美容師が名刺を渡すメリットとは?|名刺に載せる内容やこだわりポイント、おすすめの名刺印刷サイトを紹介

美容師のみならず、社会人には欠かせない自己紹介ツールである名刺。営業とは無縁のイメージがある美容師ですが、実は名刺を作るべきメリットはたくさんあります。

本記事では、美容師が名刺を作るべきメリットや作る際のポイント、渡すタイミングなど、美容師が名刺を最大限に発揮するための方法を紹介しています。

美容師で名刺作成を検討している方は、参考にしてみてください。

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美容師にも名刺は必要! 名刺を渡すメリットとは?


サロンや美容室で働く美容師は、ほかのお店で働く美容師やお客様など、多くの人と日常的に接しています。

これらの人に名刺を渡すことを習慣づけておくと、さまざまなメリットが得られるため、日頃から名刺を携帯するよう心がけておくとよいでしょう。ここでは、美容師が名刺を渡すことで得られるメリットについて解説していきます。

名乗るより印象に残る

美容師が仕事でお客様やほかの美容師と出会った際には、口頭であいさつをすることが一般的です。このような口頭でのあいさつも大切ではありますが、この際に名刺を渡すと相手に強い印象を残すことができます。

たとえば、はじめて来店されたお客様へ名刺を渡しておけば、名前を覚えてもらって次回以降に指名をしてもらえることもあるかもしれません。また名刺で強い印象を残すためにはデザインも重要であるため、名刺の紙質やサイズ・カラー・全体的な世界観にもこだわることがおすすめです。こだわったデザインで、お客様に自分の名前をアピールしていきましょう。

簡潔に自分のことを伝えられる

名刺には自分の名前以外にも、多種多様なデータを記載することができるため、記載する内容を工夫すれば、相手に知ってほしい自分のことを効率的に伝えることができます。

だらだらと口頭で自己紹介するよりも、自分の名前や印象を効果的に印象に残すことができるので、自分のことをより多くの人に知ってもらうことが重要な美容師としてのキャリア形成において、必要不可欠なアイテムといえるでしょう。

自分やお店の情報を凝縮して伝えられる

名刺の最大のメリットは、財布などに入れて持ち歩けるコンパクトなカードサイズという点です。コンパクトなサイズにも関わらず、伝えきれない多くの情報をまとめて記載しておけます。口頭であなたの情報をすべて伝えることはむずかしいですし、人は一度聞いたことはすぐに忘れてしまう可能性もあるでしょう。

しかし、名刺を渡しておくと、渡した相手がふとした瞬間にその情報を見て、あなたのことを思い出してくれるかもしれません。

紹介につながる可能性が高くなる

最近の名刺には、お店のQRコードやSNSアカウントなども掲載できます。また、カードサイズなので普段から持ち歩けますし、その人が友人や知人などに見せて、お店のことを紹介することも可能です。

お店の認知度アップを狙っているなら、名刺を作成しておいて損はないでしょう。

名刺にはどんな情報を載せればいいの?


名刺には自分の名前を入れることが一般的ですが、自分のことをより多くの人に知ってもらうためには、それ以外の情報も載せることがおすすめです。続いては、美容師が名刺を作る際に載せるべき名前以外の情報についてみていきましょう。

予約に必要なサロンの情報|電話番号やURL

特定のサロンで働いている美容師の場合、問い合わせ時に必要なそのサロンの情報を記載しておくとよいでしょう。たとえば以下のような情報は掲載しておくべきです。

・氏名(ふりがなも明記)
・肩書き・役職
・サロンの住所
・サロンの電話番号
・サロンの営業時間・定休日
・連絡先やSNSのユーザー名

カット料金などを名刺へ記載することもおすすめですが、その際には長期間にわたって使用することを考えて、税別表記にするなどの工夫が大切です。

写真を載せると覚えてもらいやすい

文字だけだと、その人の顔を思い出せないという人も少なくありません。そこで名刺に自分の写真も載せておくと、相手に自分の顔まで覚えてもらうことができます。

お客様からより多くの指名をとる必要のある美容師は、自分の名刺に顔写真を入れ、お客様に顔まで覚えてもらえるよう工夫をすることがおすすめです。

役職や肩書き

美容師といってもその役職はさまざまであり、役職が書かれていない名刺を渡してしまうと、どの程度の熟練度を持っている美容師なのかがわからなくなってしまいます。美容師が名刺を作成する際には、勤務しているサロン内での役職を記載するとよいでしょう。

