大事な場面で噛まない! あなたの『滑舌』を良くする方法を伝授!

大事な場面に限っていつも言葉を噛んでしまい、伝えたいことをスムーズに言うことができない……。そんなお悩みをお持ちの方も多いことでしょう。資料を作成してイメージトレーニングや練習では完璧!……だったはずなのに、いざ本番となると緊張のあまり言葉を噛んでしまうのは誰にでもよくあることです。
面接や電話、お客様への対応など、ここぞという時に噛まずに話せる滑舌をよくする方法を伝授しましょう。

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■まず、言葉を噛んでしまう原因を知ること!

言葉を噛んでしまうのにはいくつかの原因があります。それらを知ることから始めれば、自分が言葉を噛んでしまう場面やクセについてわかってくるはずです。

まず、はじめに紹介するのは、「精神的なストレス」が原因となって言葉を噛んでしまう場合です。プレゼンや面接、お客様への対応など、人前で上手く話をしないといけないと思えば思うほど過度にストレスを感じてしまうことになり、自分で自分を精神的に追い込んでしまう状態になり、舌がもつれて上手く話せなくなります。

また、これまでに人前で話した時に大失敗をしてしまったというトラウマをもつ人などは、さらに精神的ストレスを強く感じてしまい、なおさら噛みやすくなる傾向にあるようです。

次に紹介するのは、舌の力が弱い「舌足らず」が原因の場合です。舌の力が弱いと発音にも大きな影響が出る場合があり、「サ行・タ行・ラ行・ナ行」の発音が特にうまく出来ない場合があり、滑舌も悪く聞こえてしまいがちです。発音は舌を動かして行ないますから、舌の力が弱いと滑舌が悪くなり噛みやすくなるようです。

そして次に紹介する原因は「歯の噛み合わせが悪い」場合です。人は成長と共に歯並びが変わっていくものですが、大人になってからもむし歯の治療や親知らずの抜歯などが影響して歯の噛み合わせが変わってしまうこともあります。また、スポーツなどで奥歯に力をいれて食いしばることが増えたり、顎関節に異常が現れた場合にも歯の噛み合わせに変化が起こります。歯の噛み合わせが悪くなると内頬を噛んでしまうこともあり、言葉の発音にも影響がでている可能性も考えられます。

まず、言葉を噛んでしまう原因を知ること!

■トレーニングで滑舌を良くする!

自分が言葉を噛んでしまう原因が分かれば、それらを克服するための対処法もいくつかあります。精神的なストレスが原因となっている場合は、リラックスして落ち着いた話し方を意識し、まず人前で話す機会を増やしてとにかく慣れていくことが大切なポイントになります。

人前で話す場数を増やせば自然と落ち着いて話せるようになり、伝えたいことを堂々と話せるようになるはずです。リラックス方にも色々ありますが、話す時には母音を意識するようにゆっくり話せば、落ち着いて聞き取りやすい発音で話すことができます。また、舌の力が弱く滑舌が悪い場合には、口の開きや舌の運動をして鍛えることで解消することも可能です!

それではここで、誰でも簡単に始められる舌や顎のトレーニングを紹介しましょう。滑舌を良くするためには舌や顎の力を鍛えることが大切ですが、身近にある割り箸を使ってトレーニングする方法です。

まず割り箸を口にくわえます。そしてそのままの状態で資料や原稿、電話対応のためのマニュアルなどを声に出して読み上げていきます。資料や原稿などがない場合は日常会話でもOK!たったこれだけですが、口の開きや舌の動きを意識して話すことになりますので、いつの間にか舌や顎が鍛えられて綺麗な発音で滑舌良く話すことができるようになります。

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■姿勢を改善すれば滑舌も良くなる?!

言葉を噛みやすい人の特徴を見てみると、「姿勢が悪い」という共通点が見られます。あまり知られていないかもしれませんが、姿勢が悪いと滑舌も悪くなり、言葉を噛みやすくなる傾向にあるようです。首が前に曲がり気味だったり肩の位置がずれていたりすると滑舌に大きな影響が出てしまい、発音も悪くなるため聞き取りにくい話し方になります。

実際に首を前に曲げて話してみると、のどが塞がれたような状態になり話しにくいのが分かると思いますが、デスクワークやパソコンでの作業が多い方は猫背になりやすいため特に注意が必要といえます。

姿勢を改善するには普段から意識する必要がありますが、プレゼンなどで話をする時だけでも胸を張って話すように意識すれば随分と話しやすくなるはずです。また、胸を張って姿勢を正して話している姿は、物おじせずに堂々と話している様に見え、自信を持ってプレゼンを行なっている姿に聞く側は好印象を持つはずです。

姿勢を正して話すだけでよく通る声が出せるようになり、言葉を噛むことも少なくなってくるはずですので、ぜひ人前で話をする機会がある場合には姿勢を意識しながら話すように心がけてください。

文/sapuri

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