アセトンの役割を再確認!ネイルリムーバーとして使う時の注意点とは|アセトンを使わない4つのネイルオフ方法

サロンでジェルネイルやポリッシュを施してもらったあと、どのようにネイルオフをしていますか。もちろんネイルオフまでしてくれるサロンは多く、場合によっては無料で施術してもらえることもあります。アセトンを使って自宅でオフにするという方もいることでしょう。

しかし、安全にアセトンを使うためには、いくつかの注意点があるのです。今回はアセトンの役割や、使うときの注意点などについて詳しく解説していきます。

アセトンはネイルリムーバーのひとつ

そもそもアセトンとは、物質を溶かす性質のある有機化合物のことです。このアセトンが配合されているリムーバーのことを、単にアセトンと呼ぶことがあります。アセトンが多いほどネイルオフの効果が高くなります。

これに対して、アセトンが含まれていないリムーバーのことをノンアセトン、あるいはノンアセトンリムーバーと呼びます。

ジェルネイルのオフには欠かせない

一般的な除光液であるポリッシュリムーバーにもアセトンは含まれています。しかし、ソフトジェルネイルをしっかり落とすには、ジェルネイル専用のアセトンリムーバーを使う必要がります。一般的なリムーバーは除去力が弱いためネイルオフにかなりの時間がかかってしまい、その分爪にかかる負担も増えてしまうのです。ハードジェルネイルはアセトンでもオフにすることはできず、ネイルファイル(やすり)で削り取る必要があります。

再確認しよう! アセトンを使う時の注意点

アセトンは除去力が高いため、むやみに使うと肌や爪にダメージを与えてしまいます。それ以外にも体に危険を及ぼす場合があります。使うときには、以下のようなポイントに注意しなければなりません。

①火気厳禁!

アセトンの特徴として、高い揮発性と強い引火性が挙げられます。空気中に蒸発する速度が速いうえにマイナス20℃でも引火するので、アセトンを使用する際は火気厳禁を守りましょう。

アセトン使用中に同じ部屋で料理をされたりタバコを吸われたりするのも危険ですので、まったく火気のないところで使用するようにしてください。

②換気をしっかりと

揮発したアセトンが引火するのを防ぐために換気をするというのもありますが、アセトンを長時間使用していると、目の痛みやめまい、吐き気などを感じることがあります。使用するときには換気をしっかり行なう必要があります。

③頻繁に使用しない

アセトンは爪や指の水分や油分を取り去る作用があるので、使いすぎると爪や指がダメージを受けてしまいます。爪が白く濁ったり割れてしまったり、二枚爪になってしまったりすることもあるのです。アセトンを過剰に吸い込むことで、頭痛や喉の痛み、気管支炎の発症などの健康被害が起こる可能性もあります。アセトンの使用は、週1回を目安にすることをおすすめします。

④使用後はハンドケア&キューティクルオイルを

アセトンリムーバーの使用後は、指や爪をしっかり洗ってアセトンを洗い流しましょう。爪や指の乾燥を防ぐために、キューティクルオイルやハンドクリームなどを使ってこまめなハンドケアを行なうようにしてください。

アセトンを使わない4つのネイルオフ方法

爪や指に負担を軽減しながらネイルオフをしたい方は、アセトンリムーバーを使わない方法を試してみましょう。アセトンを使わないネイルオフの方法についてご紹介します。

①ノンアセトンリムーバーを使う

アセトンアレルギーなどでアセトンが使えない方におすすめの方法です。ノンアセトンリムーバーは、アセトンに比べると爪に優しく、匂いが少ないのが特徴です。通常のポリッシュであればノンアセトンリムーバーで落とせます。

しかし、残念ながらジェルネイルはノンアセトンリムーバーでは落とせません。濃いカラーのポリッシュもノンアセトンリムーバーでは落としにくくなります。

ノンアセトンリムーバーも化学製品には変わりないので、アセトンリムーバーと同様に、頻繁に使いすぎると爪が傷んでしまいます。

レントナーリムーバーを使う

レントナーリムーバーは、ノンアセトンリムーバーの中でもおすすめのリムーバーのひとつです。ツンとした刺激臭がなく、不燃性で不揮発性なので、コットンに含ませても蒸発せずに、何度もつけなおす必要がなく経済的です。

