「三好春樹」は、1950年広島出身の介護や理学療法の専門家です。著書に「新しい介護学 生活づくりのシーティング」などがあります。
三好氏は、「一人では歩いてトイレに行くことができない老人にはオムツを穿かせておけばいい」という考え方を否定して、オムツを外して老人を自立させようという考え方のもと、「オムツ外し学会」を立ち上げて運動を行っています。また、同じような考え方に基づいている「チューブ外し学会」を立ち上げたことでも有名です。
他にも、介護や、看護、リハビリといった枠を越えた「生活リハビリ講座」を開催しており、人間性を重視した老人介護について説いています。また、この考え方をもとにした「生活とリハビリ研究所」の創始者でもあります。生活リハビリ講座は、最初は一部の人のための講座だったものの、今では全国から受講者が殺到しているほどです。
三好氏による講座は全国に広がり、年間で100以上の講演を行うこともあるほどです。
「袖山卓也」は、1972年4月1日生まれで愛知県出身の介護福祉士です。通称「ヤンキー介護士」「笑う介護士」と呼ばれています。笑う介護士というフレーズは、テレビ番組で特集を組んでもらった時のタイトルに由来しています。そしてこのフレーズを使って、2004年に介護関係の施設を設立しました。
袖山氏はもともと、いわゆるヤンキーだったのですが、若い頃に友人の死を経験することによって、死について考えるようになり、人の死を遠ざけるための仕事をしたいと考え介護職に至ったそうです。
デイサービスセンターで施設長を務めていた頃には、無資格で未経験者のみを採用して、立派な施設にまで育て上げたという逸話もあるほどです。その後は、施設長のみならず、福祉施設の開設支援や、事業所の立て直しなどを行っています。
また、各地での講演活動も積極的に行っており、年間100本以上は行うこともあるという有名人です。社会福祉士だけでなく、ケアマネジャーや、臨床検査技師なども専門としています。
芸能人の中には、介護に関する資格を有している人も多数います。
演歌歌手である「森山愛子」は、ホームヘルパー1級と、介護福祉士の資格を取得しています。高校生の時に、通っていた学校の卒業条件として、ホームヘルパー1級の取得が課せられていたため取得しています。そして、高校を卒業後に介護福祉士の資格を取得しています。
また、元モーニング娘。の安倍なつみの実妹にあたる「安倍麻美」は、ホームヘルパー2級の資格を取得しています。彼女の祖父が入院している際に、自分が介護をしてあげることができない現状が悔しくて資格取得を決心したそうです。
お笑いコンビのサンドウィッチマンの「伊達みきお」も福祉関係の資格を持っています。彼が持っているのは、福祉用具専門相談員の資格です。サンドウィッチマンを結成している相方の富澤たけしとは、高等学校時代にラグビー部で出会いました。高校卒業後は福祉関係の専門学校に通うも、中退して福祉関連会社の営業職を経験した後に、サンドウィッチマンを結成しています。
2017/07/14
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