ヨガインストラクターの志望動機はどう話す? 伝えるべき4つの内容と3つの自己PRポイント
自分の好きなことを仕事にできれば楽しいですよね。
ヨガをフィットネス感覚ではじめたのに今では毎日欠かせない日課になっている、もっとヨガの良さをいろんな人に知ってもらいたい、そんなあなたはインストラクターを目指してみてはいかがでしょうか。
ヨガのインストラクターを目指そう! っと思ったら一番はじめにしなければいけないのは履歴書を書くことです。
人気のスタジオは、応募する人の数も多いです。合格するためには、履歴書に志望動機をしっかり書かなければいけません。
履歴書が正しく書かれていれば、面接も履歴書に沿って質疑応答されるのでスムーズになります。
ポイントを押さえれば履歴書も面接も難しくありません。今回は、ヨガインストラクターを目指す人が志望動機で伝えるべき4つの内容と3つの自己PRポイントをご紹介します。
はじめに ヨガインストラクターのオーディションでは何をする?
ヨガのインストラクターの選考は、まず応募後履歴書を提出します。そして、普通のお仕事と異なるところですが、ヨガの実技オーディションと面接があります。
実技オーディションではどういうことをやっているのか、面接ではどういうことを聞かれるのかを押さえておきましょう。
実技選考
オーディションには、集団オーディションと個別オーディションがあります。
集団オーディションの場合は、ヨガのインストラクターだけでなくダンスやピラティスのインストラクター志望者と一緒に受けることもあることを知っておきましょう。
集団オーディションでは、持ち時間を守ることも大切です。自己アピールに必死で周りが見えなくならないように注意することも大切です。
個別オーディションは、面接官がお客さん役をして模擬授業をされられることもあります。
はじめてのインストラクターだとなかなか緊張せずに人前で話すのは難しいと思うので、オーディション前にシュミレーションしておくと良いでしょう。
面接
面接では、ヨガに興味を持ったきっかけやどうしてインストラクターになりたいと思ったのかなどを聞かれます。
もちろん質問内容も大事ですが、面接官はあなたの質疑応答の様子を見ています。人と話すことが得意かどうか、笑顔ができるか、目を見て話せるかなどが見られていますので質問に気を取られて緊張しすぎないように気をつけましょう。
志望動機で伝えるべき4つのこと
志望動機とは、どうしてヨガのインストラクターになりたいと思ったのかを書くのですが、「ヨガが好きだからです。」と一言で終わらせるのはNGです。
あなたがヨガとこれまでどのように関わってきたのか、ヨガがどれくらい好きなのか、たくさんあるスタジオの中でどうしてここのスタジオを選んだのかなどもしっかり考えておきましょう。
1. なぜヨガに興味を持ったのか
まず、あなたのヨガとの出会いについて書いてみましょう。
「冷え症を改善したくてスポーツジムに通い始めたのがきっかけです」「テレビでヨガを紹介しているのを見て、ヨガの効果がすごいと思ってはじめました」「ヨガをはじめてどんどん綺麗になっていく友人を見て私もはじめました」など、はじめたきっかけは人それぞれです。
はじめた頃のことを思い出して書いてみましょう。
2. ヨガに対してどう思っているか
次に、あなたがヨガに対してどう思っているのかを書いてみましょう。ヨガは歴史も古く、世界中にヨガの種類もたくさんあります。知れば知るほど奥が深いです。
なので、具体的にあなたがヨガについてどこまで教養があるか、またどんな思いでヨガをやっているのかをまとめてみましょう。
3. なぜインストラクターになりたいと思ったのか
ヨガが好きなだけであれば趣味でもいいはずです。あなたがヨガインストラクターになりたいと思ったきっかけがあると思います。
「○○先生に出会って、私も先生のような人になりたいと思ったからです」「自分がヨガに出会って変われたので、他の人が変わるお手伝いをしたいと思ったからです」などインストラクターを目指した動機を書きましょう。
4. なぜこのスタジオを選んだのか
次に書くべきことは、あなたの志望動機です。
「体験レッスンを受けてレッスンの明るい雰囲気が素敵だと思いました」「海外で経験のたくさん積まれた○○先生からたくさんのことを学びながら働きたいと思いました」「少人数制で生徒ひとりひとりとじっくり向き合える授業ができるところがいいと思いました」など最後に付け加えてみましょう。
一緒に伝えたい自己PRのポイント3つ
就職活動で志望動機と同じくらい大切なのが自己PRです。日本人は自己PRが苦手な人が多いと言われていますが、インストラクターは人の前にたつ仕事ですので自己PRも上手くできなくてはいけません。
面接をするスタジオの先輩たちがあなたと一緒に働きたいと思うようアピールしましょう。
何を書いていいかわからない人のために自己PRのポイントを紹介します。
1. 人と関わることが好き
