美容師におすすめな資格の種類とは?仕事の幅が広がる資格を紹介!

美容師が仕事の幅を広げるためには、新たな知識やスキルを身につけることが大切です。新しい資格を取得すると活躍の場を広げられるかもしれません。

本記事では、美容師としてのキャリアを広げるのにおすすめな資格の種類について、美容への知識を深めるのに役立つ資格などを紹介します。

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美容師に役立つ美容系資格8種類

美容師は、美容師の国家資格以外に美容系の資格を持っていると業務の中で役立つ場面があります。

美容系の資格を持っていると仕事の幅が広がったり、転職で有利になったりすることがあるでしょう。以下でおすすめの美容系資格8種類について紹介します。

1.管理美容師

管理美容師は、専門的知識を用いて美容室の環境を整備し、衛生的に仕事をするための衛生措置を立案できる管理者のことです。「美容師法第12条の3」により、美容師として働く従事者数が常時2人以上の場合、管理美容師の資格を持つ人が必要です。

美容師は、薬剤を取り扱ったり、お客様に直接触れたりする仕事です。そのため、衛生管理は特に重要で、感染症などが起こらないように管理していかなければなりません。

2.訪問福祉理美容師

訪問福祉理美容師は、寝たきりの高齢者や介護が必要な高齢者など来店が難しい方に対して訪問してサービスをおこないます。資格を取得することで、介護の知識を持ちつつ、美容師としての技術を提供できるようになります。

高齢化が進む社会の中で、訪問美容師の需要は高まると考えられており、今後活躍できる場が広がりやすくなるでしょう。

3.ヘアケアマイスター

ヘアケアマイスターは、毛髪や皮膚科学の専門的な知識をもとにお客様の毛髪診断ができる資格です。ヘアケアに関する深い知識を持ち、お客様に正しく処置やアドバイスができる美容師であるという証明になります。

この資格は、「日本ヘアケアマイスター協会」が実施している認定制度となっています。ヘアケアマイスターの資格を持った美容師がいるということは、美容への関心が高いお客さまへの宣伝にもなるでしょう。

4.着付け職種技能検定

着付け技能検定は、着付けに関する技術や知識を証明できる資格です。資格を取得すると、正しい着付けの知識を用いて、お客様へ着付けのメニューを提供できます。

成人式などの特別な日には、ヘアセットだけでなく着付けにも対応できるため、集客の幅を広げられるメリットがあるでしょう。

5.色彩検定

色彩検定は、美容師としてヘアカラーの施術をする際に役立てられます。カウンセリングで色彩の専門的な知識を活かした説明やパーソナルカラーに合わせたカラーリングを提案できるようになるでしょう。

お客様がどのカラーにするか迷っているときにおすすめのカラーをすぐに提案できるなど、美容師にとっては実践ですぐに活かしやすい資格です。

6.ヘアカラリスト検定

ヘアカラリスト検定は、「NPO法人 日本ヘアカラー協会認定」が運営しています。ヘアカラーの技術を向上させるために作られた資格です。

ヘアカラリスト検定では、ヘアカラーの技術レベルを図るための基準が明確化されているため自分のレベルを知ることができ、ヘアカラーの診断力が向上します。ヘアカラー全般の知識や技術をもっと身につけたいと考える美容師におすすめの資格です。

7.日本化粧品検定

日本化粧品検定は、化粧品の幅広い知識を身につけられる、文部科学省後援の検定試験です。美容部員に人気の資格ですが、化粧品の物販をしている美容室があることから、美容師も日本化粧品検定の資格を取得する人が増えています。

資格を取得することで、化粧品の成分などを理解したうえで、お客様の肌に合う商品提案をしやすくなるでしょう。

8.ビューティーコーディネーター

ビューティーコーディネーターの資格は、毛質診断・カウンセリング・おもてなしなどの知識を活かして、トータルビューティーでのサービスを提案できるようになる資格です。

メイク・ネイル・ファッション・ケア商品など、美容に関することへのアドバイスや提案を的確にできるようになるでしょう。

美容師におすすめのメイク系資格5種類

美容師がメイク系の資格を取得すると、成人式や結婚式などでメイクのサービスも提供できるようになるため、仕事の幅を広げるのに役立つでしょう。美容師におすすめのメイク系資格について4つ紹介します。

1.日本メイクアップ技術検定

日本メイクアップ技術検定は、一般社団法人JMAが運営している、メイクアップ知識や技術、接客力などを高めることを目的に創設された資格です。

1級・2級・3級があり、基本的なメイク技術を審査される3級から順番に合格していくことで上の級が受けられるようになっています。級が上がるごとに求められるメイク技術の難易度は上がります。

2.日本メイクアップ知識検定試験

メイクアップアドバイザー検定は、2020年4月1日から「日本メイクアップ知識検定試験」に名前が変更しています。

この資格は、基礎的な知識が学べるベーシックと応用知識が身につくアドバンスがあります。メイクアップ・スキンケア・化粧品・皮膚・顔分析・メイクアップの修整など、メイクに関するあらゆる知識を習得できます。