大豆由来やオレンジ由来の植物油成分が使われているので、爪のトリートメント効果があり、爪まわりの乾燥を防ぎ、ささくれや傷にしみることもほとんどありません。

アセトンリムーバーも、ノンアセトンリムーバーもそれぞれメリットやデメリットがあります。落ちやすいネイルにはノンアセトンを使い、ジェルネイルはアセトン入りリムーバーで手早く落とすなど、上手に使い分けながら、できるだけ自爪に負担のかからないような工夫をしてください。

②エタノールを使う

消毒用エタノールを使ってジェルネイルを落とすこともできます。まずネイルファイルを使ってジェルネイルだけを削っていきます。グリッドが80~100程度の目の粗いネイルフィルを使うとよいでしょう。ソフトジェルネイルの種類によっては削らなくてもエタノールを使える場合がありますので、事前に確認しておきましょう。

次に、コットンを爪の大きさにカットしてエタノールを含ませ、爪の上に乗せます。指先全体をアルミホイルで巻いて5~10分置くとジェルが浮いてきます。浮いたらプッシャーを使ってきれいに取り除いていきます。

③無水エタノール+エッセンシャルオイル

エッセンシャルオイルに含まれるα-ピネンには除光液と似たような作用があり、ネイルオフにも使えます。α-ピネンが含まれるエッセンシャルにはヒノキやサイプレス、パインやマトルなどがありますので、使う前に成分をよく確認しましょう。これらのオイルを無水エタノールで希釈すると、除光液として使うことができます。

④マシンを使う

リムーバーを使わずに、ネイルマシンを使ってネイルを落とす方法もあります。ネイルを削りとる電動ネイルマシンが多いのですが、最近ではスチームを当てて浮かせて落とすマシンも登場しています。どちらのマシンでも、短時間で簡単にネイルオフが行なえます。

電動ネイルマシンの回転部分が肌に触れると、痛みを感じたりケガをしたりする恐れがあります。強く皮膚に当てると出血する可能性もあるので、電動ネイルマシンを使うときは、爪や肌に当てないように気をつけてください。

フィルイン(一層残し)という手もアリ

アセトンを使わずにジェルネイルをオフにする際は、「フィルイン(一層残し)」という方法も有効です。ネイルの下地であるベースの部分を残すため、爪への負担を軽減できます。

フィルインでネイルをオフにするには、ネイルをするときにある程度しっかりとしてベースを作っておく必要があります。ビルダージェルでしっかりとした土台を作ってからジェルネイルを施しておきましょう。

フィルインを行なうときは、100~150ほどのヤスリで、ベースが見えるくらいまでトップジェルやカラージェルを削ります。ベースが見えてきたら、目の細かいヤスリで表面を整えながらカラージェルを落としていきましょう。

フィルインはプロのネイリストならうまくできても、自宅でセルフオフするにはなかなか難しい技術でもあります。次に塗るジェルの仕上がりが悪くなったり、削りすぎて爪を傷めたりする恐れがあります。すべてのジェルがフィルインに向いているわけではありませんので、使用するジェルのメーカーサイトなどでフィルインを推奨しているか調べておきましょう。

お客様に合わせてリムーバーを上手に使い分けよう

アセトンを使うとソフトジェルネイルを素早くしっかりと落とすことができます。しかし、頻繁に使うと手肌や爪にダメージを与えてしまうことがあります。ジェルネイルのオフのときにはしっかり落ちるアセトン入りリムーバーを使い、落ちやすいネイルのときにはノンアセトンのリムーバーを使うなど、お客様の爪の状態に合わせて上手に使い分けることも大切です。

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出典元:
ネイリストAnの資格講座・スクールナビ 一層残しはどうやってやるの?

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