世界の癒しを詰め込んで高いリピート率を誇るボディケアサロン『JANNA』
『JANNA』は代々木上原駅の目の前に位置しているボディケアサロンです。「神の雫」と言われているモロッコ原産の貴重なアルガンオイルをはじめ、イスラムの伝統的な蒸し風呂「ハマム」など世界の癒しの技術を詰め込んだメニューが特徴的。2010年のオープン以来、ずっと通い続けているお客さまもいるほど、多くの方々がその技術の虜になっています。
今回はそんな『JANNA』の副店長の斉藤やよいさんにインタビュー。前編ではサロンのコンセプトやこだわりに手技などについて伺いました。
2010年オープンの実力派サロン
幅広い年齢層から支持を集め、高いリピート率を誇る
―まず『JANNA』のオープンについて教えてください。
2010年10月28日に代々木上原でオープンしました。今は恵比寿にもうサロンを構えており、2店舗を展開しています。代々木上原店は駅前の立地ということもあり、開店当初から通い続けていただいている方も多くいらっしゃいますね。毎月だいたい300名ほどのお客さまが来店されて、そのうちの200名ほどはリピーターの方です。恵比寿店は新規の方とリピーターの方が半々ですね。
―お客さまには、どのような年齢層の方が多いのでしょうか?
20代のOLさんから60代のサラリーマンまで幅広いお客さまがいらっしゃいます。男女比は、女性8割の男性は2割ほどです。23時30分まで営業しているため、仕事終わりにふらっと施術を受けに来る方も多く、金曜日の夜はとくに混む印象があります。
コンセプトは「アラブの美」と「アジアの手技」
「英国式」と「台湾式」をミックスしたリフレクソロジー
―サロンのコンセプトはありますか?
アラブの内観美とアジアの手技をコンセプトに掲げています。まず内観は、モロッコの様式美を取り入れています。当店のトリートメントメニューにはモロッコ南西部原産のアルガンオイルを使用しており、お店の強みでもあるためモロッコを前面に打ち出しているんです。また施術室が『モスク』、『ローズ』、『サハラ』の3種類に別れていることも大きな特徴で、個室の『モスク』は真っ白な壁が印象的な神秘的な空間。半個室の『ローズ』はモロッコ・マラケシュの高級スパをイメージしています。最後に、こちらも半個室の『サハラ』は砂漠の静寂をイメージした安らぎの空間です。お気に入りの部屋を見つけることもお客さまの楽しみのひとつになっていると感じています。
―次に手技について詳しく教えてください。
リフロクソロジーでは体内に停滞した老廃物や毒素を排出するため、足裏の臓器や器官の反射ゾーンを指でくまなく刺激しています。リラックスを重視した『英国式』と体質改善や健康を求めた『台湾式』をミックスしており、イタ気持ちいいを追求していることが『JANNA』こだわりのポイントです。指圧はとくにこだわっており、圧をかけ過ぎると足裏が張ってしまい内蔵がスッキリしないので、刺激を与え過ぎないように意識しています。リフロクソロジーは「痛いほうが効く」と思っている方もなかにはいらっしゃいますから、説明しながら身体がもっとも癒される施術を提供していますね。
施術前に足浴を行うメリットとは?
施術効果がでやすい状態に導く足浴の魅力
―具体的に施術はどのような流れで進むのでしょうか?
まずは、足浴をしながら10分ほどのカウンセリングを行います。こだわりとしては、通常コースの場合であればカウンセリングはメニュー時間には含まれていません。60分コースと書いてあって、カウンセリングで10分をとられたら、お客さまが損をした気分になりますから。もちろんカウンセリングではじっくりとお話しを聞いており、また足浴からスタートすることは施術にも効果的です。
―足浴からスタートすると、なぜ施術に効果的なのでしょうか?
足を温めることで血流がよくなり、施術効果が出やすい身体状態を作ることができます。ちなみにお湯にはレモングラスを垂らして、リラックス効果を高めていることもポイントです。また、私たち術者がお客さまの身体状態を知ることもできます。体の疲れは足の裏に出やすく、たとえばサービス業の方だと足が張っていることが多いです。そのため「下半身を重点的にやりましょう」など、お話しをしながら施術内容の詳細を決めていくこともできます。
ペアルームもあるためカップルやご夫婦でのご利用も多いという『JANNA』。後編では人気メニューやセラピストという職業の魅力について伺いました。