ジェルネイルの種類やメリット・デメリットを解説|ジェルネイルの種類を紹介
ジェルネイルは、さまざまなデザインを楽しみつつ長持ちする人気のネイルです。しかし、どのような種類があるのかやデメリットなど詳しいことはよくわからない人も多いのではないでしょうか。
本記事では、ジェルネイルの種類やメリット・デメリットを解説します。またジェルネイルの種類なども紹介するので参考にしてみてください。
ジェルネイルとは|ソフトジェルとハードジェル
ジェルネイルは、UVやLEDライトでジェルを硬化させて施術するネイルのことです。ジェルネイルには、大きくわけて2種類あり、ソフトジェルとハードジェルがあります。
近年は、扱いやすいソフトがメジャーになってきているようです。以下でソフトジェルとハードジェルの違いについて解説します。
ソフトジェルの特徴
ソフトジェルは、ナチュラルな仕上がりになるのが大きな特徴です。ジェルをオフするときも専用リムーバーで落とせます。
ハードジェルと比べて爪への負担も少なく、自爪も傷つきにくいでしょう。ハードジェルよりも柔らかく、扱いやすいことからセルフネイルにも向いているものです。
ソフトジェルネイルの落とし方
ソフトジェルネイルの落とし方は、まずジェルネイルの表面を削ります。そのあとに専用のリムーバー(アセトン)を含ませたコットンをのせてふやかしていきましょう。
ふやかす時間は、10〜15分程度で、温めるとよりリムーバーが浸透しやすくなります。最後に柔らかくなったジェルをプッシャーで剥がしてオフが完了です。
ハードジェルの特徴
ハードジェルは、ソフトジェルよりも硬いので、傷がつきにくく長さだしもしやすいのが特徴です。また、ネイルの表面に光沢や厚みもでます。
発色やモチの良さもハードジェルのメリットでしょう。しかし、オフのときは削り落とす必要があるので爪への負担がかかります。
ハードジェルネイルの落とし方
ハードジェルネイルを落とす方法は、まず、ニッパーで爪の長い部分を切ります。そのあとファイルでハードジェルネイルの表面を削るのです。
自爪が見えるところまで削ったらバッファーで残りを削ってオフが完了します。そのあとはソフトジェル・ハードジェルともに最後にキューティクルオイルなどで自爪をケアしておくとよいでしょう。
ジェルネイルのメリット
ここからは、ジェルネイルのメリットを解説します。デザインの豊富さや持ちのよさなどはイメージしやすいですが、それらも含めて、他にもどのようなメリットがあるのかチェックしてみましょう。
自爪の補強になる
ジェルを塗ると爪に厚みが出て、自爪を補強する役割を果たしてくれます。爪の長さにもよりますが、自爪のときよりもジェルの厚みによって爪が折れにくくなるでしょう。
もともと自爪が割れやすい・柔らかいなどで悩んでいる人は特に爪が補強されることにメリットを感じやすいかもしれません。現在では、爪を補強するのを目的にクリアジェルのみでジェルネイルを楽しむ人もいます。
ポリッシュなどに比べ長持ち
ジェルネイルはイメージ通り、ポリッシュと比べて長持ちするのがメリットです。ポリッシュは爪の先端からはがれやすく、モチの長さは3日〜1週間ほどでしょう。それに対してジェルネイルは、一般的には3〜4週間持つといわれています。
比較的長い期間、一定のデザインのネイルを楽しみたい方は、ポリッシュよりもジェルネイルがおすすめです。
乾きの速さ
LEDライトを当てればジェルネイルは30秒ほどで乾くというメリットがあります。
ポリッシュの場合は、塗ったあと10〜15分ほどは乾かさなくてはなりません。乾かしている間は、ネイルの表面に触れられないので待ち時間がもどかしく感じる人も多いでしょう。
その点、ジェルネイルはLEDライトで30秒〜1分、UVライトで1回につき2~3分程度で硬化するので、スピーディーにネイルを楽しみたい人にピッタリです。
楽しめるデザインの種類が豊富
ジェルネイルでは、ライトを当てるまではデザインの変更がしやすいというメリットがあります。ジェル状なのでデザインしやすく、一度乾かせばネイルが混ざることもありません。そのため、幅広いデザインを楽しめます。
