熱く語ってくださった内容と姿勢に、美容師としての人間としての「覚悟」を教わった気がします
今回は新宿にある『スリークエスチョンズ』にお邪魔しました。
ここが聞きたい!『美容師デビューまでの道のり』
――曽我さんは、どうして美容師になろうと思ったのですか?
僕の祖母が美容師で、その影響もあり、何となく中学の時から友達の髪を染めたりカットしたりしてました。
地元の高校を卒業して地元のサロンで働きながら、通信で資格を取りました。
3年目でスタイリストになり、そこのサロンには4年間在籍していました。
その後、上京してきて、もう9年になります。
――環境を変えて、苦労されたことはありましたか?
それはありましたよ。
東京に来たらまたアシスタントを経験して、モデル探しも1からして…初めは苦労の連続でした。
でもキャリアと技術を習得して来ていたので、馴染むまで時間はかかりませんでした。
――美容学生の時にやっておいた方がいいことがあれば教えてください。
まずは、当たり前ですが国家資格を取るということは、絶対!
あとは、学生時代の間に友達はたくさん作っておいた方がいいです。
美容師になってからも、モデルを紹介しあったり、相談相手や遊び相手としても、絶対に大事な仲間になります。
ここが聞きたい!『サロンワークのここが聞きたい!』
――アシスタントの時はどのようなことに取り組んでおられましたか?
早くスタイリストになるために練習は本当にたくさんやりました。
その中では練習やテストの際にご協力いただくモデルさんを探しが大変でしたよ!
閉店後に、各技術のテストに向けて練習を行うのですが、モデルさんがいないとテストも受けられないので。
――どれくらいモデルさんが必要なんですか?
ほぼ毎日2人位ずつ必要です。
実体験がないと先に進めないので。
休みの日にも、原宿などでモデルハンティングしたりしています。
――遊ぶ暇がないんですね……!!
営業開始時間が遅いので、生活時間も遅めですが、スタッフや美容師仲間と飲みに行ったり、遊びますよ!
閉店後にはみんなでWiiのゲームやったり。
サロン外でも、ライフスタイルの関係で美容師の友達が多くなります。
ここが聞きたい!『曽我さんの胸の内を聞いてみました!』
――美容師を辞めたいと思った事はありますか?
ありますよ!!(笑)
もちろん、怒られることだってあるし、上手くいかないことだってあるし、毎日が真剣勝負です。
でも、どんな仕事だってみんなそうだと思いますよ。
働かないと、ご飯も食べられない……厳しいことを言うと、楽しいばかりが仕事ではないです。
――そうですよね。気が引き締まります。では逆に美容師になって良かった事は?
この仕事を通じて様々な人と接し、出会えた事です。
人との縁は財産です。
今から、学校の友達など周りの人との出会いは大切にしてほしいです。
必ず後で、助けてもらうこともあるし、逆に自分が力になれることもありますから。
レポートを終えてみて…
新井 飛雄馬さん
怖そうな方でしたが、熱く語ってくださった内容と姿勢に、美容師としての、人間としての「覚悟」を教わった気がします。
小林 絵莉さん
曽我さんの話から、コンテストに出たい! そのために、更に頑張ろう! と思えました。他のサロンも取材してみたいと思いました。
お話をお伺いしたのは…
スリークエスチョンズ スタイリスト:曽我洋平さん
生年月日:3月11日
出身地:岐阜県
血液型:B型
岐阜でアシスタントをしながら通信で勉強して美容師になった努力家。岐阜・東京で数店舗スタイリストとして経験を経てスリークエスチョンズヘ。雑誌モデルからの指名も多く、痛みが少なくすむ明るめカラーが定評。
Salon Data
スリークエスチョンズ
大人の街、表参道からも。若者の街、原宿からも。キレイを求める人々が、ここに集まります。
トレンドを発信し続けるサロンだから、人気ファッション誌の 有名モデルも多数来店。
20代を中心に幅広い年齢層に支持されている理由は、落ち着いた雰因気の空間と、安心して任せられるスタッフの技術があるからです。