ヘルスケア&介護業界の応援メディア
介護福祉士
学び・キャリア 2019-08-18

介護福祉士の転職におすすめの職種は?経験を活かせるおすすめの資格を紹介!

介護福祉士として働いていたが、さまざまな事情で転職を考えている方もいるでしょう。せっかく国家資格である介護福祉士を取得しているのだから、できれば今までの介護福祉士としての経験を活かせる職場で働きたいと思うかもしれません。

ここでは、介護福祉士の資格を活かせるおすすめの職種や資格についてご紹介します。介護福祉士の経験を、これからのスキルや給与アップにつなげたいという方は検討してみてください。

介護福祉士の転職におすすめの職種は?

介護福祉士
介護福祉士は、介護についての知識や技術を持ち合わせているため、転職で介護職を中心に探す方が多いのではないでしょうか。しかし、介護福祉士として働いた経験は、介護職以外でも十分に活かせるのです。ここでは介護福祉士が転職する際におすすめの職種を4つご紹介します。

①介護職

介護の仕事が好きであれば、違う介護施設などへの転職をおすすめします。介護の仕事は続けたいものの、現在勤務している施設のお給料に不満のある方や人間関係に悩みのある方、勤務体制に不安を感じている方などにおすすめです。

施設で勤務されたことのある方であれば、訪問介護やデイサービスなどあるところに働くことがよいでしょう。訪問介護やデイサービスなどは日勤帯での仕事が主なため、勤務体制が安定しやすくなります。

また、訪問介護は基本的に一人で行なう仕事ですので、常に同僚と一緒に仕事をする必要がありません。人間関係に悩まれている方におすすめです。

②事務職

介護職は体力的に厳しいものの、介護業界には関わっていきたいという方におすすめなのが事務職です。

医療施設や介護施設での事務職であれば、介護福祉士の知識や経験が大いに活かせます。また、介護福祉士の立場に立って、事務処理をすることもできるでしょう。事務職なら患者さんや利用者さんを介護することはないので、介護職が体力的にきつい方におすすめです。

勤務体制もカレンダー通りの日勤のみになるので、小さいお子さんや家庭の事情で日勤でしか働けない方にも向いているといえます。

③営業職

介護職で培ったコミュニケーション能力を生かして営業職に就くというのもおすすめです。最近では、介護福祉士の知識を活かして介護用品の営業職に就くケースも増えています。
人とコミュニケーションをとるのが好きな方や違う業種にチャレンジしてみたい方におすすめです。

④販売などのサービス業

サービス業は未経験者でも比較的募集が多く、チャレンジしやすい職種といえます。介護職で培ったコミュニケーション能力を活かすことができるので、人と接するのは好きだが介護業界から離れたいという方におすすめです。

介護の経験を活かせる仕事につきたい! おすすめの資格は?

介護福祉士
転職に向けてもっとスキルアップしておきたいと考えて、他の資格を取ろうと考えている方もいることでしょう。ここでは、介護福祉士の資格を活かして転職する際に取っておきたいおすすめの資格について紹介します。

ケアマネージャー(介護支援専門員)

ケアマネージャーは、正式には「介護支援専門員」といいます。職場などでは、略して「ケアマネ」と呼ばれることが多いでしょう。

ケアマネージャーの仕事は、介護認定を受けた人が適切なサービスを受けられるように介護プランを作成し、施設や行政などと調整を行なうことです。医療機関や施設、行政などと連携をとり、利用者の方が安心して生活できるようにサポートするのです。

要介護者が施設や医療機関や在宅で介護サービスを受けるには、ケアプランを作成する必要があります。ケアマネージャーがこのケアプランを作成します。

また、介護サービスを受けている本人や家族から、介護保険サービスについて相談があれば応じ、利用者さんの身体状況に合わせたサービスを提案します。

どうすればケアマネージャーになれるの? 試験合格+実務研修

ケアマネージャーになるには、「実務経験5年以上かつ900日以上」経過している必要があります。この実務経験はパートやアルバイトも含まれます。どんな雇用形態であれ、介護職として働いている期間が5年必要だということです。

ケアマネージャーになるには、「介護支援専門員実務研修受講試験」を受けて合格しなくてはなりません。この試験は年に一回のみしか行われないので、希望する方は見逃さないようにしてください。申込期間は都道府県によって異なりますので、受験する都道府県の実施団体が発信する情報を確認しておきましょう。

