ヨガインストラクターに向いている人はどんな人? 15個の特徴を紹介!

体を動かすのが好きな人、誰かにものを教えるのが好きな人にぴったりな職業のひとつにヨガインストラクターがあります。ヨガの語源はサンスクリット語で「つながり」を意味する言葉で、インダス文明が栄えていたインドでは、紀元前から実践されていた健康法です。

ヨガインストラクターになれば、どのように健康を維持していくか、いかにして精神面をコントロールするかを生徒に伝えることができます。今回はヨガインストラクターに向いている人の特徴を紹介するので、自分にあてはまる項目はあるかチェックしてみてくださいね。

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ヨガを仕事にしたい! インストラクターに向いている人の特徴15個を紹介

ヨガインストラクターになるためには、ただ単にヨガの高度なスキルがあるだけではなく、インストラクターにふさわしい素質を持っていることが大切です。どんな人がインストラクターに向いているのかを、ここでは具体的に見ていきましょう。

1. ヨガが大好きで練習や努力が苦にならない人

ヨガインストラクターになるためには、とにかくヨガが好きで、日々の練習やスキルアップの努力が苦にならない人でなければなりません。ヨガは毎日の積み重ねが大切なエクササイズですから、コツコツと地道に努力を重ねられる人が向いています。

2. 明るく前向きな人

いくらヨガが好きだといっても、自分の殻に閉じこもりがちな人だとヨガをうまく教えることができません。明るく前向きな性格がヨガに向いている人の第一条件と言えるかもしれません。

ヨガのレッスンを受ける生徒の多くは、体にメリハリがなかったり、お尻が垂れているなどのコンプレックスに悩み続けている人やメンタル・体質を改善したいと考える人、自分でヨガに取り組んでいるものの、あるポーズがうまくできず苦手意識を持つ人など。

生徒によってさまざまな悩みを抱えていることから、明るく前向きな性格によってポジティブな気持ちでより添えられる人だと、人を惹き付けることができ、多くの生徒が慕ってくれるでしょう。

3. 哲学や人間の精神、心に興味がある人

ヨガは単なる機械的なエクササイズではなく、哲学や人間の精神、心の働きなどとのつながりが深い、一種の文化です。そのため、哲学的なテーマや人間の内面に興味がある人、その分野についてもっと知りたいと考える人に向いています。

4. 収入よりやりがいを優先できる人

ヨガのインストラクターというのは、それほど高収入ではありません。ですから、収入よりやりがいを優先できる人でなければ、なかなか続けていくことができないのが現状です。自分が人生になにを求めるのかを、今一度見直してみることも必要かもしれませんね。

5. 人と関わり合うのが好き・コミュニケーションスキルが高い人

インストラクターとして働いていくためには、人と関わり合うのが好きで、コミュニケーション能力に優れていることも重要なポイント。ひとりよがりだったり、人とのコミュニケーションを避けていたりするようでは、よいインストラクターにはなれないでしょう。

6. 人に指導するのが好き・得意な人

ヨガの仕事に向いているのは、人に教えることが好きな人、指導するのが得意なタイプの人です。人前に出ると緊張してしまい、うまくしゃべれない傾向のある人は、早めに治しておきましょう。

なお、指導することに喜びを感じられる性格は、ヨガの奉仕的な側面を具現化していると考えられます。ヨガによる共感とサポートから、新しいヨガコミュニティを生むためには、人に指導するのが好きなことは大切な要素です。

そういった意味でも、ヨガを好きなだけではインストラクターを目指すことはむずかしいため、指導者に必要な指導力や傾聴力を高めるなど、必要な技術を惜しみなく学ぶ姿勢がある人も、向いている人の特徴と言えるでしょう。

7. 人の役に立ちたいと思っている人

ヨガのインストラクターというのは、ヨガにまったく触れたことがない人にもわかりやすく解説しなければなりません。そのため、人の役に立ちたいと思っている人、サポートがしたいと思っている人に向いています。

8. 体を動かすのが好き・活動的な人

ヨガを教えるとなると、レッスン中にハードな肉体労働をするだけではなく、こまめに教室を移動する体力も必要です。そのため、体を動かすのが好きな人に向いている職業と言えるでしょう。

9. 体型維持の努力を継続できる人

いくら熱意があっても、生徒のお手本になれるようなアーサナ(正しい姿勢・ヨガのポーズ)が取れなければヨガを的確に指導することはできません。ヨガを教えるためには、体型維持の努力ができる人でなければなりません。

10. ヨガに関する知識や健康などについて勉強するのが好きな人

ヨガは実践だけではなくて、数千年の間に培われた哲学や知識などについてもくわしくなければ、生徒に正しく教えることができません。そのため、ヨガや体に関する知識について勉強するのが好きな人がヨガのインストラクターには向いています。

