3Dネイルとは? どう作るの? 初心者ネイリストにおすすめの3Dスターターキットと3Dジェルを紹介

立体的なパーツを使ってデザインする3Dネイル(エンボスアート)は、ネイリストのセンスが光る施術です。今では多くのネイルサロンでメニューとして扱っているので、ネイリストならぜひマスターしておきたい技術といえます。

しかし3Dネイルは、ネイルの中でも高度なテクニックを必要とするため、初心者ネイリストの方はマスターするのに練習を重ねているのではないでしょうか。そこで、今回は3Dネイルの作り方やおすすめのアイテムをご紹介します。

履歴書なしで応募可能!

「ネイリスト×経験者歓迎」で探す

3Dネイルとは? どう作るの?

初心者ネイリストの場合、そもそも3Dネイルとその他のネイルの違いがわからないという方も少なくないでしょう。また、3Dネイル自体は知っていても、どういったネイルで作ることができるのかはわからない、という方もいるかもしれません。

ここでは、まず3Dネイルについての基礎知識と、どのようにして作るのかについてご紹介します。

3Dネイルとは|立体的なネイルアート

3Dネイルは、立体的なネイルアートのことです。

一般的なネイルアートは爪にアートとして絵を描く、あるいはストーンを乗せるなどして作っていき、どちらかというと平面的なものが多く見られます。

一方3Dネイルは、立体的なパーツを作って爪に乗せます。ただ、バラの絵が描いてあるネイルではなく、バラが爪に乗っているような仕上がりになるのです。3Dネイルは、より華やかでインパクトのあるネイルに仕上げることができます。

ジェルネイルでも3Dデザインはできる?

もちろんジェルネイルでも3Dネイルは可能です。ジェルネイルで3Dデザインはいくらでも作ることができます。詳しくは、また後半で取り上げますが、結論としてはジェルネイルでも可能ということは覚えておいてください。

3Dネイルデザインに必要なもの|アクリルパウダー・リキッドなど

3Dネイルをする場合は、通常のネイルをする道具に加えてさらに道具が必要になってきます。その道具について紹介します。

必要なものは、「アクリルパウダー」と「アクリルリキッド」です。アクリルパウダーとは、アクリル樹脂を細かくし粉状にしたもののことです。このアクリルパウダーにアクリルリキッドを混ぜて溶かし、好きなパーツを作っていきます。

他にも「ダッペンディッシュ」というアクリルリキッドを溶かす時に使うガラスの容器や筆も必要です。

3Dネイルデザインの作り方|ミクスチャーを作ろう

3Dネイルはどのような手順で作っていくのでしょうか。ネイリスト初心者の方に向けて、作り方をおさらいしてみましょう。

1. 筆をリキッドで湿らせる

まずは、準備した筆全体をリキッドで湿らせましょう。この時、筆を湿らせすぎないように注意してください。もし、湿らせすぎた場合は、ダッペンディッシュのふちで落とすことで、量を調整するようにしましょう。

2. パウダーに筆の先を少しだけつける

次に、パウダーに筆の先を少しだけつけましょう。少しつけたら、先ほどつけたアクリルリキッドに反応し、パウダーが筆の先端に液状になってくっつきます。パウダーとリキッドが混ざったこの素材を「ミクスチャー」といいます。

そして、ミクスチャーをそのままパウダーから取り出します。ここでの注意点は、筆の先端をつけるようにし筆全体を突っ込まないようにしましょう。

3. ミクスチャーの状態をチェックする

ミクスチャーの状態が何より肝心です。もしミクスチャーが流れ落ちるようであればリキッドが多すぎますし、表面が粉っぽいときはリキッドが足りません。ミクスチャーが、球形のまま落ちるような硬さが理想的です。

4. 好みのデザインを作っていく

そして、いよいよ好みのデザインを作っていきます。パーツごとにその都度ミクスチャーを作りながら進めましょう。ミクスチャーは時間を置いてしまうと、固まって造形しづらくなりますので気をつけましょう。

もし、筆につけたミクスチャーが理想の状態でなかった場合は、キッチンペーパーなどにとって廃棄するようにしましょう。

3Dネイルは片付けが重要!

