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ヘルスケア 2022-07-19

目標は「骨盤先生(=僕)」を100人作ること!【もっと知りたい「ヘルスケア」のお仕事Vol.61 整体師/榊原睦也さん】#2

「ヘルスケア業界」のさまざまな職業にフォーカスし、その道で働くプロに、お仕事の魅力や経験談を語っていただく連載企画「もっと知りたい! ヘルスケアのお仕事」。

今回お話を伺ったのは、

整体師として活躍する「骨盤先生」こと、榊原睦也さん。

院長を勤める新横浜の整体院「骨盤先生のカラダメンテ」は、なかなか予約が取れない人気店。キャンセルが出ても5分で埋まってしまうんだとか!

前編では、そんな榊原さんが整体師になったきっかけや、YouTubeの人気動画「悶絶整体」の動画が生まれた背景を伺いました。
後編では、この仕事のやりがいや大切にしていること、今後の目標などを伺います。

「どこに行ってもダメだったのに、ここで助けてもらった」
この言葉を聞いたら、整体師は辞められません!

――整体師のいいところや、やりがいを教えてください。

なんといっても、お客さんの喜ぶ顔が見られるところ。お金よりも何よりも、「ありがとう」の言葉が聞きたくて整体師を続けているようなものです。中には5年以上悩んでいた腰痛から解放されて、泣いて喜んでくれた男性がいました。

正直、僕の体の方がバキバキですよ(笑)。ゆっくり休む時間がなかなか取れないし、朝から晩まで施術しているので、整体用の押し棒を使っていても指や腕まで痛くなります。でも、お客さんの笑顔を見たら辛さも吹っ飛ぶ。きっと整体師はみんなそうなんじゃないかな。逆にそういう思いで働かないと、続けられないと思います。

――お客さんに満足してもらうために、大切にしていることは?

何を望んでいるのかをちゃんと見極めること。お客さんがどうして欲しいのかをしっかり掴み取ることだと思います。

特に初回のお客さんは、遠慮して本音を言わないことが多いです。また、僕の施術は「悶絶整体」と言われる通り痛いので、痛い施術を我慢してでも症状を改善したいのか、強い痛みを感じない範囲で施術してほしいのか。我慢できる痛みの程度も、人によって違いますしね。

整体師を名乗っているなら、どこが歪んでいるとか、どこが痛いとかっていうのは、診ればわかること。それを踏まえて「どうしてほしいか」っていう本音を聞き出す。経験だけでなく、コミュニケーション能力も必要ですね。

「全国施術行脚」「骨盤先生100人計画」に向けて
着々と準備進行中!

――今後力を入れていきたいことや、目標を教えてください。

今、2つの計画が進行しています。

1つ目は、「全国施術行脚」
YouTubeをやっていると、全国のかたから「施術しに来てほしい」っていう声をいただくんですが、今まではなかなか行くことができませんでした。中には九州から新横浜まで来てくれたり、アメリカから来てくれたりするお客さんもいるのですが、旅費もかかるし大変ですよね。できることなら、僕自ら出張施術したい。そういう思いから生まれた企画です。

正直そのかたの体を触ってみないと、症状を改善できるかどうかはわかりません。でも、受けたいって言ってくれる人がいるなら行きたい! まずはプレ決行として、9月5日〜12日で広島・福山・岡山での開催が決まりました。これがうまくいけば、北海道、北陸、関西、九州と、全国周りたいと思っています。YouTubeで約束したので、「周りたい」じゃなくて「周ります」ですね(笑)。「〇〇に来てください!」っていうコメントも250件ぐらい頂いているので、絶対実現させます!

二つ目が、「骨盤先生100人計画」
骨盤先生を100人つくろう、という企画です。ここで間違えてほしくないのは、「整体師」を100人つくるのではなく、「骨盤先生(=僕)」を100人つくるということ。そのためには1,000人なのか、10,000人なのか? 本当に全てを任せられる「骨盤先生」が100人できるまで続けます。

骨盤先生がたくさん生まれれば、今予約が取れなくて困っている人も施術が受けられますよね。全国施術行脚で行った先に、骨盤先生の整体院をつくることもできるかもしれない。そうすれば、いつでも気軽に骨盤先生の施術が受けられるんです。

問い合わせはたくさん来ていて、今10人集まっています。現役整体師だけでなく、美容師だったり、理学療法士だったり、中には健康食品を販売しているサラリーマンの人もいるんですよ。もちろん、現段階が素人でもOK。必要なことは全て教えます。

――すごいです! ちなみに、これから整体師を目指す人にアドバイスをするなら?

「技」や「知識」は、一旦考えなくていいです。まずは「気持ち」です。「よくしてあげたい」という気持ちがあれば、技や知識は自然と身についていきます。

最初に技や知識を身につけようとすると、絶対挫折するんです。というのも、理由もなく「覚えよう」と思っても、すぐ忘れてしまいますよね。どんなに技や知識を学んでも、必要なときに活かせなければ意味がありません。

まずは「痛みをとってあげたい」「症状を楽にしてあげたい」という思い、理由の部分ですね。これをしっかり意識する。そうすれば、自ずとテクニックはついてくるはずです。

骨盤先生直伝! 整体師の心得三箇条

――整体師に必要な「心得三箇条」を教えてください!

一、「だろう運転」は絶対しない

第一に、僕たちは人様の体を扱っていることを忘れてはいけません。大工なら、材料を間違えて切っても替えを準備すればいいですが、体に替えはありませんからね。怪我なんてさせたら、絶対ダメです。「自信を持ってできる施術」のみ、やるようにしてください。

ただ、整体の施術に内出血はつきものです。特に初回のお客さんは、施術中怖がって体に力が入りますよね。力が入っているところを無理して指圧すると、どうしても内出血しやすくなります。こういうのは、最初にしっかり伝えてあげることが大切。何も知らせずに内出血ができると、お客さんがびっくりするのも当たり前です。お客さんも納得した上なら、大きなトラブルにもなりません。適切なコミュニケーションをとりながら、施術してください。

二、お客さまのニーズを第一に!

これは先ほどもお話ししましたが、お客さんが第一。特に初回のお客さんは、表面上の言葉だけでなく、しっかり本音を聞き取って施術すること。これにも、コミュニケーションが欠かせませんよ。

三、死ぬまで勉強

人は現状に満足したら、成長が止まります。学ぶことをやめてはいけません。「僕より上手な人はいっぱいいる。そこに追いつきたい、追い越したい!」っていう目標を常に持って、勉強し続けてください。

僕は、みんなの目標になりたいと思ってやっています。そして、みんなに追いつかれないために勉強も続けます。一緒に頑張りましょう!


「今64歳ですが、YouTubeもやっているし、全国行脚も予定しているし、毎日楽しいです!」とおっしゃっていた榊原さん。「全国施術行脚」も「骨盤先生100人計画」も、これからの動きに目が離せません。

貴重なお話をありがとうございました!

取材・文/児玉知子
撮影/喜多二三雄

information

骨盤先生のカラダメンテ
住所:神奈川県横浜市港北区篠原町3014東急新横浜南ビル3F-C
電話:0120-900-214
〈営業時間〉
平日:11時〜21時(最終受付20時)
土日祭日:10時〜21時(最終受付20時)〈定休日〉
火・金曜日
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