11. 営業ができる人

いくらヨガの知識が豊富で、技術的に優れていても、引っ込み思案ではなかなかインストラクターの職を得ることはむずかしいでしょう。積極的に自分を売り込む営業ができる人こそ、希望通りの仕事を獲得することができます。

12.責任感がある人

ヨガインストラクターに向いている人は、責任感が強くなければなりません。その理由は、責任感の強さは、誠実に仕事をこなすことにつながるだけでなく、生徒の安全をはじめ、信頼性やヨガの哲学、伝統への尊重など多角的な面で重要になるからです。

ヨガに対する真摯な姿勢は、生徒やスタジオにとっても大きな価値になりえます。ヨガインストラクターとして、生徒一人ひとりが心地良くヨガを実践できるよう整えることも大切。誤った指導では生徒のケガやストレスにつながりかねません。そういった意味から、責任感の強い人も向いている人の特徴と言えるでしょう。

13.スマートフォンを使うのが得意な人

スマートフォンなどのデジタルツールが得意な人も、ヨガインストラクターに向いている人の特徴に該当します。ヨガインストラクターにとってヨガを伝え続けることは、基本的なことです。そして現代は、スマートフォンなどのデジタルツールを使って情報発信することは、多くの人が取り入れている方法でもあります。

これら二つを掛け合わせると、オンラインレッスンやSNSツールを使ったコミュニティ構築など多方面にもアプローチでき、ヨガを多くの人へ広められることにつながります。

ほかにも、スケジュール管理ツールを使いこなすことができれば、スケジュールどおりにレッスンを開くことができ、生徒やスタジオとの信頼関係の構築にも役立つといったメリットもあることから、スマートフォンなどを使える人も、向いている人の特徴と言えるでしょう。

14.柔軟性がある人

柔軟性のある人もヨガインストラクターに向いている特徴です。新しい方法や考え方を常に考え、そのうえで積極的に取り入れられれば、インストラクターとしてのスキルアップはもちろん、スタジオの評判によい影響を与えます。

ヨガインストラクターにとって、多様性への適応や継続的な学びは必要不可欠な項目です。過去のレッスン内容の方が評判が良かったから、といった固執した考えを持つ人よりも、柔軟性の高いインストラクターほど多様なニーズに応えやすくなることから、向いている人の特徴に該当します。

15人を鼓舞できる人

諦めずに根気よく生徒にヨガを教えることができるなど、人を上手に鼓舞できる人も向いています。インストラクターにとっては短く感じられるレッスン時間も、ヨガに慣れていない生徒にとっては厳しく感じられることも少なくありません。

そんな生徒のために、モチベーションの提供やポジティブな雰囲気作り、集中力の向上といった環境作りは必要不可欠です。

ヨガインストラクターに向いていない人とは?

これまではどんな人がヨガインストラクターに向いているかをご紹介してきましたが、なかにはヨガの仕事を続けていくことに向いていない人もいます。ヨガインストラクターに過剰な期待を持たず、冷静に現実を見つめることも大切です。

1. 収入が気になる人・しっかり稼ぎたい人

ヨガインストラクターの収入は決して高い方ではないので、収入第一の人には向いていないことは覚悟しておきましょう。正社員として大手ヨガスタジオで働いた場合の月収は約21〜25万円です。フリーランスとなると、月収はこの半分程度に下がることも珍しくありません。

ヨガスタジオの多くは時給制でインストラクターを雇っており、ほとんどは時給が1,000円以上です。つまり、1日6時間勤務して、週4日アルバイトに行ったとしても、月収はせいぜい10万円程度。正社員であれば交通費はもちろん支給されますし、福利厚生の恩恵などもえられますが、アルバイトとなると交通費が自費になるケースも多いのが実情です。

そのため、高収入をえてしっかり稼ぎたい人にはおすすめの職業とは言えないでしょう。ただし、集客の才能があって自分のスタジオを構えられる資産があれば、高収入をえることも夢ではありません。

2. ヨガの練習があまり好きではない人

ヨガのインストラクターになりたいという憧れの気持ちは強いけれど、練習自体があまり好きではない人も、インストラクターとしての活動継続をしていくのはむずかしいかもしれません。

昔から「好きこそものの上手なれ」と言われているように、ヨガに対する情熱がなければ続けていくのはなかなかむずかしい職業ということはしっかりと踏まえておきましょう。

3. 人と接するのが得意ではない人

ヨガインストラクターは、生徒にわかりやすくヨガの技術を教えなければならないわけですから、コミュニケーション力に自信がない人は続けていくのがむずかしいかもしれません。生徒のなかには個性の強い人もいます。基本的には接客業なので、内気だったり、気むずかしい性格だったりすると苦労することが多いようです。

