男性ネイリストは需要がある?年収の目安や収入アップの方法も知ろう

男性のなかには、ネイリストの職業に就くことはできるのか、ニーズはあるのかについて気になっている人も多いことでしょう。仮にネイリストになれたとしても、どれくらいの年収をもらえるのかも気になるところです。

今回は、男性ネイリストの需要や収入について解説します。記事の後半では収入を増やす方法にも触れているので、男性ネイリストについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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男性でもネイリストになれる?注目される理由

ネイリストと聞くとつい女性をイメージしがちですが、必ずしも「ネイリスト=女性」というわけではありません。実は、男性でもネイリストになることは可能。近年では、男性ネイリストの需要も高まっています。

なぜかというと、男性でも爪の美しさを気にする人が増えていることや、男性ネイリストとのふれあいを楽しみに施術を受ける女性が増加していることなどが理由です。

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男性ネイリストはなぜ注目されている?メリット・デメリットやなり方も解説 | モアリジョブ

男性ネイリストには困難もある

男性ネイリストの存在やニーズは増える一方で、ネイルサロンの求人を見ると、「男性不可」というものもあります。なぜなら、施術時にお客様との距離が近く、女性客のなかには、男性ネイリストが対応することに戸惑いや抵抗感を覚える人もいるためです。

男性OKの職場であっても、はじめて男性ネイリストから施術を受けるお客様は、緊張していることが多いので、リラックスしてもらいながら打ち解けられるような接客スキルが求められます。そのため、男性ネイリストを目指すには、親しみやすい雰囲気や清潔感は不可欠といえるでしょう。

男性ネイリストの年収はどれくらい?

男性ネイリストは増加傾向にあるとはいえ、女性ネイリストに比べると圧倒的に少なく、男女別の収入データもありません。

そこで、男性ネイリストに絞ることが難しいため、ネイリスト全体での月収や年収を解説します。

引用元
ネイリスト – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

ネイリストの平均月給

全国の求人データをもとに算出されたネイリストの平均月給は、22.7万円(令和4年度)でした。初任給は15万円ほどという場合もあるようです。

経験や技術が上がっていき、指名をもらえるようになったり役職に就いたりすると、収入が増える可能性も高まります。固定給のほかに、歩合給を採用しているサロンもありますが、歩合給の割合が高いと収入の変動も激しいでしょう。

手当・インセンティブはつく?

指名手当・資格手当・物販手当・役職手当など、実績や状況などに応じて手当をもらえるサロンもあります。高収入を目指したいなら手当も重要なので、どんなときにどの程度のインセンティブが受け取れるのか、前もってチェックしておくとよいでしょう。

ボーナスはもらえる?

ネイリストのボーナスは、支給されるサロンとされないサロンがあるため、0~60万円ほどと幅があります。仕事の励みにもつながる可能性があるので、就職や転職の際には、ボーナスの有無も確認しておきましょう。

ネイリストの年収

前述のjob tagのデータによると、ネイリストの年間賃金は322.8万円。30~34歳が最も高く、389.97万円です。

ただし、年齢が上がるごとに増えるケースもあるほか、サロンや地域、働き方などの条件によっても差があります。とくに未経験の新人の頃などは、200~250万円という可能性もあるのが事実です。

大きく稼ぐことは不可能?

ここまでの内容から、ネイリストの年収は200~300万円台と聞くと、安いと感じてしまうかもしれません。しかし、人気があり多くの指名を得ているネイリストなどでは、年収500万円を超える人もいます。

管理職になる・独立して自分で開業するなどによって年収が上がる人もいるので、ネイリストとして高収入を得ることも決して不可能ではないでしょう。

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男性ネイリストが年収を上げるには|収入アップを狙える6つの方法

男性がネイリストとして高い収入を得るためには、具体的にどうすればいいのでしょうか。6つの方法をチェックしてみましょう。

1. ネイル関連の資格を取る

ネイリストは資格不要の職業。しかし、ネイリストとして活躍したいなら、ネイルに関する資格を取っておくことは重要です。資格があることは技術や知識の証明になるため、お客様からの信頼を得やすく、サロンによっては資格手当がつく場合もあります。

ネイリストの資格としては、「JNECネイリスト技能検定」や「JNAジェルネイル技能検定」がおすすめです。

2. 自分ならではの強みを持つ

自分にしかない魅力を持っていると、ウリになります。たとえば、以下3つのようなイメージです。

・ネイルコンテストで入賞した
・有名人のネイルを担当している
・他者がマネできない技術やデザインを持っている など

このような強みがあるのなら、SNSなどを使って情報発信し、積極的にアピールしてみましょう。

真新しい施術を求めるお客様の増加はもちろん、指名獲得など、高い収入を得るきっかけにつながるでしょう。

3. 指名を増やす

ネイリストとして高い収入を得るには、指名を増やすことを意識するのも大切。お客様がネイリストを指名すると、サロンには「指名料」が支払われますが、ネイリストは指名料の一部をバックマージンとして得られるのが一般的です。

たくさん指名をもらえればもらえるほど給料に反映されるので、仕事に対するモチベーションにもつながります。

指名を増やすためには、丁寧な接客やお客様への気遣いをおこたらず、ネイリストとしての技術の向上にも励みましょう。

4. 条件のよいネイルサロンに転職する

同じサロンに在籍し続けて収入アップを目指すのもよいですが、待遇面で自分の希望に合わないこともあることでしょう。

世の中には多数のネイルサロンがあるので、より高い収入を目指したいのなら、今よりも好条件のサロンに転職することも視野に入れてみてください。

5. フリーランスやオーナーになる

フリーランスとしてサロンと業務委託を結んで働く・レンタルスペースを借りてネイルの仕事をする・独立開業して自分でネイルサロンを経営するといった方法もあります。

働き方や集客力などによっては、サロンに雇用されるより収入が上がる可能性は十分あるでしょう。ある調査によると、独立によって年収が100万円以上アップした人は「19%」いるという結果もあるので、経験や技術力によっては、フリーランスや独立にチェンジするのも効果的といえるでしょう。

引用元
【ネイリスト調査】99%のネイリストが「独立して良かった」と回答。収入も大幅アップ!|PR TIMES

6. ネイル講師として活動する

ネイリストとしてある程度の経験を積んだのちは、お客様に施術するスタッフとしてではなく、次世代のネイリストを育成するために「教える」側になるのもひとつの方法です。

たとえば、JNA(日本ネイリスト協会)が実施する「認定講師」の試験に合格すると、JNA指定校の講師として働くことができます。これまでの経験なども活かしながら指導にあたることができ、収入増加にも期待できるでしょう。

引用元
認定講師 | NPO法人 日本ネイリスト協会
認定制度 | NPO法人 日本ネイリスト協会

人気男性ネイリストになって高年収を目指そう

男性ネイリストは注目されている存在であり、需要の高い職種のひとつです。最初は覚えることや学ぶことが多く大変に感じるシーンもありますが、あきらめずにコツコツと努力や経験を積み重ねれば、多くのお客様に支持される人気ネイリストになれるでしょう。

はじめは収入が多くないかもしれませんが、仕事を続けてキャリアアップしていくことによって、年収の大幅増加にも期待が高まります。

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