それとあわせて「トップスタイリスト」などの具体的な肩書を記載すると、ただ「美容師」とだけ書くよりも自分の仕事を理解してもらいやすくなります。

所有している資格

美容師として働く場合は美容師の国家資格を取得していることが前提となりますが、人によってはそれ以外に、美容関連の資格を取得していることもあるでしょう。

とくに民間の美容関連資格は多数存在するため、それらを所持していることを相手に伝えれば、より自分の得意な施術を理解してもらいやすくなります。

このことから美容師が名刺を作成する際には、所有している資格を一覧で記載することもおすすめです。

PRポイント

美容師の名刺には、得意技術やPRポイントなどを記載しておくこともおすすめします。PRポイントを上手に伝えるためには、可能な限り短い文章でまとめ、読みにくくなってしまわないよう名刺の両面をフルに活用するとよいでしょう。

美容師の名刺に使えるPRポイントの具体例は、以下で紹介します。

得意メニューや主力メニュー

名刺に得意メニューやお店の主力メニューを記載することで、自分がどんな施術をメインに行っているのかをアピールできます。また、自信をもってサービスの提供をしているという事実を伝えることで、お客様からの信頼を得やすくなるでしょう。

ただし、名刺にメニューを掲載するからには、期待に応えられる満足度の高いサービスを提供することが求められます。どんなメニューであれば期待に応えられるのかを基準に考え、掲載するメニューを検討してみましょう。

自分の特徴や魅力を伝えるキャッチコピー

自分の趣味や暇な時間の過ごし方を記載したり、自分の強みやこだわりを名刺に記載すると、お客様に親近感をもってもらうことができ、話を広げられる可能性があります。

お客様に自分の印象を残してファンを獲得するためにも、自分の特徴やわかりやすいキャッチコピーを名刺に明文化してみるのがおすすめです。

SNSアカウントのURL

SNSが普及している現代では、SNSで気軽に自身の魅力をアピールしたり、トレンドに合わせたタイムリーな情報を発信したりすることが可能となりました。

名刺にあなたのSNSの情報を記載しておくことで、名刺を渡した相手があなたのSNSを訪れるきっかけが作れるでしょう。そうすることで必然的にSNSのフォロワーを増やし、お店の認知度も高められる可能性があります。

また、名刺を渡す際にも、SNSの情報が記載されていることを口頭でもしっかり伝えておくとよいでしょう。

手書きのメッセージを添えるのも効果的

また、名刺に空白をあけておいて、名刺を渡すお客様一人ひとりに感謝のメッセージや印象に残ったエピソードなどを添えて、最後に再来店をうながすメッセージなどを残しておくと、自分のファンやお店のリピーター獲得につながる可能性があるのでおすすめです。

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名刺はいつ渡すべき?おすすめのタイミングを紹介


美容師が名刺を利用するメリットや名刺に載せるべき情報をご紹介しましたが、その名刺はいつお客様に渡せばよいのでしょうか。ここでは、お客様に名刺を渡すタイミングをくわしくご紹介します。

担当の挨拶をするタイミング(施術前)

はじめて担当をするお客様の場合は、施術前に「本日担当させていただきます。○○です。」と自己紹介をしますが、そのときに名刺を一緒に渡してみてください。自己紹介とともに名刺を渡すとタイミングを自然ですし、手元に名刺があると名前も覚えてもらいやすいメリットがあるからです。

また、名刺のデザインや記載されている情報から会話のきっかけが生まれることもあります。施術中は時間もあるので、名刺にSNSなどが記載されているときは施術中に確認してもらうこともできるでしょう。

お会計のタイミングで渡す

お会計のタイミングで渡すときは、手書きでメッセージなどを添えることもおすすめです。来店のお礼や施術中に話した内容などに触れられていると、お客様の印象にも残りやすくなるでしょう。

また、一言でも手書きのメッセージがあると、受け取った名刺を処分しづらくなります。心のこもったメッセージで、ほかの美容師とは違う特別感を感じてもらい、次も指名したいと思ってもらえる可能性を高めることが大切です。