3Dネイルをするにあたって重要なのは、デザインを作ったあとの片づけです。この片づけを間違ってしまうと、次に使う時に困りますので、以下の点に十分注意するようにしましょう。

残ったアクリルリキッドの処分方法

もしアクリルリキッドが残ってしまったとしても、そのアクリルリキッドは再度使うことはできません。もったいないかもしれませんが、戻さずにキッチンペーパーなどに吸わせて廃棄するようにしましょう。

筆はアクリルリキッドで洗う

ここが最大のポイントです。使用した筆を水で洗っては絶対いけません。水で洗うのではなく、アクリルリキッドで洗ってください。

水で洗ってしまうと筆にダメージを与えてしまいます。アクリルリキッドで簡単に洗い水分をキッチンペーパーで拭き取りましょう。

初心者ネイリストにおすすめの3Dスターターキットと3Dジェルを紹介!

まだ道具がそろっていない初心者ネイリストの方は、3Dスターターキットで道具をそろえるのがおすすめです。キットであれば、必要な道具を一度にそろえることができるため、「あれを買い忘れた!」とならずに、すぐに練習を開始できるでしょう。

おすすめの3Dキットを紹介!

ここではおすすめのキットを2つご紹介します。道具はすべてセットになっているため、パウダーの色や小物の変更などはできませんが、「何から揃えればいいかわからない!」という方には心強い味方と言えるでしょう。

Naility!|アクリルキット A

ファイル・ブラシ・アクリルパウダーとリキッド・ダッペンディッシュなど、基本的な道具がセットになったキットです。パウダーが10色ついているので、すぐに3Dネイルの練習が始められます。

自然に硬化するタイプなので、初心者でも使いやすいのも魅力。硬化する時間は約4分程度です。パウダーの色を指定することはできませんが、練習用としては十分といえるでしょう。

出典元:nelpara Naility! アクリルキット A

Nail Collection|3Dアートセット オリジナル説明書付

アクリルパウダーとリキッド・ブラシ・ダッペンディッシュなどの基本的な道具に加え、数種類約760粒のスワロフスキーストーンがセットになっています。パウダーの色は2色と少なめですが、ストーンを使うことによってひと味違う仕上がりにすることができるでしょう。

1級ネイリストが監修した、3Dアートの作り方を写真付きで説明している説明書もついているので、いざ作るときもスムーズに進められるでしょう。

出典元:Nail Collection Yahoo!店 3Dアートセット オリジナル説明書付

3Dジェルのおすすめ商品を紹介!

最後に、3Dジェルについて紹介します。最初にお伝えしたように、ジェルネイルでも3Dネイルは可能です。3Dジェルのおすすめを紹介します。

irogel|3Dクリームジェル

最初からクリーム状になっているタイプのジェルです。ライトで硬化するタイプなので、硬化させる前なら何度でも調整・成形ができます。初心者でも扱いやすくおすすめのジェルです。カラーは6色あり、イエロー・ピンク・レッド・グレー・ホワイト・ブラックから選べます。

なお、成形中にジェルが筆についてしまうようになったら、筆にクリーナーを少し含ませて3Dジェルの硬さを調整しましょう。

出典元:irogel 3Dクリームジェル

ネイル*レシピ|3Dクリームジェル

こちらもクリーム状の3Dクリームジェルです。ベーシックなブラックやホワイト以外にも8種類のカラーがあり、全部で10色の中から選べます。

ライトで硬化させるまでには、何回も形を整えることができますので、慣れるまでの練習にはぴったりといえるでしょう。3Dジェルが筆にくっついてしまうようなら、筆にクリーナーを染み込ませて成形してみましょう。

出典元:ネイル*レシピ 楽天市場店

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

アクリルタイプでもジェルタイプでも! 3Dネイルをマスターしよう

3Dネイルは希望するお客様も多いため、ネイリストとしてぜひマスターしておきたい技術です。上手に作るためのコツは、ミクスチャーの固さをコントロールすることです。このコツをつかめば、ミクスチャーで思い通りのパーツを作れるようになるでしょう。

道具がそろっていない初心者ネイリストの方は、必要な道具がセットになった3Dネイルのキットを購入するのもおすすめです。3Dネイルマスターをマスターして、デザインの幅を広げてみましょう!

出典元:
REDのブログ ネイリスト人生
1級ネイリストがネイルのやり方を細かく発信するブログ

※1 美容・ヘルスケアの求人・転職サイト20社を対象に、全国の20~50代の男女(業界従事者)1,015名に行ったサイト比較イメージ調査より2021年9月14日~16日 インターネット調査 ゼネラルリサーチ)

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事

近くのネイリスト求人をリジョブで探す

株式会社リジョブでは、美容・リラクゼーション・治療業界に特化した「リジョブ」も運営しております。
転職をご検討中の場合は、以下の地域からぜひ求人をお探しください。

関東
関西
東海
北海道
東北
甲信越・北陸
中国・四国
九州・沖縄