エステティシャンのサロン開業に化粧品は欠かせない! おすすめの選び方8つを紹介
エステサロンを経営するときに、欠かせないアイテムのひとつである「化粧品」。しかし、化粧品は種類も多いうえに、どこから仕入れたらよいのかわからない人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、エステサロンを経営するうえでの化粧品選びのポイントや注意点をご紹介します。サロンに化粧品を導入しようとお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
なぜ? エステサロン開業に化粧品が欠かせない3つの理由とは
エステサロンに化粧品が欠かせない理由には、一体どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、エステサロンの開業に化粧品が欠かせない理由をくわしくご紹介します。
1. 施術で利用するため|プロモーションにも役立つ
エステサロンの開業に化粧品が欠かせないのは、施術で利用するためです。施術で化粧品を利用することで、お客様に化粧品の使い心地を知っていただけます。
また、エステサロンに合った化粧品を使用することで施術の満足度も上がり、お店と商品のプロモーションにも役立つでしょう。
ホームケアとして利用していただくことで施術の効果も持続
ホームケアとしてお客様の肌質や目的に合った化粧品を使用していただくことで、施術の効果をより長く持続できます。
さらにおすすめした化粧品の効果を把握しているため、お客様に合った使用方法などのアドバイスもしやすくなるでしょう。
2. サロンの収入源を増やせる|物販で売上確保
エステサロンに化粧品を導入することで、サロンの収入源を増やすことが可能です。エステサロンでは、エステの施術で売り上げを立てていきます。少人数でサロンを運営していると、施術人数には限界があり、売り上げもそれに伴い上限が見えてくるでしょう。
そこで施術に加えて、お客様に化粧品を購入していただくことでエステの施術以外にも売上を確保できます。
お客様のリピート購入で定期的な収入に!
化粧品は消耗品です。おすすめした化粧品をお客様に気に入ってもらうことができれば、定期的にリピート購入してもらえるでしょう。
リピート購入をしていただけるお客様を増やしていくことで、安定した貴重な収入源を作り出せます。
3. 客単価UPにつながる|施術にプラスアルファ
エステサロンに化粧品を導入することで、客単価をUPさせることにつながります。たとえば、施術中に使用している化粧品を売り込み、化粧品を購入していただくことで、一人のお客様が支払ってくださる金額が多くなるからです。
このように客単価を上げていくことで、施術人数を少なくしてもエステサロンの売上を確保できるようになります。
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エステサロンの化粧品はどう選ぶ? おすすめの選び方8つを紹介
エステサロンに導入する化粧品は、どうやって選べばよいのでしょうか。豊富な種類がある化粧品のなかから、自分のエステサロンのコンセプトに合った化粧品を選ぶことはかんたんなことではありません。
つづいては、化粧品のおすすめの選び方をご紹介します。
1. ブランドで選ぶ|エステ専用ブランドとは?
エステサロンで取り扱う化粧品は、ブランドで選ぶようにしましょう。実は化粧品のなかには、エステ専用ブランドというものがあります。
こちらは、一般的に市販されているような普通の化粧品とは効果などに大きく違いがあるのが特徴です。そのため普通の化粧品ではなく、エステ専用ブランドのものを選んだほうがお客様にも喜んでもらえるでしょう。
知名度で選ぶ|ブランディングの効果が高い
知名度の高いブランドの化粧品を選ぶのも、ひとつの方法です。お客様のなかには化粧品のブランド名で検索して、エステサロンを探す人もいます。
そのため、知名度の高いブランドのエステ専用ブランド化粧品を使用するだけで、お客様を獲得できる可能性があります。
2. 安全性で選ぶ|配合成分をチェック
エステサロンで使用する化粧品は、安全性を確保することがなによりも重要です。安全性が確保されていない化粧品を使用してトラブルが発生してしまうと、エステサロンの信用問題にもつながります。
そのため、使用に問題のある成分が入っていないかなど、安全性をちゃんとチェックして選ぶようにしましょう。たとえば、ノンアルコール、パラベンなしなど、どんな肌質の方でも使える成分を選ぶのがおすすめです。
3. 費用と効果のバランスで選ぶ|継続使用しやすい価格か
