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特集・コラム 2021-08-01

サービス提供責任者に向いていない人・向いている人とは? 目指すにはどうすればいいの?

高齢者を中心に、需要の高まりをみせている訪問介護サービス。その質を高めるうえで欠かせない存在がサービス提供責任者(サ責)です。

この職種では、訪問介護サービスの質を高めるための業務計画の作成やヘルパーの指導などをおもな仕事としておこなわなければなりません。ここでは、サービス提供責任者に向いてない人・向いている人の特徴をご紹介します。

サービス提供責任者に向いていない人とは?

サービス提供責任者の仕事では、ホームヘルパーなどがおこなう介護業務だけをこなしていればよいということはなく、付随する業務も並行しておこなう必要があります。

これらの業務のなかには通常の介護・介助業務とは異なるものもあることから、以下のような人は、この職種には向いてないといえるでしょう。

1. 人に指示を出すのが苦手

サービス提供責任者は、事業としておこなう訪問介護サービスのまとめ役です。事業としての訪問介護では多くのヘルパーが同時にサービスを提供し、その際にリーダーのような視点から指示を出すこともサービス提供責任者の職務となります。

このことから、人に指示を出すのが苦手な人、転じて自ら動くほうが好きな人はサービス提供責任者に向いていないかもしれません。

2. 人と話すのが苦手・指導が苦手

介護系の仕事を志望する人のなかには、人と話すのが苦手という方も少なくありません。しかし、サービス提供責任者はサービスの利用者だけでなく、職員や医療系をはじめとしたほかの職種に従事している人と話をする機会も多く、人と話すのが苦手という人は向いていないかもしれません。

また、サービス提供責任者は職員やヘルパーへの指導もおこなうため、指導することが苦手という人も適性は低いといえるでしょう。

3. 利用者を直接介護するのが好き

現在ヘルパーの仕事をしており、将来的にサービス提供責任者になりたいと考えている方も多いかもしれません。しかし、サービス提供責任者の仕事には現場職に比べて直接利用者と関わる機会が少ないという傾向もあります。

このことから、とくに現場職において直接利用者と関わることにやりがいを感じている人もまた、サービス提供責任者には向いてないかもしれません。

4. スケジュール管理が苦手

訪問介護事業では、利用者の都合に合わせて訪問しなければならず、そのためには徹底したスケジュール管理が不可欠です。そして、事業所全体のスケジュール管理をおこなうのもサービス提供責任者の職務となっています。

スケジュール管理を徹底するには、週単位でのスケジュール表の作成などが必要です。そのため、スケジュール管理自体が苦手な人もまたサービス提供責任者には向いてないこととなります。

5. こまかいことを気にしてしまう

サービス提供責任者は、訪問介護サービスにおける管理職のひとつと認識する必要があります。管理職においてはこまかいことを気にしすぎることで、業務が円滑におこなえなくなってしまうことも少なくありません。

そのため、割り切って考えることが苦手で、こまかいことを気にしすぎてしまう性格の人の場合も、サービス提供責任者には向いてないといえるでしょう。

6. 自己管理がうまくできない

訪問介護といってもその業務の範囲は非常に広く、それらを並行して効率的におこなうことも求められるのです。

このことから、訪問介護サービスをとり仕切るサービス提供責任者は多忙になりやすく、体調やメンタルに響きやすいという傾向があります。このような理由から、自己管理が苦手な人もまたサービス提供責任者には向いてないと考えられます。。

どんな人が向いてる? サービス提供責任者がぴったりの人とは

訪問介護サービスでは一般的な身体介護だけでなく、買い物の代行や掃除などの生活面でのサポートもおこなわなければなりません。それらをとりまとめるサービス責任者には広範囲にわたる高い能力が求められ、以下のような特長のある人は適性が高いといえます。

1. 人の役に立ちたい気持ちが強い

訪問介護サービスでは、介護を必要としている人の役に立つことが大きな職務となります。このことは、利用者と直接かかわる機会の少ないサービス提供責任者に関しても例外ではありません。

