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介護・看護・リハビリ 2020-02-20

ケアマネジャーの勤務時間と休日の実態について

介護業界において、昨今注目を集めている資格「ケアマネジャー」。
ケアマネジャーの仕事は多岐にわたり、介護を必要としている人の家族からの相談に乗り、施設などの関係各所との調整をして、介護が円滑に行われるようにする仕事もあります。そんなケアマネジャーの勤務時間や休日の実態などについてまとめていきます。

ケアマネジャーの勤務時間

介護施設では、介護を必要としている人と生活を共にしているため、24時間体制で福祉施設を運営しています。そのため、朝や夜中などは関係なく、シフト制や交代制を採用し、土日祝日も関係なく働いています。しかし、介護施設で働くケアマネジャーは、他の福祉関係の職種とは違って、日勤でかつ平日に働いていることがほとんどです。中には、介護職員や看護士とかけもちをしている人もおり、その場合は、他の介護職員と同じような勤務体系になります。

ケアマネジャーの仕事は緊急時にも対応しなければいけないことも多く、携帯電話を肌身離さず持っておく必要があります。利用者の容体が変化した、といった緊急な時には、すぐにかけつける必要があるためです。

また、仕事の一環として、サービス担当者会議といったケアプランの検討会では、利用者とその家族、関係各所とのミーティングを開かないといけないため、土日で開催ということも多いようです。その場合は、平日では集まりにくいため、土日になることもあります。

ケアマネジャーの休日について

ケアマネジャーの休日については、その施設における休日制度に準じます。基本的には、大きな施設になればなるほど、労働基準法をしっかりと守っているところが多いので、休みは取りやすいと言えるでしょう。一方で、訪問介護サービスを行っているような施設の場合には、その事業所の営業日に準ずることになります。

施設によって定休日はまちまちなので、一概にいつの曜日が休みなのかははっきりとは言えないのが現状です。また、施設によっては24時間体制での運営を行っているところもあり、その場合には365日運営している場合が多く、シフト制で交代休を取ることになることが多いです。

例えば、介護職員の仕事を兼務している人の場合は、ケアマネジャーの仕事をしながら、介護職員として働かなければいけないので、自然と休みは少なくなってしまいます。しかし、介護職員との兼務ではない場合、市役所などの公的機関が休みの時には、ケアマネジャーは休みとなることが多いです。

ケアマネジャーの大型連休

ケアマネジャーが働く施設によって大型連休がしっかりと取得できるかどうかが変わってきます。例えば、在宅介護サービスを展開しているような施設で働くケアマネジャーの場合、お正月やお盆といった大型連休に入ると、家族からの支援を受けることが多くなるため、ケアマネジャーへの連絡がこないことがあります。そのような場合には、大型連休をゆっくりと満喫することができるかもしれません。

しかし、介護施設が365日運営しているような施設の場合には、大型連休を取得するのは難しいでしょう。また、ケアマネジャーの業務である訪問業務や相談業務、会議、運営といった仕事は毎日のルーティン仕事ではなく、利用者やその家族の都合によって仕事が入ったり、入らなかったりです。そのため、大型連休中にどうしても仕事が入ることもあります。

また、緊急で仕事が入ってしまうということも少なくありません。そんな時のため、事前に調整できるところは調整しておく、お休みの日に突然のアクシデントが起きないように、できることは対策をしておくことは考えておいた方がいいでしょう。せっかくの大型連休なので、休み中に連絡がどんどんと入ってこないように配慮をしておきたいものです。

ケアマネジャーの仕事は多岐にわたり、施設によっては自ら介護職員として働かなくてはなりません。ケアマネジャーの仕事は、基本的に日勤で平日に仕事を行うことがほとんどです。しかし、中には利用者や、その家族などとの話し合いの場をもつために、土日がつぶれてしまう、なんてこともあるでしょう。また、平日だけと言いつつも、仕事が終わらなければ土日に仕事が入ることもあるかもしれません。

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