■マイナンバーとは? マイナンバーとは、住民票を持つすべての国民一人ひとりに割り振られる12桁の番号のことです。マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)が実施されると、基礎年金番号、健康保険被保険者番号、パスポート番号、納税者番号、運転免許証番号、住民票コード、雇用保険被保険者番号が一本化される予定です。 これにより、役所などの行政機関で行う情報の照合、転記、入力などに要する時間や労力が大幅に削減されます。行政や国民の作業負担が軽減され、公平・公正な社会の実現に繋がるのです。
■介護業界にはどんな効果が? 老人ホームなどの介護施設利用者は所得により利用負担額が異なります。そのため色々な手続きの中で所得証明書が必要でしたが、マイナンバー制度により証明書の添付省略が可能となります。それ以外に年金関連でも情報の連携が可能になるため、手続きが簡単になります。
また、2018年からは「医療等ID」がマイナンバーと連携することにより ・転居元で受けていた認定情報や介護情報が転居先で閲覧可能。 ・行政手続きの際に診断書の添付が不要。 ・年金手帳・介護保険証・健康保険証を一本化したカードを発行。 ※厚生労働省資料より など、様々な好影響をもたらしてくれます。
これから本格的導入となるマイナンバー制度により、要介護者も介護従事者もより良い生活を送れることが期待できそうですね。
2017/07/14
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