このことから、人の役に立ちたい人、人に感謝されることでモチベーションが上がり、もっとがんばろうと思える人は、サービス提供責任者に向いているといえるでしょう。

2. サービスをよりよくしたい

訪問介護サービスでは、あらかじめ決められた仕事を単調に繰り返すのではなく、利用者のニーズに臨機応変に応えていくことも重視しなければなりません。そのためには、利用者によってサービス内容を変えるといった工夫が必要となることもあります。

サービス提供責任者には、サービスそのものの内容を決めるという役割もあることから、サービスをよりよくしていきたいという意欲を持つ人も適性は高くなるでしょう。

3. 利用者や家族・職員間の調整役ができる

訪問介護サービスでは利用者だけでなく、その家族とも相談をしながら具体的なサービス内容を決めていくこととなります。また、サービス内容を調整する際には職員の能力などを考慮することも不可欠です。

以上のことから、さまざまな立場の人のニーズや能力を考えながらパイプ役として人と人の間に立ち、調整をおこなうことに長けた人もサービス提供責任者には向いているでしょう。

4. 人に任せられる

基本的に訪問介護サービスにおいて実際にサービスを提供するのはヘルパーであり、サービス提供責任者ではありません。これはサービス提供責任者に、ヘルパーへ指示を出すという重要な役割があるためです。

このことから、自分は動かず、人を信用して任せられる人もまたサービス提供責任者には向いているといえます。

5. テキパキと仕事をこなせる

サービス提供責任者の仕事は、多岐にわたります。とりわけヘルパーとサービス提供責任者を兼務する場合、効率を考えながら仕事をこなしていかなければなりません。

そのため、与えられた仕事をテキパキとこなせる人やスピード感のある人もまた、サービス提供責任者への適性は高いといえるでしょう。

サービス提供責任者を目指すにはどうすればいいの?

ヘルパーなどの介護職に従事している人にとってサービス提供責任者は、キャリアアップにおける目標のひとつとなります。

そのため、ヘルパーなどの仕事をこなしながらサービス提供責任者の仕事に就くための勉強や資格の取得を図るのもよいでしょう。ここでは、サービス提供責任者を目指す際のポイントについて解説します。

「サービス提供責任者」という資格はない

サービス提供責任者を目指す人が大前提として覚えておかなければならないのが、サービス提供責任者という資格はないということです。サービス提供責任者とはあくまでも職種のひとつであり、従事するためには必要なスキルを身につけることが重要となります。

サービス提供責任者になるために必要な資格要件とは?

サービス提供責任者という資格はありませんが、この職種に就くうえで取得すべき資格は存在します。それらの資格は、サービス提供責任者に求められるスキルを有していることを証明するためのもので、資格要件として覚えておくとよいでしょう。

介護福祉士・実務者研修など|実務経験3年+旧ホームヘルパー2級は除外

サービス提供責任者の資格要件のひとつとして挙げられるのが、介護福祉士です。国家資格でもある介護福祉士資格の保有者は、介護に関する高いスキルを身につけていると認められるため、サービス提供責任者として働くことができます。

また、同様に介護系の学校などでおこなわれている実務者研修の修了者もサービス提供責任者として働くことが可能です。ただし、以前は資格要件として認められていた「介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)+実務3年」は、現在では無効となっているため、注意するようにしましょう。

サービス提供責任者はやりがいのある重要なお仕事!

人に指示を出すことや指導をすること、スケジュール管理などが苦手な人の場合、サービス提供責任者の適性は低くなってしまうでしょう。一方、人の役に立ちたい、あるいはサービスをよりよくしたいといった向上心を持って仕事に臨める人などは、サービス提供責任者への適性も高いといえます。

これらのことを踏まえたうえでサービス提供責任者を目指したいという方は、資格要件を満たすための勉強などからはじめるのがおすすめです。

参考元:
介護のコミミ 現場職とどう違う?サービス提供責任者に向いてない人の特徴5
介護をもっと好きになる情報サイト「きらッコノート」 サービス提供責任者に向いていない人・向いている人の特徴は?
ジョブメドレー 【2021年最新版】サービス提供責任者(サ責)とは・仕事内容・なり方・資格要件・などについて調査しました!
介護の資格 最短net サービス提供責任者とは

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