4.体を動かすことが苦手な人

体を動かすことが苦手な人、またはデスクワークが向いていると感じる人には、ヨガインストラクターはむずかしいかもしれません。ヨガインストラクターの仕事は、レッスン中は常に体を動かす必要があり、体力勝負な部分も多いです。

さらに、多く稼ぎたい人であれば、その分だけレッスン回数を増やす必要があるため、苦労することも。スタジオによっては、レッスンに限らず、掃除や受付業務などを兼任することもあるので、休む時間が少ないことや、体を動かす場面が多いことに、むずかしさを感じてしまう人も多いようです。

5.あきらめぐせのある人

ヨガインストラクターの仕事は、ヨガに慣れていない人や知らない人、興味はあるけれどやったことはない人を中心にレッスンをおこなうこともあります。そのため、誰かになにかを教えることが根気強くできない人にはむずかしいでしょう。

生徒によっては、何度教えてもうまくできず、困難を極めることも。そういったときでも、自分の教え方に工夫を取り入れ、粘り強く教えられる人でなければ、苦労することも多いでしょう。

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資格を取得してインストラクターを目指そう! おすすめ資格&スクールを紹介

ヨガインストラクターになるための国家資格はありませんが、取得しておくと就職や転職、独立や生徒への信頼獲得に役立つ民間の認定資格が存在します。競争の激しい世界ですから、インストラクターとしての仕事を得るには、これから紹介する資格のいずれかを取得しておくのがおすすめです。

全米ヨガアライアンス認定資格|RYT

日本では、全米ヨガアライアンスの認定資格「RYT(ヨガアライアンス登録講師)」がもっとも一般的です。RYTにはヨガアライアンスが定める200時間の指導者養成コースを修了した人に与えられる「RYT200」のほかに、プラス300時間の養成コースを修了した人が持てる上位資格の「RYT500」があります。

養成コースを受けるためには、養成コースに支払う代金のほかに、全米ヨガアライアンスに登録料を納める必要があります。

引用元
全米ヨガアライアンス認定資格|RYT:RYT200、 RYT500とは?

FIRSTSHIP(ファーストシップ)|アカデミー

FIRSTSHIP(ファーストシップ)アカデミーでは、RYT200とRYT500を取得するためのヨガの基礎やスキルをしっかりと学ぶことができます。同校の運営スタッフやカウンセラーの80%は全米ヨガアライアンスの認定資格者で、サポート体制も充実しているのが特徴です。

ヨガインストラクターになるための最短コースのひとつがFIRSTSHIP(ファーストシップ)アカデミーといっても過言ではないでしょう。これまでに1万人以上の卒業生を送り出しており、通学コースはもちろんのこと、通信講座や海外留学なども開催していますので、ニーズと予算に合わせてヨガのスキルを効率よく学ぶことができます。

引用元
FIRSTSHIP(ファーストシップ):資格をとる

日本ヨガインストラクター協会|1~3級

東京の表参道に本部校を持つ日本ヨガインストラクター協会では、「JYIAライセンス」を取得することができ、就職の際にも有利です。全国47都道府県でスクールが開講されていますので、地方に在住していても無理なくインストラクターの資格を取ることができます。

引用元
一般社団法人日本ヨガインストラクター協会:ヨガインストラクター養成JYIAとは

日本ヨガインストラクター協会で受講可能

資格は1・2・3級の3種類があり、順を追いながらヨガのスキルを学ぶことができます。3級(MASTERコース・38.5時間)は、ヨガ初心者におすすめのヨガ入門編です。

2級(ADVANCEコース・59.5時間)ではアーサナを徹底的に学ぶだけではなく、指導者の立場になってクラスの組み立て方なども考えていきます。1級(SENIORコース・60時間)では、キッズヨガなどに関しても学んでいきます。

引用元
一般社団法人日本ヨガインストラクター協会:コース内容・受講料・資格

自分の長所や魅力を活かしてヨガインストラクターを目指そう!

ヨガは、地道にコツコツと経験を重ねていくことで、誰でも上達できるもの。人に教えるという経験が増えれば、その分ヨガのスキルを高め、人間的にも大きく成長できます。

しかし、インストラクターという指導者の立場を目指すには、指導力や高いコミュニケーション能力、そして粘り強く教えられる性格でなければつとまりません。

今回紹介したさまざまな特徴にあてはまるものが多かったという人は、自分の長所を活かしてヨガインストラクターを目指してみてはいかがでしょうか。

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