学生さんたちに聞きました!それぞれの未来の目標は?お茶の水はりきゅう専門学校 #6
近年、芸能人やモデルたちから人気を集める美容鍼灸。見た目だけではなく、身体の中から健康になってほしい、すべての人に、健康と美を高めてもらいたい――
そんな使命感に燃える学生たちが通う『お茶の水はりきゅう専門学校』を、全6回に分けてリポートします!
社会人になってからも学び続ける姿勢を忘れない、お茶の水はりきゅう専門学校の学生たち。女性として、社会人として、そして鍼灸師として――学生たちが今、見据えている未来像について、語っていただきました。
ずばり、今後の目標は?
寺田「そうですね。今の日本は女性が第一線に出て輝ける時代。そうした女性を陰で支えられるような鍼灸師になりたいと思います。美容鍼灸はただ人をきれいにするだけでなく、体調をも改善してあげられるもの。美容効果を求めていらっしゃる患者様の、肩こりや腰痛、消化器官の不調といったさまざまなことを、正常に導くお手伝いをできるのは、鍼灸だけだと思うんです。まさに一石二鳥な治療が美容鍼灸というわけです。また、経験をたくさん積んで、いつの日か不妊で悩んでいる男女など、さまざまな悩みを解決してあげられる鍼灸師になれたら……そう思っています」
石原「私は小顔矯正のお店で働いていたことがあるのですが、鍼を併用したらもっと効果的なのでは?と思いました。患者様の期待にきちんと応えられる鍼灸師になりたいので、鍼灸だけじゃなく、いろいろな施術を組み合わせて自分なりの技術を確立できたらうれしいですね。また、これはあくまでも目標なのですが、全身を美しく整えられるような、そんな治療をしてみたいと思っています。顔だけをきれいにしても、身体のどかにゆがみや不調があると効果は長続きしにくいもの。全身を整え、内面も整え、全身から光輝けるようなそんな鍼灸治療を目指していきたいです」
大林「私の目標は、松本絹恵先生のような優れた治療と教育が行える女性になること。同時に、老若男女を選ばず、健康的で美しい身体になれる手助けをできるようになりたいです。鍼灸は、患者様の体調に合わせた施術が必要になるもの。こちら側の一方的な思いだけではうまくいきません。松本先生はつねにニコニコしていて、患者様にわかりやすいように説明を行い、みなさんから愛されている存在。私も松本先生のように、信頼してもらえる鍼灸師になれるよう、がんばっていきたいと思っています。また、美容鍼灸の可能性もいろいろと試していきたいと思っています。肌のハリやリフトアップといった面での有効性はもちろんですが、『はり』の施術を行うことによるバストアップの効果もすごいんですよ!」
美容鍼灸の未来って……?
石井「美容鍼灸について「顔に“はり”を刺すなんて、とても痛いのでは?」「血がたくさん出るんじゃないの?」と誤解されている方が多いのが現状なんですよね。なので、美容鍼灸の治療による効果や、ほぼ痛くないこと、手軽に治療できることをたくさんの人に知ってもらえるよう、努力を続けていきたいですね。鍼灸をはじめ、ヨガやエステといった美容効果があるとして認知されている施術をコラボレーションさせる方法も模索していきたいと思っています。美容鍼灸は、まだまだ新しい技術のひとつなので、より成熟させていきたいと思います」
舘野「即効性はもちろんですが、エステなど表面にほどこす美容方法と違い、顔の筋組織に対するアプローチができることが美容鍼灸の良いところ。リフトアップしたい、シワを薄くしたい、ほうれい線を目立たなくしたい……内面から変えることができるのは美容鍼灸だけだと思うので、これからもっともっとニーズが広がるものと信じています。私自身、そうした患者様からの思いに応え、悩みに寄り添える鍼灸師になりたいと思っています」
王「中国では鍼灸というのは当たり前に行われている治療なのですが、日本ではまだまだ一部の人のものだけになってしまっています。そうした面を改善できるよう、私たちも努力をしていかなければならないと思います。そのために必要なのは、やはり努力を重ねること。お茶の水はりきゅう専門学校で教えてくださっている折橋梢恵先生のように、独自の美容技術を確立し、美容鍼灸の世界を日本から世界へ発信できたらうれしいですね。そのために、美容鍼灸に関係がある治療院や企業に就職し、知識を身につけ、経験を重ねていきたいと思っています。いわゆる鍼灸治療も、美容鍼灸も、これから一般的に認知されていく治療方法だと思っています。その一端を担える鍼灸師になれるよう、がんばります」
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