ヨガスタジオにはいろんな生徒が来るでしょう。そのため、どんな人とでも上手くコミュニケーションを取れる能力が必要です。
人と関わる仕事が好きなことをしっかりと自己PRしましょう。
たとえば、「人に関わることが好きで学生時代はずっと接客のアルバイトをしていました。」という内容のように、人と関わる仕事をやりたいという強い意志が感じられるような自己PRをしていきましょう。
2. 指導経験やヨガスキル
指導経験やヨガスキルがあれば、就職後即戦力になる可能性が高いので評価されます。
今まで何か人に物を教えた経験があれば自己PRに加えましょう。人に物を教える事はとてもスキルが必要です。そのためヨガでなくても過去に指導経験があればPRした方がいいです。
また、ヨガ歴やヨガのライセンス、受賞歴などもあればPRできます。
3. 指導スキル以外に身につけたこと
たとえば、ピラティスやダンスなど他のフィットネスの経験や整体、アーユルヴェーダ、食生活アドバイザーなど健康に関する資格などです。
ヨガだけでなく、広く美容や健康に興味があるということを伝えられます。
ヨガインストラクターの志望動機例文3つ
具体的な志望動機の例文を3つご紹介します。
一つ目は新卒の人や子育てなどで休業していた人など、新たにインストラクターを目指す未経験者の場合、二つ目が他のスタジオで働いていて転職する場合、三つ目は現在異業種で働いていて転職する場合の3つのパターンです。
1. 新卒など インストラクター未経験から応募
私は子供のころから10年間バレーを習っていて、もっと体の軸を鍛えたいと思ったことがきっかけでヨガを習い始めました。
ヨガは体を柔らかくしたり体幹を鍛えるだけだと思っていましたが、ポーズにもさまざまな意味があり奥が深いものだと感じました。
1つポーズができるようになると、もっと難しいポーズにチャレンジしたいというチャレンジ精神が湧いてくるのでそこも魅力の一つだと思っています。
また、スタジオでのレッスンだけでなく定期的に野外イベントを開催されているところも楽しそうだと思いました。
私は、自分が感じたヨガの面白さをもっとたくさんの人に伝えたいと思い、ヨガインストラクターになりたいと思いました。
ヨガを習いはじめて今年で5年目になりますが、先日「全米ヨガアライアンスRYT200」のライセンスを取得しました。
御社に応募したのは、以前レッスンを受けたことがあったのですがその時の明るく楽しい雰囲気が忘れられなかったからです。
2. ほかのスタジオから転職での応募
私は、先月まで○○スタジオでヨガの講師として勤めていました。今年で、ヨガインストラクター歴は7年目になります。
○○スタジオでは、ヨガのレッスンを週に5クラス担当していました。
御社を志望した理由は、少人数で1コマの時間が長く生徒一人一人と向き合いながらレッスンができるところに魅力を感じました。
また、有名な先生もたくさん在席されており、是非私自身も先生方から指導方法などをたくさん学びたいと思っております。
ヨガのスキルとしては、日本ヨガインストラクター協会認定Masterコース、ピラーヨガ養成コースを修了しています。また3年前にヨガを深く学ぶためインドで○○先生に師事し、インド中央政府科学技術省認定ヨーガ講師のライセンスも取得しました。
今までの経験を生かして、多くの生徒の方にヨガの素晴らしさを伝えていければと思っています。
3. 異業種から転職での応募
私は、今年の5月まで貿易会社で総務の仕事をしていました。ヨガと出会ったのはストレス発散になる習い事はないかと思い、友人とフィットネスのヨガに通い始めたことがきっかけです。
ヨガをはじめて数か月すると体調がよくなり、ストレスも感じにくくなりました。そして、1年後にもっと深くヨガを知りたくなり、ヨガ専門スタジオの御社に入会しました。
ヨガ歴も、5年になりヨガのインストラクターになりたいと思うようになりました。このたび御社がヨガのインストラクターを募集されると聞き、学んだこのスタジオで私もインストラクターを目指したいと応募いたしました。
資格は、ヨガインストラクター2級を取得しました。その他に、アーユルヴェーダセラピーやアロマセラピーの資格も取得しました。
今回、ヨガを通して多くの人が健康で幸せになるお手伝いができればと思い志望いたしました。
志望動機は明確にしておこう!
志望動機は、今までのヨガの体験やスキル、自分がヨガに向いていると思う性格などをアピールしましょう。
ヨガは、人を癒す職業です。生徒からこの人から習いたいと思われる人柄が必要です。あなたの素敵な人柄が伝わるように志望動機を伝えることで採用率もグッとアップすることまちがいなしです。
あなたが、どれくらいヨガのインストラクターに対して情熱があるのかが現れるところです。そのため、書く内容は、なるべく具体的に表現することがポイントです。
なぜ、ヨガのインストラクターになりたいのか、どうしてココのスタジオで働きたいのかは必ず聞かれる質問
などで明確にしておく必要があります。