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マネー 2019-09-04

ホームヘルパーの給料や年収が知りたい!月収アップにおすすめの方法とは

ホームヘルパー(訪問介護員)として働く、あるいはこれからホームヘルパーを目指す場合、やはり月収や年収平均がどれくらいになるかは気になるところです。「ホームヘルパーは仕事がきついのに給料が少ない」という声も少なくないのですが、実際のところどうなのでしょうか。

今回の記事では、最新の求人情報を元にホームヘルパーの月収や年収、時給などを解説していきます。また、ホームヘルパーとして収入をアップさせるおすすめの方法も合わせてご紹介します。

ホームヘルパー(訪問介護員)の給料や年収は? 求人情報を調査!

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ホームヘルパーはパートやアルバイトという形でも仕事をすることができ、時間も融通が利くため女性を中心に人気の職種となっています。そこで気になるのがホームヘルパーの時給や月収・年収についてです。今回は最近の求人情報を調査したうえで、ホームヘルパーの給与事情について詳しく解説していきます。

ホームヘルパーの給料の相場は?

ホームヘルパーの仕事は、おもにパート・アルバイト、正社員、派遣社員の3種類に分かれます。ここでは、東京で正社員として働く場合の給料の相場を見ていきましょう。

資格の有り無し、夜勤を含むか否かで給料は微妙に違ってきますが、最近の求人の傾向を見ると、月給は20~25万くらいが相場となっています。医療・介護職専門の求人サイトで検索してみると、月収25~30万の求人もみられます。

未経験で資格がない人でも応募できる求人ほど月収が少なく、介護福祉士やホームヘルパー1級・2級など資格が必須な求人ほど月収が高い傾向が見られます。なお、どの施設であっても、正社員であれば賞与(ボーナス)が支給される可能性は高くなっています。

平均年収はいくらくらい?

厚生労働省が発表した2018年度の「年賃金構造基本統計調査」をもとに算出したホームヘルパーの平均年齢は46.8歳、平均月収22.7万円、12カ月で計算すると約270万となります。賞与の平均は約57万円で、年収の合計は約327万円です。

アルバイトやパートの時給は?

続いてアルバイト・パートの時給についてですが、最近の求人情報を調査したところ、ほぼすべての求人で時給1000円以上となっています。求人全体で時給の幅を見てみると、1000~1500円の間が多い傾向にあります。

実務経験者や資格保持者になると時給1500円以上の求人が増え、夜勤勤務の場合はさらに時給がアップします。同じヘルパーの仕事でも身体介護と生活援助は別ものですが、生活援助の仕事になると時給2000円以上になることが多くなります。

派遣だと月収はどれくらい?

派遣でのホームヘルパーの求人を調べたところ、月収23~26万が多く、月収平均は24万ほどです。意外なことに、ホームヘルパーという職種は正社員よりも派遣社員のほうが月収は高くなります。

派遣社員の場合、雇用が安定しない代わりに、労働条件の交渉は派遣会社がおこなうため希望の条件(給与や勤務時間)で働ける可能性が高いといえるでしょう。ケアマネージャーなどの資格を保持している人は月収30万近くになることもあります。

給料が安くて生活がツラい…収入アップにおすすめの方法とは?

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ホームヘルパーの仕事をしている人のなかには「体力的にきついのに収入が安くてつらい…」と思う人も多いようです。では、収入をアップするにはどうすればいいのでしょうか?

①もっと条件のよい施設へ転職する

現在、日本は高齢化社会になり、介護職員の需要は日に日に増しています。介護職員の数は常に不足しているため、基本的に就職先に困ることはありません。しかし、介護施設ならどこでもよいということではなく、自分にとってよりよい条件の施設を探すことが重要です。

それぞれの施設によって給与形態は異なり、それだけ収入面にも大きな違いがあります。同じレベルの労働環境、勤務時間であるならば、できるだけ給料が高いほうを選ぶべきです。医療・介護専門の求人情報サイトを利用すれば、どの施設がどれくらいの給与形態になっているかがわかります。複数の施設の給与額を比較検討し、最もい収入が実現できる職場を見つけてみましょう。

年齢はネックになる?

