ここがダメなら次を考える。一社集中主義のピンポイント就活 えがお爪工房 小山えりかさん#2

介護職からネイリストに転職した、えがお爪工房の小山えりかさん。小山さんは、介護の仕事を正社員からアルバイトに変更し、ネイルスクールに通いながらさらに未経験OKのネイルサロンに就職。前編では、介護職からネイリストとして活動するまでの経験をお聞きしました。

この後編では、1軒目の回転率重視のサロンから、もっと人に寄り添える接客を求めてシニアターゲットのえがお爪工房へ転職したお話を伺います。1軒目のネイルサロンも今回の転職も、小山さんの就活は一社集中のピンポイント就活。どんな体験だったのでしょうか?

お話を伺ったのは
えがお爪工房
ネイリスト 小山えりかさん


高校卒業後、介護職に就くが、絵を描く仕事がしたくてネイルスクールに通い始める。スクールと並行して未経験OKのネイルサロンに就職。回転率重視のサロンで経験を積んだ後、もっと人に寄り添える接客を求めて2023年5月シニア世代がメインターゲットのえがお爪工房に転職。JNECネイリスト検定取得。ニュアンスネイル、アート、お客様のイメージをカウンセリングで引き出すことを得意としている。現在25才・ネイリスト歴4年目

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ビビッときたえがお爪工房にピンポイント就活

「面談とは別の日に面接があると聞いていたのですが、そのままの流れで同日面接になりました」(小山さん)

――今回の転職活動では、何社くらい受けましたか?

前回と同じように、一社集中のピンポイント就活でした(笑)。えがお爪工房にビビッときたので、ここがダメだったら他を探そうと思っていました。

――介護職からネイリストに転職するときと同じやり方ですね。小山さんは就活の方法が一貫してますよね(笑)。えがお爪工房のどういうところにビビッときたのですか?

介護職をしていたときのように、またシニアの方と関わりたいなと思っていたんです。でも果たしてシニア向けのネイルサロンがあるのかどうかも分からない。とりあえず「シニア」「ネイルサロン」で検索したところ、えがお爪工房が上位にヒット。身近にも、若い人が多いネイルサロンに行くのはハードルが高いというシニアの方がいたので、そういったお客様に寄り添えたらいいなと思ったんです。

――転職活動で譲れない条件はどんなことでしたか?

皆さんも同じだと思いますが、あまり家から遠いと出勤が大変なので勤務地と、仕事内容、仕事を続けるためにはしっかり休暇をとるのも大事だと思うので週に2回必ず休めることを条件に探しました。

――サロン視察はされましたか?

面接の前に「面談」があって、そのときにフロアを見せていただきました。

――面談や面接での様子を聞かせてください。

最初は、えがお爪工房のマネージャーと面談して、同じ日に続けて社長との面接がありました。久しぶりの面接だったので緊張しましたが、マネージャーも社長も笑顔で対応してくださったので、それで緊張がほぐれました。

「ここのお客様はシニアの方が多いけど大丈夫? スタッフの年齢層も高いけど?」と聞かれたので、「介護職の経験があるので大丈夫です」と答えました。「写真館や美容室などいろんなクリエイターがいるから勉強になると思うよ」と言われたことも印象に残っています。

スピードを求められた前職の名残で最初はセカセカした動きに

シニアのお客様には、シンプルなデザインを希望される方が多いそう。いちばん上は、ネイル専門誌に掲載された雪の結晶のデザイン。

――履歴書を書くときに気をつけたことはありますか?

あまりパソコンが得意ではないので手書きにしました。志望動機の欄には線がないので、字がガタガタにならないように定規で線を引いてから鉛筆で下書きして、その上からボールペンでなぞりました。万が一のために一応コピーもとっておきました。

――後日、採用通知が届いたのですか?

面談・面接後に「じゃあよろしくね」と言われました。

――一日で決まってしまったのですね。超スピーディ! そのときはどんな気持ちでしたか?
いちばん働きたかったサロンに無事に採用が決まってとても嬉しかったです。

――実際に入社されて、前職とのギャップなどはありませんでしたか?