感じのよい名刺の渡し方とは?|渡し方にも気をつけよう


名刺はあなたのことを覚えてもらうための重要なツールではありますが、渡し方次第で印象が左右されてしまうことがあります。せっかく名刺を作成して渡したのに、渡し方が悪いことが原因で印象が悪くなってしまうことは避けたいものです。

名刺の渡し方には一般的なマナーが存在し、マナーを守ることで印象もよくなることがあります。ここでは、名刺の渡し方をチェックしておきましょう。

名刺は名刺入れに|汚れやシワがつかないように

名刺を渡すときには、名刺に「汚れやシワがないか」「よれていないか」をしっかりと確認しましょう。汚れやよれがある名刺を渡してしまうと、お客様から「失礼」「非常識」というようなネガティブな印象を抱かれてしまう可能性があります。

一度ついてしまったネガティブな印象を覆すのは、かんたんなことではありません。ほんの少しの汚れがあなたの印象を悪くし、評判を悪くしてしまうと肝に銘じておきましょう。

両手で丁寧に渡す

名刺は、基本的には両手で丁寧に渡します。片手でぞんざいに渡すのは、誠実さが感じられません。相手のことを考えて、相手の姿勢に合わせた渡し方も重要です。

お客様が立っている状態なら、お客様の目の前に立ち、少しお辞儀しながら両手で差し出します。一方、座っている状態なら、お客様の目線の高さまでお辞儀するように上半身を傾けて、胸元の高さに名刺を差し出しましょう。

お客様の頭上に名刺を差し出すことは失礼にあたるため、気をつけるようにしましょう。

美容師が名刺を作る際にこだわるべきポイントを紹介


美容師の名刺は、お客様に自分の印象を残して、再来店してくれたり、他人の紹介してくれたりと、お店の集客や認知度アップに役立ちます。ここでは、名刺の効果を最大限に発揮するための名刺づくりのポイントについて見ていきましょう。

名刺のデザイン

名刺のデザインは、お客様に与えるイメージを決定するお店の顔です。美容師やお店のイメージや世界観に合った名刺デザイン(配色や配置)を意識することで、お客様に記憶されやすい名刺になり、ブランディングや集客に役立つツールになるでしょう。

質感・素材

名刺を作成する際には、相手に渡した時の印象を考えて、名刺の素材にもこだわることをおすすめします。同じ紙でも、高級感のあるざらざらした感触の素材にするのか、おしゃれ感のある滑らかな感触の素材にするのかでも、相手に与える印象は変わってきます。

また、名刺のベースカラーによってもお客様に与える印象が変わるので、相手に与えたいイメージを念頭におきながら、名刺の質感や素材をよく検討してみましょう。

フォントや余白

名刺を作る際には、使用するフォントや余白の大きさについて考えることも大切です。フォントによって与える印象は、以下のようになります。

・ゴシック体・・・明るく、カジュアルな印象
・楷書体・・・伝統的で、フォーマルな印象
・江戸文字・・・大胆な筆使いで、個性を演出しやすい
・コーポレート・ロゴ・・・ゴシック体よりも力強く、ポップな感じ
・Helvetica・・・英字用フォント。洗練された印象があり、視認性も高い

名刺に使用するフォントは多くても2種類までにして、適度な余白をもうけましょう。そうすることで、読みやすく内容が伝わりやすい名刺が作れるでしょう。

名刺のサイズ

名刺のサイズに関しても、考えておく必要があります。一般的な名刺のサイズは91mm×55mmサイズですが、財布やカード入れでは管理しにくい大きさです。お客様の利便性を考慮して、もう少し小さいサイズで作ることも考えておきましょう。

美容師が名刺を作るには?3つの方法を紹介


美容師が名刺を作る際には、主に3つの方法があります。ここでは、美容師が名刺を作る際の方法を確認して、自分に合った方法で名刺を作成してみましょう。

印刷会社に依頼する

名刺作成の業務を受託している印刷会社に依頼して、名刺を作成する方法があります。豊富なテンプレートから名刺デザインを作成でき、受注してからスムーズに高クオリティな名刺が仕上がる可能性が高いでしょう。

