パーソナルトレーナーを目指せる学校・スクールを紹介【大学・短大・専門学校・スキルアップ】
パーソナルトレーナーとは、さまざまな目標を持ったお客様と、マンツーマンでのトレーニングや、エクササイズの指導や栄養面でのアドバイスを行なう職業です。
トレーニングや栄養に関する知識はもちろん、お客様の目標・手本となるボディを兼ね備える為、自身の鍛錬も欠かせない仕事です。
パーソナルトレーナーになるには、取得すべき公的な資格はありませんが、保有しておくと就職の際に有利な民間の資格はいくつかあります。
もちろん、資格がなくても仕事をすることはできますが、トレーニングに関する知識やスキルは不可欠です。
そのため、体育大学やスポーツ関連の専門学校などに入学して、トレーニングにいかせる知識を学ぶ人が多く見受けられます。今回は学校で、どのような学科・カリキュラムがあるか、ご紹介します。
1.パーソナルトレーナーを目指せる大学
資格が必須でないパーソナルトレーナーだからこそ、スポーツ・健康に関連する学歴をとっておくことで、きっと有利に活動することができるでしょう。
総合大学から教育学、体育学の専門大学までさまざまな大学がありますが、どのような学科やコースがあるのか、一例をご紹介します。
カリキュラムの一例を紹介
国際武道大学 体育学部 体育学科 スポーツトレーナーコース
アスリートをはじめとするスポーツ競技者の身体面を支援する実践的アスレティックトレーナーを養成することを目標としています。
体育学科のカリキュラムはスポーツが関わるさまざまな分野の学びを通じて、スポーツと社会を結びつける総合的な力を身につけ、「スポーツを通じて、社会を豊かにする手法を探求する」ことを目的に作成されています。
スポーツトレーナーコースでは、
・救急処置法
・スポーツ外傷、障害論
・機能解剖学
・コンディショニング論
・スポーツトレーナー実践論
が必修コースとなっており、スポーツトレーナーとして必要になってくる基本的なことを学ぶことができます。
さらに選択科目では、栄養学、心理学、指導理論などさらに掘り下げた分野も学ぶことができるので、スポーツトレーナーを目指すにはおすすめの学校となります。
大阪体育大学 体育学部 健康・スポーツマネジメント学科|アスレティックトレーニングコース
体育学部では「科学的な研究心をもってスポーツに取り組み、新しい体育・スポーツのスペシャリストをめざそう」をテーマに2学科6コースを設置しています。
アスレティックトレーニングコースは、体力トレーニングやコンディショニングからスポーツ傷害の予防、また故障した後のアスレティックリハビリテーションなどに関する最新の知識と技術をもった人材を育てるコースとなっています。
具体的に学べる内容としては
①パフォーマンス向上に必要な筋力トレーニングや持久力トレーニングの方法、コンディショニングのあり方を学習
②健康づくりに必須となっている体脂肪燃焼理論を学習
③傷害からの復帰に役立つリハビリテーションの方法などを学習
④実習としてテーピング法、ラボテストなど、現場で「実践、応用力を発揮できる」手法を学習
など、将来はトレーナーに限らず、指導者や体育教師まで幅広い活躍が期待できる内容を学ぶことができます。
2.パーソナルトレーナーを目指せる短大
パーソナルトレーナーを目指せる短期大学は国公立・私立含めて、全国でも多くはありませんが、少数のなかからおすすめの学校を紹介します。
カリキュラムの一例を紹介
京都文教短期大学|ライフデザイン学科
ライフデザイン学科は、食生活・ファッション・住居・福祉・スポーツなどさまざまなテーマについて学びます。
健康・スポーツユニットでは、「NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)」や「健康運動実践指導者」などの資格を取得することが可能です。
「NSCA-CPT」は国際ライセンスで、ひとりひとりに合わせたトレーニング法やプログラムを組むことができ、トレーニングだけでなく医療やリハビリなどの知識スキルも必要とされることから、世界的に認められている資格です。
明確に「NSCA-CPT」の資格を目指すことが決まっているのであれば、おすすめの学校になります。
3. パーソナルトレーナーを目指せる専門学校
専門学校では2~3年間、専門性が高く特化した教育を受けることが出来ます。
カリキュラムの一例を紹介!