エステサロンで使用する化粧品は、費用と効果のバランスも重要となります。知名度の高いブランドのエステ専用ブランド化粧品を使用するのもいいですが、ブランドによっては価格が高いものがあるからです。
エステにかけられる金額はお客様によって違うため、エステサロンのメインターゲットとなるお客様たちが継続して使用できる金額かどうかを考えたうえで、化粧品を選定しましょう。
4. コストで選ぶ|1回の施術でかかるコストをチェック
1回の施術で使用する化粧品の種類と量によって、施術コストは大きく変わります。化粧品以外にも、コットンやマスクなどの消耗品やお客様にお出しするお茶など、施術にかかるコストは意外と高くなってしまうからです。
そのため、提供する施術の価格帯のイメージに合う化粧品を選ばなければ、利益が少なくなってしまうことも。このことから、1回の施術でかかるコストをチェックしたうえで使用する化粧品を選ぶことが大切です。
5. 使いやすさで選ぶ|形状・テクスチャなど
エステサロンで使用する化粧品の決め手として、重要なのが使いやすさです。使用したいときに、さっと手に取れるような形状・デザインであることも大事なポイントとなります。
また、伸びがよい、肌馴染みがよいなどの質感や感触といったテクスチャも、しっかりとチェックしたうえで化粧品を選ぶようにしましょう。
6. 競合店と差別化できるものを選ぶ|自サロンしかないものを
エステサロンを経営するうえでは、近隣のサロンではなく、自分のサロンを選んでもらえるように差別化をしていく必要があります。
使用する化粧品も、差別化するポイントのひとつです。競合が使用していない化粧品を使用することで、あなたのサロンでしか得られない施術を体感できます。そのため、事前に近隣のサロンがどのブランドの化粧品を使用しているかを調査しておくのがおすすめです。
7. 見本市で試してみる|担当者の対応もチェック
ここまで化粧品選びのポイントをお伝えしてきましたが、化粧品は実際に手に取って使用してみるのが一番です。
また、化粧品メーカーと長く取引をしていくのであれば、担当者の対応も重要となるでしょう。見本市に参加することで、担当者の対応もチェックできます。
そして直接化粧品を体感すれば、化粧品メーカーの社員の知識量はもちろんのこと、取引した際の条件や対応なども把握できるでしょう。
8. サンプルを導入してお客様に試してもらう|反応をチェック
化粧品を実際に導入する前にサンプルを用意し、お客様に試してもらう方法もあります。お客様から使用した率直な感想を聞くことで、自分のエステサロンに導入するかを判断できるからです。
お客様の反応をチェックし、よい評価であれば導入を検討し、あまりよくない評価であれば別の化粧品に変えることもできます。
化粧品はどこから仕入れるの? メリットと注意点を紹介
エステサロンに導入する化粧品が決まったら、次は仕入れ先を決めなければなりません。ここでは、化粧品はどこから仕入れられるのか、メリットと注意点などをご紹介します。
メーカーから直接購入する|商品に対する理解が深まる
気になるメーカーが決まっている場合は、メーカーに問い合わせてみましょう。メーカーによっては資料請求ができたり、ショールームで直接説明を聞けたりするため、商品に対する理解も深まるでしょう。また、営業担当の社員からサンプルなどをもらい、商品を実際に試してみることも可能です。
ただしこのとき、まだどのメーカーのどの商品にするかを決めかねていると、他社の商品について否定的なことをいわれてしまう可能性があるので注意しましょう。
美容卸業者から購入する|商品選定のアドバイスがもらえる
導入する化粧品がまだ決まっていない場合は、美容卸業者への相談がおすすめです。美容卸業者は複数のメーカーの化粧品を扱っており、すべての商品を平等に判断するため、求めている化粧品選定のアドバイスがもらえます。また、たくさんのメーカーに問い合わせる手間が省けるでしょう。
ただし美容卸業者の場合は、エステに関する具体的な効果などの知識が不足している場合があります。そのため施術の効果を思うように上げられず、顧客離れを引き起こす可能性があることも理解しておきましょう。
サロンに合った化粧品を選んでお客様に快適なひとときを!
エステサロンでは、化粧品を取り扱うことでお客様のエステへの満足度が上がり、一定の売上を確保することにもつながります。
しかし、化粧品にはかなりの種類があるため、自分のエステサロンのコンセプトやお客様の懐事情に合わせた化粧品を選ぶことが大切です。
お客様に満足のいくエステを体験してもらうためにも、ご自身のサロンに合った化粧品を選んで、喜んでいただけるようにしましょう。
引用元
フォレストエステティックスクール エステ開業!化粧品選びでサロンの明暗が変わる?正しい選び方7選