によって出来ること、出来ないこともあります。

エステティシャンとしての資格はもちろんですが、何をサービス提供するのかで必要な資格も変わってきます。

保健所や市役所へ開設届が必要なサービス

開業するには、先ず場所の確保が必要になります。自宅の一部を使用したり、部屋を借りたり、規模が大きくなればお店を一軒用意することもあります。

しかし、いずれの場合にも基本的な届け出は同じなため、忘れないように提出しておきましょう。

マッサージ あん摩マッサージ指圧師

あん摩マッサージ師指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律、柔道整復師法に基づいて、マッサージや針などのサービスを提供するには管轄する市町村区の役所と保健所に届け出を提出しなければなりません。

免許が必要なため、免許証のコピーなども必要になります。無許可で営業をすると罰則があるので気を付けましょう。

眉カット・まつげエクステなど美容師免許

眉カットやエクステ、散髪など、美容師免許が必要な場合も保健所への届け出が必要です。

総合的に美容を取り扱い、エステティック以外にもサービスを提供したい場合には保健所への届け出が必要になるということを理解しておきましょう。

開業には届けが必要・開業届

資格や免許が必要なサービスを行う場合には、役所や保健所へ必要な申請書類を提出しなければなりませんが、他の業種も含めて開業をする場合には、全ての人が開業届を提出しなければなりません。

事業を行うため、確定申告による納税額の計算なども行うため税務署へ開業したことを知らせる必要があります。手続き自体は非常に簡単なので、時間もお金もかからずに終わらせられます。

開業届は税務署へ

開業届は、役所や保健所ではなく税務署へ提出します。国税庁のホームページか最寄りの税務署の窓口で言えば無料でもらうことが出来ます。

申請書は全国どこでも同じ書式なので、必要事項を記入して開業をした1ヶ月以内に提出となります。郵送か税務署の窓口に持っていきます。

青色申告をするなら申請書の提出も必要

開業届を提出する際に、もう1枚提出しておくべき書類があります。それは青色申告申請書になります。

青色申告とは、確定申告の際に特別に一定額の控除を受けることが出来るので、納税額を少なくできる申請方法になります。特に収入額が大きくなるほど、青色申告のメリットが発揮されます。

こちらも国税庁のホームページか税務署の窓口で無料でもらえるので、ぜひ一緒に提出しておきましょう。

収入とやりがいの両方を充実させることが大切です

エステティシャンは、お客様の悩みや不安を、エステティックという美容という面から取り除いてあげる仕事と言えます。

お客様に満足してもらえれば、お金以上の価値のある喜びを味わえたり、お金では買えない経験をすることも出来ます。もちろん、収入も大切な要素として考えなければなりません。

どちらが欠けてもエステティシャンとして継続していけないはずです。しっかりと技術を磨いて、資格取得やお客様のために経験を積み、しっかりと稼ぐことで、お客様も自分自身も充実した時間が過ごせるはずでしょう。

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