東京スポーツ・レクリエーション専門学校 スポーツトレーナー科|パーソナルトレーナー専攻
実習施設が充実しており、同校自慢のトレーニングルームには、プロの選手も利用する本格的なトレーニング設備が整っています。
スポーツ業界、レクリエーション業界、医療業界で活躍する「健康」の専門家を養成することを通じて、人々が健康で生きがいに満ちた社会の実現を目指し、開校された学校です。
就職率100%を誇り、スポーツ分野の学校のなかでも有名校のひとつに数えられるようになりました。
スポーツトレーナー科では、競技スポーツの発展や地域スポーツの普及を通じて、トレーナー・コーチの立場から貢献できる人材を養成することを目的としています。
パーソナルトレーナーとして活躍する為の、NPO法人日本ストレングス&コンディショニング協会または、NPO法人日本トレーニング指導者協会の資格講座を履修後、卒業年次に受験することで資格取得のチャンスがあります。
京都医健専門学校 スポーツ科学科|パーソナルトレーナー専攻
トレーニングルーム、機能訓練室などプロアスリートも使用する充実した環境が用意されています。
「職業人教育を通じて社会に貢献する」ことをミッションに掲げ、スポーツ・医療・福祉・美容の総合校として、即戦力になる人材の育成を目標に掲げています。
パーソナルトレーナー専攻では、お客様のニーズを達成するために個別にプログラムを作成し、必要なサポートを行なうパーソナルトレーナーを養成します。
①ニーズに合わせた指導方法が学べる
②自身がトレーニングした時間も単位として認定される
③厳しい基準をクリアしたNCSA認定パーソナルトレーナー養成認定校
以上のようなことがプログラムの特徴としてあげられます。
4. おすすめ! スキルアップを目指せるスクール
短期間でスキルを身に着けられるよう、効率的なカリキュラムが組まれており、就職サポートも充実しています。
2ndPASS|パーソナルトレーナーコース
東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の5カ所にスクールを開校しており、すべて都心の好立地に、充実の設備とサービスが準備されています。講師陣も現役パーソナルトレーナーを採用しており、優秀な人材が揃っています。
中でも2ndPASS公認即戦力パーソナルトレーナーコースは、未経験の方が半年で就職・独立を目指していくコースです。
まったくの異業界からの転職の方、大学生、高校生、フリーター、主婦、そのほかのスポーツ関係のお仕事をされている方など、さまざまな方がパーソナルトレーナーを目指します。
REFORT|NSCA認定パーソナルトレーナー養成コース
ジムの運営などの、さまざまな事業を展開している会社のパーソナルトレーナー養成スクールです。小規模ながら、実践的で親身な指導を行っていると評判のスクールです。
資格のなかでも、取得が難しいと言われているNSCA認定パーソナルトレーナーの資格取得を徹底的にサポートします。
卒業後に即戦力となれるように、パーソナルトレーニングに活かせる骨盤調整の技術や、姿勢改善の為の知識と技術を少人数制でしっかりと学ぶことができるコースとなっています。
自分に合った学校を選んでパーソナルトレーナーを目指そう!
パーソナルトレーナーを目指す道筋は、数多く存在します。大学・短大・専門学校では、一定の時間をかけて知識・技能を幅広く学ぶ機会が得られます。
いずれも、就職サポートは手厚く行なわれていますが、効率的に学びたいのであれば、短期間で必要な学びを得られる専門のスクールへの入学をおすすめします。
資格は、必ずしも取得する必要はないですが、「NSCA認定パーソナルトレーナー」「健康運動実践指導者」など、在学中あるいは卒業年次に取得することで就職に有利となる資格があり、多くの場合、各学校で取得の為のサポートが行われています。
とくに、「NSCA認定パーソナルトレーナー」資格は、取得が難しいと言われており、技術の証明として生かすことができるので、就職時やトレーニング時に役立つこともあるでしょう。
出典元:
国際武道大学カリキュラム(http://www.budo-u.ac.jp/department/graduate/#c01)
京都文教短期大学カリキュラム(http://www.kbu.ac.jp/kbjc/department/lifedesign/curriculum.html)
東京スポーツ・レクリエーション専門学校学科紹介(https://www.tsr.ac.jp/course/st/)
京都医健専門学校学科紹介(https://www.kyoto-iken.ac.jp/course/sp/personal-trainer.html)
2ndPASSカリキュラム(https://2ndpass.jp/curriculum/)
REFORTカリキュラム(https://refort-r.jp/curriculum/personal-practice/)
大阪体育大学学科紹介(https://www.ouhs.jp/department/sports_health/lifelong_sports/athletic_training/)