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ヘルスケア 2022-12-25

「オンセラ温熱療法」でヨガが苦手な人にも心地よさを提供 ヨガインストラクター・木伏明日香さん

ヘルスケアに携わるさまざまな方たちに、仕事内容や活躍のコツを伺うこの企画。今回はオダカヨガの正式指導者でもあるヨガインストラクターの木伏明日香さんに、お話を伺います。

前編ではどのようにしてヨガインストラクターになったのか、またリピート率が高いという木伏さんのレッスンの特徴を伺います。木伏さんのヨガの核となっているのがオダカヨガ。まるで波のような独特の動きをするこのヨガは、無理なくインナーマッスルにも作用するので、ヨガ経験の浅い人でも安心して参加できるレッスンだといいます。

後編では、木伏さんがヨガとは別に最近取り入れ始めたという「オン
セラ温熱療法」について伺います。ヨガに苦手意識がある方でも、ヨガをやったあとのような心地よさを感じられるものはないかと探して、行き着いた施術だそうです。また木伏さんがこれまで大切にしてきたという、直感を信じた行動についても伺います。

今回、お話を伺ったのは…

木伏(きぶし)明日香さん

ヨガインストラクター

Odaka yoga®︎ 正式指導/RYT 200/IHTA ヨガインストラクター 1級
出産後、友人の勧めでヨガに出会う。ヨガを通して肩こりや頭痛など体調の改善だけでなく、生き方も楽になり、ヨガの可能性に気付く。その後、ヨガインストラクターとして活動を開始し、埼玉県戸田市を中心に、ヨガスタジオ、公民館などでレッスンを行う。13歳、11歳の男の子の母でもある。

木伏明日香さんのInstagram:@taiyodo_asuka

ヨガが苦手な人でも心地よさを感じられる「オンセラ温熱療法」を提供

「オンセラ温熱療法」の施術の様子

――ヨガインストラクターのほかに「オンセラ温熱療法」の施術もされているそうですが、これはどういったものなのでしょうか?

特殊なセラミックカップにモグサやチップを入れて火をつけ、そのカップを体にあてていくことで、体を温める施術です。骨まで温まるといわれていて、自己免疫力が高まったり、自律神経が整う効果があります。

――「オンセラ温熱療法」を取り入れようと思ったのはなぜですか?

いくつか理由があります。ひとつには「仕事には3本柱があるといい」とある方から言われて、ヨガインストラクター以外にもお仕事の幅を広げてみたいなと思っていたんです。実際にはまだ2本柱なのですが(笑)。

あとは周りにヨガをやってみたいけど、体が硬くてできないという方が結構いらっしゃるので、そういう方にヨガが終わったあとのような心地よい感覚を味わってもらえるものはないかと探していたんです。そこで出会ったのが、「オンセラ温熱療法」でした。

また「オンセラ温熱療法」では、丹田を重点的に温める施術を行います。オダカヨガも丹田から動くヨガで、私にとって「丹田」は大切なキーワードでもあるのでピンときました。SNSから「オンセラ温熱療法」で検索して来てくださる新規の方もいて、出会える方も広がったと感じています

直感を信じて行動すれば、自分に必要なことにたどり着く

自分の直感を大切に進んできたという木伏さん

――お話を伺っていると、直感を信じて即行動されている印象があります。

最近は直感を信じて行動をすることが多くなりました。オダカヨガも、「オンセラ温熱療法」もそうですが、直感に基づいて行動をしていると自分が必要なことにたどりつける感じがします

――「最近は」ということは、以前は直感派ではなかったのですか?

はい、以前の私は違いましたね。自分はあまり乗り気ではないのに、妥協をしてしまったり、周りから言われるままにやってしまって後悔したりしたことも度々ありました。

たとえばヨガインストラクターとしてのキャリアが浅かったときも、いろんな座学を受けに行ってこれはちょっと違うなと思うことも多々あったり。

でも最近思うのは、人生というのはそういうものなのかなとういうことです。若いときや経験が浅いときはがむしゃらにいろいろな経験をつんで、段々と自分に合うこと、キーワードが見つかっていき、進むべき道が分かるようになるのかなと思います

さまざまな経験を重ね、臨機応変に対応できるように

これからもヨガを通して、リラックスした気持ちを届けていきたいと木伏さん

――これからヨガインストラクターになりたい方にアドバイスをお願いします。

経験を重ねて、自分が本当にやりたいオリジナルのヨガを確立していくことが、生徒さんにとってもご自身にとってもいいのかなと思います。私も最初のころは、レッスンの始めから終わりまできっちりメニューを決めてその通りにやっていたのですが、それだと疲れてしまいますし、その場にいる生徒さんが求めるいるものとずれてしまうこともあると思うんです。

生徒さんたちとコミュニケーションをとって、そのとき求められているものを臨機応変に提供すると、生徒さんの満足度も高くなります。結果的にヨガインストラクターとして長く活躍できるようになるのかなと思います

――最後に今後の目標を教えてください。

今後はイベントにも積極的に参加していきたいと思っています。戸田市の周辺は、独立されて事業をしているママさんも多いので、その方たちとコラボしてイベントを主催していきたいな、と。ヨガだとどうしてもスペースが広く必要になってしまうので、「オンセラ温熱療法」の方で参加して、まだまだ知られていないこの施術を必要な方たちに届けていきたいです。

これからもヨガや「オンセラ温熱療法」を通して、ひとりでがんばってしまいがちな女性たちに、リフレッシュできる時間、リラックスできる時間を届けていきたいと思っています。


明るく、はつらつとした表情でヨガについて話してくれた木伏さん。ヨガが本当に好きで、生徒さんとヨガをする時間を楽しんでいることが伝わってきました。ヨガインストラクターとして活躍したい方は参考にしてみてくださいね。

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