ポリッシュの場合は、色が乾くまでに時間がかかり、乾く前に色を重ねて乗せると混ざってしまうので、デザインが作りづらいでしょう。
仕上がりの透明感と美しさ
ぷっくりして光沢のある仕上がりになるのも1つのメリットです。ジェルネイルはツヤ感があり、発色もよいので、ポリッシュとはまた違った仕上がりの美しさがあります。
硬化しているのではがれにくく、美しい状態をキープしやすいのも特徴です。仕上がりに立体感を求める人はジェルネイルがおすすめです。
ジェルネイルのデメリット
ジェルネイルのデメリットについて解説します。デザインを楽しみやすかったり、爪の補強にもなったりするジェルネイルですが、デメリットはどういった点なのでしょうか。
オフするときのコストが高い
ジェルネイルはオフするときに時間的・金銭的にコストがかかるというデメリットがあります。ジェルをふやかして削る工程があるので、時短できるものではありません。
また、オフがうまくできなかった場合は、爪への負担が大きくダメージを負ってしまうことも。ジェルネイルのオフは、慣れや技術力も必要な作業なのです。
自爪への負担は避けられない
爪を削ったり、リムーバーを使用したりなどでの爪へのダメージは避けられないのがデメリットです。ジェルを取ったあとは、しばらく爪が薄くなってしまい、割れやすくなることも。
爪の状態を見ながらジェルネイルを楽しまなければならないので、ネイリストに相談するなどの工夫が必要です。
皮膚や爪の症状が表れることも
ジェルネイルの成分などでアレルギーを引き起こすこともあるでしょう。また、自爪とジェルネイルの間にカビが発生するなどのトラブルが発生してしまうことも。ライトを当てて硬化させるので、肌にジェルネイルがついているとやけどしてしまう危険性もあります。
このようなトラブルが起きる可能性があるのがデメリットです。もし、なにか爪や肌に変化を感じたときはすぐに病院に行きましょう。
ジェルネイルデザインの種類を紹介
さまざまなデザインを楽しむことができるジェルネイル。どんなデザインの種類があるのかについて紹介します。好みやシチュエーションに合わせて楽しめるでしょう。
ワンカラ―
ワンカラーとは、単色のネイルのことを指します。デザインをつくる必要がないので、ネイルサロンに施術を受けに行った際も価格を比較的抑えて楽しめるでしょう。カラーによって、POPなイメージから、品のあるイメージまで作りだせます。
仕事でネイルの決まりがあるなど、派手なネイルができない場合でも、ワンカラーで色を控え目にするなどの工夫をしながら楽しめるでしょう。
グラデーション
グラデーションのデザインは、同じ色味で濃淡を楽しむデザインです。最近は多彩な色で、グラデーションを楽しむ人もいます。
透明感や華やかさを演出するのが得意なデザインです。爪全体に色を乗せるのが苦手な人にもおすすめのデザインとなります。ストーンとの相性もよいでしょう。
フレンチネイル
爪の先だけ白いカラーにする定番のネイルデザインです。最近は、白だけでなく爪の先だけ違うカラーにするものもフレンチネイルと呼ばれています。
爪の先が白のデザインは、かわいらしさや上品さを演出でき、職場などでも楽しみやすいです。爪の先にカラーやラメを塗る場合は、カジュアルさや華やかさを演出しやすいでしょう。
マーブルネイル
マーブルネイルとは、2〜3色の色を程よく混ぜてニュアンス感のあるマーブル状にするデザインです。大理石調などのネイルが楽しめるでしょう。
凝ったデザインに見えるので、おしゃれ感を出したいときにおすすめです。色の組み合わせ方次第で、さまざまなイメージを演出できます。
メリットとデメリットを理解して、安全にジェルネイルを楽しもう
今回は、ジェルネイルの種類やメリット・デメリットを解説しました。長持ちで爪の補強にもなり、デザインも豊富とメリットが多いジェルネイル。
爪のトラブルに気をつけるなどメンテナンスをすることで避けられるデメリットもあります。ジェルネイルは、爪の状態やデメリットにも気をつけつつ楽しむとよいでしょう。