えがお爪工房には、「お客様はゆったり、ネイリストも施術時間を楽しむ」というコンセプトがあるんですが、1分でも早くとスピードを求められた前職の名残で、最初はセカセカと動いてしまうことが多かったです。先輩スタッフにも「そんなに急がなくていいよ」と言われたりして(笑)。施術時間が以前の1.5~2倍くらいあるので、最初は自分を落ち着かせるのがちょっと大変でした

自分に合った社風や制度のある会社で働けることは転職のメリット

「祖母と同世代のお客様には『いつ結婚するの? 早くしたほうがいいわよ』と人生のアドバイスを頂くこともあります」(小山さん)

――今回の転職について、周囲の反応はいかがでしたか?

「介護職の経験があるから、シニア向けのサロンは合ってるのでは」と賛同してくれる人が多かったです。前のサロンと同じ8時間勤務なんですが、12時~21時→10時~19時になったので、生活のリズムが整ったことはよかったと思います。前の職場が忙しかったのを心配してくれていた友だちも「よかったね」と言ってくれました。

――実際に転職してみて思うメリットは?

自分に合った社風や制度のある会社で働けることはメリットだと思います。前のサロンでは、施術時間はお客様にとっては待ち時間。だからとにかく早く終わらせてという考え方でしたが、えがお爪工房では、リラックスした空間でお客様にゆっくりとネイルを楽しんでもらうというコンセプト。

前職では、1時間で終わって嬉しいと喜んでくださるお客様も多かったんですが、自分の中ではもう少しできたかもしれない…というモヤモヤが残ってしまうこともあって。ひとりのお客様とじっくり向き合えるいまのほうが自分にはしっくりくるなと感じています。

――お客様にゆっくり楽しんでもらうために工夫されていることはありますか?

お客様が笑顔になれるように、できるだけ明るい話題を提供するように心がけています

――逆にデメリットだと感じることは?

給与面が少しダウンしましたが、仕事内容や環境を重視したのでそこは納得した上で契約しています。あと勤続年数と人間関係がリセットされてしまうことでしょうか。

――でもネイリスト歴は継続しますもんね。ところで、介護職の経験は役立っていますか?

はい。ご両親の介護をされているお客様もいらっしゃるので、そういったお話に共感
できたり、「こういうふうにすると体が楽ですよ」とお伝えすることもあります。

自分が何を重要視しているのかランキングをつけてみて

「就活で自分に合った仕事先を見極めるスキルがついたと思います」(小山さん)

――ネイルしながら、介護のアドバイスももらえるなんてお客様は一石二鳥ですね。最後に、小山さんにとって転職活動はどんな経験でしたか?

履歴書を作成する際に、自分の長所や希望条件などを書くので、自分のことを見つめ直し、自分がどんな会社を求めているのかがクリアになりました。また、それぞれの会社が何に重点を置いているのかなど比較できるようになり、自分に合った仕事先を見極めるスキルがついたと思います

――転職の満足度はいかがですか?

満足しています。自分にあった職場なので、精神面も体もすごく楽になりました

――では最後に転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

仕事を辞めて転職活動をしようと考える人も多いと思いますが、金銭面などで焦ってしまい、自分に合ったところを見つけられなくなってしまうことも。最後にひとふんばりして仕事を続けながら次を探すことをおすすめします

それから、自分が何を重要視しているのかランキングをつけてみるのもいいと思います。頭で考えるのではなく、紙に書き出してみると自分の思いがより一層クリアになりますよ

小山さんが転職に成功した3つの理由は

1.自分の希望を紙に書いて整理する

2.まずは、いちばん行きたいところ一社集中で就活する

3.仕事を続けながら就活する

撮影/大崎聡
取材・文/永瀬紀子

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Salon Data

えがお爪工房
住所:東京都豊島区巣鴨3-20-14山下ビル2F
電話:03-5980-7522
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