ただし、印刷代やデザイン料など、コスト面でのデメリットが考えられるので、それなりにコストがかかっても、満足度の高い名刺を作成したいという方におすすめの方法です。

デザイナーに依頼する

デザイン会社やフリーのデザイナーにクラウドソーシングやココナラなどで名刺のデザインを依頼する方法もあります。複数のプラットフォームで自分の希望に沿った名刺デザインを提案できるデザイナーを探す手間がかかりますが、うまくいけば印刷会社に依頼するよりも、安価に高クオリティな名刺を作成できる可能性があるでしょう。

名刺作成ができるアプリで自作する

名刺デザインを作成できるサービス・アプリを活用して、自分でデザインを作る方法もあります。テンプレートが豊富で、スマホで作業を完結できるものもあり、手軽に名刺デザインを作るのにおすすめな方法です。ただし、自分でデザインしなければならない点や印刷代が別途でかかる点に注意しましょう。

おすすめの名刺印刷サイト6選


名刺は自分で作成することも可能ですが、名刺印刷サイトを利用するとかんたんに本格的な名刺を作成できます。ここでは、おすすめの名刺印刷サイトを確認しておきましょう。

名刺広芸アンドユー

こちらのサイトではさまざまなカテゴリー向けのデザインを用意しており、そのなかには特定の職業向けのものも数多くあります。美容師向けの名刺にはカラフルなデザインのものが多く、おしゃれな名刺を作りたいという方にもおすすめです。

こちらのサイトではQRコードの無料作成をおこなっており、名刺にQRコードを印刷すれば、より多くの情報を発信することができます。

引用元:名刺広芸アンドユー

リキッドエナジーインク

イラストを使用したカラフルなデザインが充実している点がこちらのサイトの特徴です。使用できる用紙には特殊な加工が施されているものも多く、相手に強い印象を残せる名刺を作りたいという美容師にもおすすめします。

こちらのサイトでも、完全オリジナルデザインの名刺作成が可能です。
引用元:リキッドエナジーインク

Zazzle

デザイン性の高いイラストや写真を使用した名刺を多数作成しているこちらのサイトは、一般的な美容師のイメージに合うおしゃれな名刺を作成したいという方におすすめします。

こちらのサイトではマグネットタイプの少し変わった名刺を作ることもでき、人とは違う名刺を渡して、自分のことをアピールしたいという方にもおすすめです。

引用元:Zazzle

デザイン名刺.net

デザイン名刺.netはすべての名刺が手作りでプロのデザイナーがバランス調整から印刷、裁断の工程とチェックをおこなっています。また、スピード名刺というサービスも実施しており、こちらを利用すると最短で1時間で作成することが可能。

名刺のベースとなるデザインも2,000種類用意されているので、自分の好きなデザインを選んで注文できます。

引用元:デザイン名刺.net

meicy-card

meicy-cardは、女性用のかわいらしいデザインテンプレートが多い名刺印刷サイトです。こちらでは修正などで名刺を再印刷する場合は10%割引が適応され、初回の注文よりも安い金額で名刺を作成できます。

また名刺以外の印刷物も豊富に取り扱っているので、ショップカードやチラシなどほかの印刷物を注文したい場合にも利用してみるとよいでしょう。

引用元:meicy-card

名刺ハウス

名刺ハウスは、名刺の表面と裏面のテンプレートを自由に選ぶことが可能です。基本的にシンプルなものが多く、あなた好みにデザインを組み合わせて作成できます。

また、24時間以内に名刺の作成が可能で、急いで名刺を用意したい人にもおすすめ。料金体系もシンプルに設定されているので、予算を先に決めている人にも使いやすいサイトです。

引用元:名刺ハウス

美容師にも名刺は必要! センスをアピールできるオシャレなデザインの名刺で客様の心をつかもう


美容師が自分の名刺を作成することで、お店の情報や自分の名前・強みをお客様にアピールでき、自分のファンや店舗のリピーターを増やすのに活かせます。

名刺の効果を最大限に発揮するためには、名刺のデザインや質感、フォントなどにこだわることで、名刺を受けとったお客様が再来店してくれ、友人らに紹介してくれるような魅力的で他人に見せたくなるような名刺を作成することが重要です。

おしゃれでお客様に自分や店舗の強みを効果的にアピールできる名刺を作成して、お客様の心をつかんでいきましょう。

引用元
名刺広芸アンドユー
リキッドエナジーインク
Zazzle
デザイン名刺.net
meicy-card
名刺ハウス

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