施設などで働く介護職員の年齢層は30~49歳が最も多くなっているのに対し、ホームヘルパー(訪問介護員)として働く人は40~49歳が22.9%、50~59歳が27.5%、60歳以上が31.6%と年齢が高くなればなるほど割合が多くなっています。特に女性のホームヘルパーはその傾向が強く、60歳以上は女性全体の32.5%を占めます。

このような傾向から、年齢はさほどネックにはならないといってよいでしょう。また、介護業界は人手不足ということもあり、定年後の再雇用制度を導入している施設も多く、60歳以上のホームヘルパーの割合が増加しています。

②上位資格を取得する|初任者研修からキャリアアップ

ホームヘルパーとして高収入を得たいならば、できるだけ上位の資格を取得して仕事の幅を広げていくという方法もあります。

ホームヘルパーとして働くには、介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)が必要です。初任者研修はホームヘルパーとして入門資格といえる資格です。ここからさらに、介護職員実務者研修(旧ヘルパー1級)、介護福祉士など、より上位の資格取得を目指すことができます。上位資格を取得していれば、任される仕事の内容やポジションが変わって給料アップが望めます。

実務者研修

実務者研修は、初任者研修より上位に位置する研修です。初任者研修よりさらに幅広い知識と技術が必要とされ、講習期間は6カ月以上、必須講習時間は450時間を超えます。ただし、初任者研修や介護職員基礎研修など特定の研修を修了している人、特定の資格を保持している人は一部の科目が免除されます。

実務者研修よりもさらに上位に位置する資格に介護福祉士があります。介護福祉士の受験条件には実務者研修修了も含まれているため、介護福祉士を取得してさらにキャリアアップを望む場合、実務者研修修了は必須となります。

介護福祉士

介護福祉士は、介護職の資格のなかで唯一の国家資格であり、実務者研修より上位に位置する資格です。実務者研修よりも高度な技術と豊富な介護知識が求められますが、その分介護業界における信頼性は高く、より高い収入を目指して就職・転職をするときに強い武器となります。

介護福祉士の資格を取得していると、給与面だけでなく、さまざまな面で優遇措置を受けられるケースが増えます。介護福祉士の資格を取得するルートをご紹介しておきます。

・養成施設ルート
「普通科高校を卒業後、介護福祉士養成施設で2年以上学んでから国家試験を受ける方法」と「福祉系大学などを卒業後、介護福祉士養成施設で1年以上学んでから国家試験を受ける方法」の2つがあります

・実務経験ルート
介護施設等で3年(1,095日)以上勤務して540日以上介護業務に従事し、「介護職員実務者研修」を修了すると、国家試験を受けることができるようになります。

また、介護施設等で3年(1,095日)以上勤務して540日以上介護業務に従事し、「介護職員基礎研修」と「喀痰吸引等研修」を修了したあとに国家試験を受けることでも、国家試験を受けることが可能です。

なお、受験時に実務経験日数が不足している場合でも、試験実施年の3月末日までに達する見込みがあれば受験資格を得ることができます。

他にも、福祉系の大学や専門学校などを修了する「養成施設ルート」や、インドネシア、フィリピン、ベトナム国籍の方が日本で介護福祉士を目指す「経済連携協定(EPA)ルート」があります。

ホームヘルパーは福祉社会を支える大切な職業! 自分に合った職場を探そう

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高齢化社会が進む日本にとって、ホームヘルパーの仕事とその役割はとても重要です。しかし、きつい仕事の割に給料が少ないという問題点があります。

人手不足を背景にホームヘルパーの求人は非常に多く、就職そのものはさほど難しくありません。数多くある求人、介護施設のなかで、給与面や労働環境面でできるだけ自分に合った職場を探すことが大切です。

収入面をさらに改善したいときは上位資格を取得してキャリアアップを目指すという方法もあります。資格取得者は収入だけでなく、さまざまな面で優遇を受けやすいのがメリットです。

出典元
・公益財団法人 介護労働安定センター 平成29年度 「介護労働実態調査」の結果
http://www.kaigo-center.or.jp/

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