人とのつながりを大切に技術力もアップ 専門学校エビスビューティカレッジ
恵比寿駅から徒歩5分。専門学校エビスビューティカレッジは、恵比寿ガーデンプレイス、アメリカ橋公園などに囲まれた、閑静な街並みのなかにあります。流行に敏感な恵比寿の空気感にマッチしたスタイリッシュな校舎に、モノトーンカラーで統一された近代的な施設が整い、通っているだけでも美に対する意識が高まるという生徒も多いのだとか。学生から選ばれる理由を、教頭の濱田先生に伺いました。
1人ひとりが自信を持って前に進めるように
――先ほど生徒さんたちと話されていたのを聞いていて、教頭という立場にありながら、生徒さんの住んでいる場所や細かいことまでご存知だったことに驚きました。お話する機会はよくあるのですか？
「そうですね、生徒たちとは距離を近くして、話しやすい雰囲気作りを心がけています。それがこの学校の一番の特徴であり、モットーにしている部分なんです。たとえば生徒に『なぜこの学校を選んだの？』とたずねると、多くの人が『オープンキャンパスで先生や先輩が話しかけてくれたから』と答えるんですね。学校説明会やオープンキャンパスへ高校生や保護者の方が訪れた時に、必ず1人ひとりに話しかけて、不安や疑問に答えるようにしています。やはり学校選びは人生の大きな選択になりますから。この学校の規模だからこそ、入学後も個別でフォローできるのが一番の強みだと考えています」
――それ以外に、理念とされていることはありますか？
「生徒それぞれに合った就職先に進んでもらうために、進路相談については力を入れていますね。個々の適正を見極め、就職先のミスマッチが起きないように心がけています。他にも1人ひとりに目が行き届く授業を行うことを基本としています。たとえばチェックテストを実施して苦手な分野を探り、それに対して個別の補講を行うことで、授業についていけない生徒がでないように気を付けていますね」
――校内の造りがとてもスタイリッシュですね。どんな意図があるのでしょうか？
「約400人を収容できる学生ホールや校舎内の各施設は、モノトーンカラーで統一されていてモダンな雰囲気があると思います。とくに全面ガラス張りで、自然光と緑あふれる景観の実習室は人気がありますね。本物のサロンと同じような環境で実習を行うことで、美的感覚を養い、未来の美容業界を支えるスタイリスト、アーティストとしての自覚を育ながら学ぶことができるんです」
トータルに美容を学ぶことと、国家資格取得を両立できる
――どんなコースがあるのでしょうか？
「現在は、ヘアスタイリストコースとトータルビューティコースの2つです。ヘアスタイリストコースは、美容師の国家資格取得を目指すコースです。トータルビューティコースではメイク、ブライダル、エステなど美容について多岐に渡り学ぶことができます。このコースは選択という形をとらず、すべての美容を一通り学びながら、美容師の国家資格も取れるという、他の専門学校にはない特徴があります。たとえばネイルサロンで働きたいという生徒に、美容師の資格は無関係に思えるかもしれませんが、衛生面などの勉強ができるので圧倒的に就職時に有利になるんです」
――なぜ、トータルビューティコースでは選択制にはせず、一通り学ぶ形をとっているのですか？
「やはり、やってみないとわからないという生徒が多いんですね。明確にこの道に進みたい、と思っている生徒でも、実際に体験してみると自分には合わないと感じたり、他のことをやってみたいと思う人もいます。そこをちゃんと授業を通して体験しておくことで、就職してもすぐ辞めてしまうということを防げると思っています」
――生徒さんに伝えていきたいことはどんなことでしょうか？
「人を美しくするということは技術ももちろん大切ですが、お客さまが求めているものを見つけ出すコミュニケーションの力も大きいと思うんです。この学校で教員が生徒とのコミュニケーションを大切にしているように、さまざまなイベントや行事、授業を通してコミュニケーション能力にも磨きをかけてもらい、この学校で学んだことに誇りを持って美容業界で活躍していってほしいですね」
熱意を持ち、生徒さんたちに向き合う姿が印象的でした。中編では、実際にこの学校に通う生徒さんのお話を伺います。