この試験に合格すると、次に「介護支援専門員実務研修」を修了する必要があります。
この研修時間は全国共通しており、87時間となっています。東京都での研修日程は、前期研修8日間、実習3日間、後期研修7日間となっています。料金も都道府県ごと違うので、こちらも事前に確認しておきましょう。

この実務研修を終了し、3カ月以内に介護支援専門員登録簿への登録と、介護支援専門員証の交付申請を行います。およそ1カ月後に介護支援専門員証が交付され、交付後はケアマネージャーを名乗ることができます。

社会福祉士

社会福祉士も介護福祉士と同じく国家資格です。社会福祉士は「ソーシャルワーカー」とも呼ばれます。社会福祉士の仕事は、心身や経済のハンディキャップを持つ人の相談を受け、その人がスムーズに生活できるよう支援や問題解決を行なうことです。

職種としては、生活支援員、児童指導員、ケースワーカーなどがあたります。対象は高齢者やこども、障碍者、地域住民、低所得者などさまざまで、働く場所も保健センターや市役所、医療機関など、多岐に渡ります。

どうすれば社会福祉士になれるの? 国家試験合格

国家資格になりますが、まずは受験条件を満たす必要があります。受験資格を得るには12通りのルートがあり、ルートを選ぶ際には4つのポイントに注目してください。

・福祉系の大学または短大で指定の科目を修了する
・1~2年の実務経験がある
・6カ月以上(大学や短大によっては1年以上)の養成施設に通う
・4年以上の実務経験がある

4年制大学と短期大学で実務経験が必要になるかどうかが異なりますし、修了した科目によって養成施設に通う期間が変わってきます。ルートが複雑になので、自分がどのルートに行けるかは、以下のページを参考にしてみてください。
http://www.sssc.or.jp/shakai/shikaku/route.html

保育士

保育園などで働く保育士の主な仕事は、子どもの保育を行なうこと、保護者に保育に関する指導を行なうことです。実務では、保護者の代わりに子どものおむつ交換や食事の援助、生活全般のお世話などがあります。

子どもひとりひとりに合わせた対応や、介護職で培った知識や技術が活かせる職場といえます。近年では発達障害を持つ子どもへの対応も求められており、介護職で働いていた際に障害児を見ていた経験がある方におすすめです。

どうすれば保育士になれるの? 国家試験合格

保育士を受験する際も、まずは受験資格を満たす必要があります。受験資格におけるポイントは以下の2つです。

・指定の大学や短期大学、あるいは専門学校で2年以上在学して必要な単位を取得している
・児童相談施設などで2年以上(最終学歴によっては5年以上)の実務経験がある

試験内容は筆記試験と実技試験があり、筆記試験に合格すると実技試験に進むことができます。実技試験では音楽表現、言語表現、造形表現の中から2つを選択して受験します。筆記・実技ともに合格すると、保育士の資格を得ることができます。

保育士試験は2016年から年に2回行なわれるようになったので、受験資格さえ満たしていればチャレンジしやすい資格といえるのです。

やっぱり介護施設に勤務したい! 求人情報をチェックしよう!

介護福祉士
どの地域でも介護職の需要が高まっており、介護福祉士の経験があれば即戦力として採用されやすくなります。介護職が好きで、次も介護職で働きたいという方は、求人情報を随時チェックしましょう。

自分で探すのが大変な場合は、求転職サイトを活用することもひとつの有効手段です。転職サイトを利用すると、多くの求人をまとめてチェックできるので、自分に合った求人情報を見つけやすいいというメリットがあります。

介護の転職を専門としている転職サイトもあり、介護や福祉の求人に絞って探しやすいうえに、求人情報から説明会の予約も申し込める場合があるので、合わせて活用してみてください。

自分に合った仕事を見つけよう!

介護福祉士
転職するなら、自身の持っている介護福祉士の資格や知識と、現場で培った技術などを活かして働ける仕事をおすすめします。介護職以外を希望するなら、ケアマネージャーや社会福祉士、保育士などが挙げられます。

転職を機に、自分が持つキャリアプランや目標は何か、自分に合う仕事は何かを考えてみましょう。就きたい職種が決まれば、次の行動がおのずと見えてくることでしょう。

出典元
・公益財団法人 東京都福祉保健財団 介護支援専門員 実務研修
http://www.keamane.tokyo.jp/2-1_k_jitsumu.html
・公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 受験資格(資格取得ルート図)
http://www.sssc.or.jp/shakai/shikaku/route.html
・一般社団法人 全国保育士養成協議会 保育士試験を受ける方へ
https://www.hoyokyo.or.jp/exam/index.html

この記事が気に入ったら
いいね!してね

介護福祉士

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事