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学び・キャリア 2020-03-02

介護福祉士の資格を取得するのに独学での合格は可能か

介護業界でも期待の高まっている、介護福祉士という資格。介護福祉士の資格を持っているだけで、給与面での待遇が良くなったり、責任のある仕事を任せてもらうことのできるチャンスが増えます。また、これからの介護業界では、介護福祉士の資格は従事する者の基本的な資格となるとも言われています。

今回は、そんな介護福祉士の資格を取得する時、独学で合格できるのかどうかについて考察してみました。

介護福祉士試験の勉強方法

介護福祉士の資格を取得したくても、勉強方法がわからないという人も少なくないでしょう。資格の勉強方法は、「独学法」と「資格学校での勉強」の2つに分かれます。

独学の場合には、教材を自分で見つけてきてから、勉強を始めることが必要です。資格学校に通う場合と比べると、費用を比較的抑えることができるので経済的です。

しかし、自分で全て資格勉強を進める必要があるので、自ら勉強スケジュールを立てることが得意な人や、自分を律することができる人でないと続かないでしょう。また、勉強や試験の対策やコツなども自分で調べる必要があるので、想定よりなかなか骨の折れる勉強法となるかもしれません。

一方で、資格学校に通って勉強を教わる場合には、受講料や教材費はかかりますが、試験や勉強方法のコツを教えてもらうことができます。ただし、勉強スケジュールは学校のカリキュラムに合わせる必要があるため、他の仕事や勉強との両立が大変になるかもしれません。

独学での勉強は不利になる?

平成27年度を区切りに、養成学校を卒業するだけでは介護福祉士の資格を取得することができなくなりました。つまり、平成27年以降は介護に関する養成学校を卒業して、さらに国家試験を受験して合格する必要が出てきたのです。

さらに、平成28年以降は、養成学校を卒業しない人が介護福祉士になる場合には、現場経験が3年以上ある、かつ実務者研修を終了していることが必須となりました。しかし、社会人になってから現場経験を経て国家試験を受ける場合、受験勉強に時間を割くことはなかなか難しいのが現状です。

養成学校を卒業してから介護福祉士になる場合、もしくは現場での実務経験を3年以上積んでから介護福祉士になる場合でも、どちら国家試験を受験する必要があります。しかし、養成学校へ通う人の場合には、受験勉強は学校在籍中に可能のため、現場経験3年以上を経てから受験する人たちに比べて、受験勉強に時間を割くことができるでしょう。

独学でも受験勉強次第で合格の可能性はある

受験勉強を独学で行う場合、合格は不可能に思えますが、実際は受験勉強の内容次第で、独学法での試験合格も可能です。

独学で受験勉強をする場合でも、必要となる参考書や過去問は一般の書店で購入することができます。また、仕事をしながら勉強しなければならない場合でも、通信教育を利用して受験対策を行うことも可能です。自分で申し込みを行えば、模擬試験の受験することができます。

また、資格学校に通っていたとしても、授業中に聞いたことをその場で全て覚えることは不可能でしょう。つまり、一概に学校に通っているからといって、勉強内容が全て身についているわけではありません。日頃の復習や苦手対策など、授業以外の部分で自主学習することは必須であると考えられます。

その点においては、資格学校に通っているかいないかは、あまり関係がないという見方もできます。このように、独学で勉強する場合には、有効な学習方法で自主学習をしっかり行うことで、資格学校に通う場合と遜色ない試験勉強が可能です。

介護福祉士の資格を取得するためには、独学で不利になるかどうかで言えば、不利にはなるでしょう。その理由には、一緒に受験勉強をする仲間がいない、受験勉強の効率の良い方法を教わることができない、といったことが挙げられます。しかし、絶対に受験勉強を成功させる、といった気持ちを持てば不可能ではありませんので、独学法で挑戦してみるのも良いでしょう。

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