3.スキンケアアドバイザー

スキンケアアドバイザーは、医師監修の教材をつかって、スキンケアの正しい知識を身につけることのできる資格です。

この資格を取得することで、プロとしてお客さまの肌質に合わせたスキンケアのアドバイスや提案ができるようになります。

4.メイクセラピー検定

メイクセラピー検定は、心理カウンセリングの知識を用いておこなうメイクアップの技術を認定するもので、メンタルサポートの側面をもった化粧療法として位置づけられています。

ただ見た目をメイクで綺麗にするだけでなく、心理カウンセリングによってメンタルのサポートもします。資格を取得することで、美容・福祉・医療の現場で活躍できるでしょう。

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美容師におすすめのネイル系資格3種類

美容師におすすめのネイル系資格3種類について紹介します。美容室では美容師資格を持った人しかネイルの施術ができないため、ネイリストの資格も持つことで、ネイルのサービスも同時に提供している美容室で活躍できるでしょう。

1.ネイリスト技能検定

ネイリスト技能検定は、JNEC公営財団法人日本ネイリスト検定試験センター主催の資格です。

この財団では、国際的に通用するネイリストの育成を目指しており、ネイリスト技能検定の資格を取得すると、ネイリストとしての正しい知識や技術が身につきます。

2.ネイルサロン衛生管理士

ネイルサロン衛生管理士は、JNAが決めた「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」の普及を目的とした資格です。

ネイルサロンの現場でこの資格の知識を正しく活用することで、公衆衛生の向上を図れます。

3.JNAジェルネイル技能検定試験

JNAジェルネイル技能検定は、健全なジェルネイルの普及を目的に作られた資格です。

この資格を取得することで、ジェルネイルに必要な理論や技術を用いて、プロとしてお客様にジェルネイルを施術できるようになります。

美容師におすすめのアイリスト系資格

美容師におすすめのアイリスト系資格2種類について紹介します。

1.プロアイリスト検定®︎

プロアイリスト検定は、NEA日本まつげエクステ協会が主催しています。

資格を取得することで、プロアイリストとしての安全衛生の知識や、ばらつきのないまつエクの技術力を身につけられます。

2.日本まつ毛エクステンション認定機構

日本まつ毛エクステンション認定機構は、まつ毛エクステの基本的な知識や技術、衛生管理などが身についているかを図る資格です。

1級・2級・3級の3段階があり、1級に近づくほど高度なレベルを要します。

美容師におすすめのエステ系資格2種類

美容師におすすめのエステ系資格を2種類紹介します。

3.日本エステティック協会の認定エステティシャン

日本エステティック協会の認定エステティシャンは、エステティシャンのレベル・知識などを図る指針として設けられた資格です。上位資格として上級エステティシャンの資格もあり、エステティックサービスのプロとしてより幅広い能力を問われます。

エステの技術だけでなく、肌の仕組み・栄養・スキンケア・化粧品などトータルで正しい知識を身につけられます。

4.日本スキンケア協会スキンケアフェイシャリスト資格

日本スキンケア協会が主催する、スキンケアフェイシャリストは、プロとして自信を持ってフェイシャルエステの施術ができるようになる資格です。

日本一のエステティシャンが監修した技術を、フェイシャルエステの基礎から、実践までわかりやすく学べます。

美容師としてさらに活躍できるよう資格を取得してみよう!

今回は、美容師におすすめの資格の種類についてや、美容師の仕事の幅が広がる資格などを紹介しました。

資格はただやみくもに取得するより、お客様や美容室のニーズに合わせて取得することで、より活かしやすくなるはずです。美容師としてさらに活躍できるよう自分に合った資格を取得してみましょう。

引用元
公益財団法人理容師美容師試験研修センター:管理理容師・管理美容師の概要
一般社団法人日本訪問福祉理美容協会(JVBWA):資格認定制度について
日本ヘアケアマイスター協会:認定制度について
全日本着付け技能センター:着付け技能検定とは
色彩検定文部科学省後援:色彩検定とは 〜色彩って面白い〜
NPO法人日本ヘアカラー協会:検定の種類・受験資格
一般社団法人日本化粧品検定協会:日本化粧品検定とは
NPO法人 日本ビューティ・コーディネーター協会:「ビューティ・コーディネーター」 とは
JMA(日本メイクアップ技術検定協会):日本メイクアップ技術検定試験
JMA(日本メイクアップ技術検定協会):日本メイクアップ知識検定試験(ベーシック・アドバンス)
一般社団法人日本スキンケア協会:スキンケアアドバイザー資格®
一般社団法人メイクセラピストジャパンメイクセラピー検定:メイクセラピーとは
公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)」:技能検定試験概要
NPO法人日本ネイリスト協会:ネイルサロンの衛生管理
NPO法人日本ネイリスト協会:JNAジェルネイル技能検定試験
一般社団法人NEA日本まつげエクステ協会:検定試験
一般社団法人日本まつ毛エクステンション認定機構:技能検定試験要項
一般社団法人日本エステティック協会(AJESTHE):資格・検定
一般社団法人日本スキンケア協会:スキンケアフェイシャリスト資格®

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